【躍進の秘密】若き才能とベテランの融合:ティンバーウルブズの強さ
こんにちは。
お世話になります。
NBA FAST BEARK 太郎です。
今回は、20年ぶりにカンファレンスファイナルへたどり着いたミネソタティンバーウルブズについて話して行きます。
どうやって、約10年前まではドアマットチームとも言える最下位から今のところまでたどり着いたのかを少し歴史を振り返りながら話していきます。
始まりはタウンズから
ミネソタは低迷期が続いていましたが、ここへきて驚異的な進化を遂げています。
この急成長の要因は、ドラフト戦略、トレード、そして選手育成など、再建チームとしてのしっかりとした流れを作れたことがあります。
現在、ここまでの躍進を遂げた全ての始まりは2015年ドラフトで全体1位指名したKAT、カールアンソニータウンズを獲得したことから始まります。
その前年にもドラフト1位指名されたばかりのアンドリューウィギンスをケビンラブとのトレードで獲得。
ウィギンスは新人王を獲得するもチームの成績は振るわず、16勝66敗のリーグワースト、最下位に。
この翌年にタウンズを1位指名しています。
その後、今のニックスのヘッドコーチであるトムシボドーにヘッドコーチを変更し、2017年にジミーバトラーをトレードで獲得するも、プレイオフで敗退。20年にタウンズの友人であるDlo、今はレイカーズにいるディアンジェロラッセルをウィギンスとのトレードで獲得するも20年、21年は13位でシーズンを終え、プレイオフに出られず。
僕もタウンズ、ウィギンス、ラビーンの時代や、ジミーが入った頃のミネソタはかなり期待をしていたんですが、思ったように噛み合わずって感じでしたね。
あと、タウンズもウィギンスも高い能力はあるのに、それを引き出せてないと言うか、伸び悩みの言うか、歯がゆい感じでしたね。
Dloとタウンズのコンビも期待されたほどでもなかったですね・・
タウンズは優秀だがGO to Guy ではない。
現在のミネソタを引っ張っているのは、2020年にドラフトされたアンソニーエドワーズですが、やはり、ウィギンスやKATとの差は、GO to Guy であるか?
リーダーとしての器があるか?ここになってくるはず。
ジミーバトラーが在籍時に、彼らウィギンスやKATの練習や試合への取り組む姿勢について批判しているといった記事が出たことがありますが、彼らはリーダーとしての器ではないし、試合を決定づける場面で責任を取れる選手ではないということ。
アンソニーエドワーズのリーダーシップについては、賞賛されています。
ただ、まだ、試合を決定づける場面でのプレー経験は少なく、このプレイオフでも、カンファレンスファイナルでも経験不足からのターンオーバーが見られます。
しかし、これは成長痛として捉えていかなければならないと思います。
話を戻すと、アントはこれまで欠けていた爆発的な得点力とリーダーシップをもたらしました。
アントの加入後、3シーズンでチームは大きく成長しました。 タウンズは引き続き平均21.8得点、8.3リバウンド、3.0アシストを記録するなど堅実な成績を残しましたが、ゲームチェンジャーとなったのはやはり、アントでした。
タウンズはアントの得点力上昇に伴い、守備やプレーメイキングに注力できるようになりました。
タウンズとアントの相乗効果に加え、他の重要な獲得選手も加わり、ティンバーウルブズは現在のカンファレンスファイナル進出につながるような力がついたのです。
ナズリードの出現
第2戦の彼の活躍を見て、ナズリードが2WAYで入団しているプレイヤーだと思う人はいないはず。
そう、そのプレイヤーはナズリード。
2WAYというのは、我らが渡邊雄太選手が最初にメンフィスグリズリーズとした契約で、言わば、半分NBAプレイヤーだけど、半分NBA参加の下部リーグ、Gリーグのプレイヤー。人によってはずっとGリーグにいるっていうこともあり得る契約です。
そんな契約から始まったナズリードが、このカンファレンスファイナルという大舞台で、KATをベンチに押しやって試合の重要な場面でコートに立っているのは、少し異常なことだと言えます。タウンズはドラ1、ナズは2WAYですからね。
もらっている金額も約1300万ドルのナズに対してKATは3600万ドルです。(円安が切なすぎるので円換算はしません)
このナズリードを2019年に獲得して、育てた結果、今シーズン6thマンも受賞という花を咲かせることが出来ました。
そして、2020年にアントと共に、獲得したジェイデンマクダニエルズも、多彩な攻撃が出来る2WAYプレイヤーとして、成長してきています。(分かりにくいですが、ここで使う2WAYプレイヤーはオフェンスでもディフェンスでも優れているという意味です。)
