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ルカ・ドンチッチ 試合後インタビュー:チームの戦い方と個人の成長


1. チームの「戦う姿勢」について

インタビュアー:

「スロベニア語で『誕生日おめでとう』の言い方を覚えようと思ってたんだけど、まだちょっと自信がないから(笑)、とりあえず英語で言っておくね。」

「さて、チームに加わってから、試合の中で感じた『戦う姿勢』や『粘り強さ』についてだけど、特に今日のような4日間で3試合、しかも連戦という厳しい状況でも勝ち切れるチームの精神力について、どう感じてる? チームメイトについてどんな印象を持った?」

ルカ・ドンチッチ:

「そうだね、特に今日はそれがよく表れていたと思う。
連戦で、しかもスタメンの2人がいない中で戦うのは本当に厳しい試合だったけど、それでも僕たちはチームのキャラクター(個性や精神力)をしっかり示せたと思う。」

「それに、セカンドユニットが、特にブロン(レブロン・ジェームズ)と一緒にプレーしたメンバーが、僕たちにエネルギーを与えてくれた。彼らが試合のペースを上げて、もっとハードにプレーするように刺激をくれたおかげで、今日の勝利につながったんだ。」


2. クリッパーズ戦での個人プレーについて

インタビュアー:

「ルカは、プレーオフでも何度もクリッパーズと戦っているよね。今日の試合でも、ズバッツを引き出して1on1の状況を作って、4Qでは2本のステップバックを決めていたけど、そういう場面では『これはもう自分のスタイルだ』みたいな感じになるの?」

ルカ・ドンチッチ:

「うん、ちょっとそんな感じかな。
でも、今日は普段と違って『待たずにすぐ仕掛ける』ことを意識していたんだ。それが4Qのプレーにもつながったと思う。」


3. チームメイトの貢献について

インタビュアー:

「今日はオースティン(リーブス)とルイ(八村塁)がいない中で、オフェンスの多くをルカとレブロンが担うことになったけど、その中で、バンドゥ(バンダービルト)、ゲイブ(ヴィンセント)、ジョーダン(グッドウィン)、トレイ(ジェイミソン)といった選手たちが見せたプレーについてどう思った?彼らのプレーがチームにもたらしたものを教えてくれる?」

ルカ・ドンチッチ:

「さっきも言ったけど、彼らはこの試合に『生命(エネルギー)』を与えてくれたよね。彼らが試合の流れを引き寄せてくれて、僕らに『もっと良くなれる』って思わせてくれた。特にブロンがベンチに下がったときに、彼らが攻守両面でしっかり走って、守備を頑張ってくれた。彼らがいなかったら、この試合には勝てなかったよ。」


4. ルカ自身の1年間の変化について

インタビュアー:

「この1年間で、ファイナル進出、チーム移籍、そして家族も増えたよね。そういう変化を経て、今の自分をどう感じてる?」

ルカ・ドンチッチ:

「うん、すべて順調だよ。
僕は幸せだし、それが一番大事なことだよね。
娘も生まれて、家族も元気で、周りの人たちもいい人ばかり。
だから、僕にとってはそれで十分なんだ。」


5. チームに合流する前の期間について

インタビュアー:

「JJ(レディックHC)が話してたんだけど、ルカがチームに合流する前の約1週間、チームはインディアナやクリッパーズ相手に大きな勝利を挙げていたよね。その期間、試合を外から見ながらチームについて何を学んだ?そして、復帰後に自分がどうフィットしていくべきか、どう考えた?」

ルカ・ドンチッチ:

「まず最初に感じたのは、彼らが『すごくつながりを持ってプレーしている』ということ。攻守両面でボールがよく動いていて、それが僕の最初の印象だった。だから、僕が復帰した後は、そこにしっかりフィットすることを意識したんだ。普段の自分とは少し違うスタイルのバスケットかもしれないけど、チームメイトは僕に『お前らしくやっていい』と言ってくれたし、
まだまだ道のりは長いけど、少しずつ『自分らしさ』を取り戻しているよ。」


6. ディフェンスの向上について

インタビュアー:

「チームはここ1ヶ月半リーグトップのディフェンスを誇っているよね。でも、オールスター明けの直近6試合は、相手を全て102点以下に抑えている。このディフェンスの強度をさらに一段上げられた要因は何だと思う?」

ルカ・ドンチッチ:

「みんながディフェンスでお互いを支え合っていることが大きいと思う。
誰かがペネトレイトされても、必ず誰かがヘルプに来る