アントとジェイデンの成長は、KATが入団から9年かけて、一人で踏ん張ってきたミネソタを一つ上のレベルへと押し上げてくれています。
クリスフィンチHCを招聘
そして、ミネソタの首脳陣は、はクリス・フィンチをヘッドコーチに招聘しました。 フィンチは革新的なオフェンス戦略と若手育成能力で知られていました。
フィンチの加入は、ティンバーウルブズにとって大きな転換期となりました。
久しぶりのフルシーズンとなった2021-22シーズンに、46勝36敗の成績を収め、2018年以来となるプレイオフ出場を果たしました。
プレイオフ1回戦でメンフィスに4-2で敗れましたが、何かが、このチームで確実に動いた瞬間でもありました。
そして、2022年に今回の受賞で4回目のDPOYと7度目のオールNBA ディフェンシブファーストチーム入りを果たしたルディゴベアを獲得。
ゴベアの獲得でミネソタのリム周りのディフェンスを大幅に改善し、相手チームのリム付近でのシュート成功率を49.3%に抑えました。
彼の存在は、ティンバーウルブズのディフェンス戦略を変え、トップチームと互角に戦えるようにしました。
この獲得は、ティンバーウルブズがチャンピオン候補へと進化する上で重要なステップとなりました。 ゴベアの加入は、アンソニー・エドワーズやカール・アンソニー・タウンズのような選手を補完し、今シーズンのプレイオフの躍進に貢献しています。
ベテランガード マイクコンリーの獲得
さらに、2023年のトレードデッドライン直前でDloを放出し、ユタからベテランガード、マイクコンリーを獲得。
Dloでも悪くはなかったのですが、チームとしてより安定感を求めての獲得したマイクコンリーは、元々、ユタでゴベアとも一緒にプレーしていたこともあり、フィットは問題なく、そして、このチームに求められていたベテランのリーダーシップを得たことにより、ミネソタのチームケミストリーを強化し、同時にこのトレードで、ニキール・アレクサンダー・ウォーカーも獲得し、チームの厚みを増すなど、プレイオフ上位チームへのチャレンジの権利を得ました。
2022-23シーズンのプレイオフは1回戦でこの年チャンピオンのデンバーナゲッツと対戦。
このデンバー戦では手の骨折のためジェイデンマグダニエルズが不在でしたし、トレードデッドライン後からプレイオフまでにチームを仕上げることは出来なかったのが敗因ではありましたが、確実な手応えと共にシーズンを終了。
そして、今シーズンは序盤からウエストのトップ3をキープし続け、3位でプレイオフへ。
圧倒的なオフェンス力を誇るサンズを4連勝、スウィープで退け、そして、チャンピオンのデンバーを7戦までもつれながらもアント、タウンズの活躍で撃破。
そして、このカンファレンスファイナルに進んでいます。
現在、ホームで2連敗と少し乗れていないところはありますが、1、2戦でカイリーに勉強代を払ったアントが、盛り返してくれるだろうし、2戦目は絶不調で25分の出場時間にとどまったタウンズも、この積年の苦労を晴らすかの如く、獅子奮迅の活躍を期待しています。
そして、アントは重要な場面で臆することなく、シュートが入らなくても良いので、最後まで自分でやり切って欲しいし、タウンズはもっと、素晴らしいフェィダウェイも良いけれど、サイズを生かしたプレーをして大暴れして欲しい。
ちょっと、ジェイデンが全くルカを止めることが出来ていないところは気にはなりますが。
3戦目以降のミネソタの戦いに期待しています!!
さあ、今回はミネソタの躍進について話してみました。
是非、コメント欄でご意見聞かせてください。
アントの大覚醒期待してるで!!
NBA FAST BEARK 太郎でした。
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・バッシュ Curry4 フロトロ
・NBAファン歴は'95-'96シーズンから'92年のシカゴ ブルズ vs ポートランド トレイルブレイザーズのNBAファイナルをテレビで観て、こんな世界があることに衝撃を受けました。その後、マイケルジョーダン 1回目のカムバック'95-'96 シーズンからNBAの虜に。
仕事が忙しく、見られないシーズンもありましたが、2013年から仕事で独立し、自身の会社を経営しながら、毎日NBA三昧の日々。
ゴールデンステイトウォリアーズのバスケに魅せられて、完全なるDubNationに。※DubNation・・・ウォリアーズファンの意味です。
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R.I.P Kobe&Gianna 2020/1/26
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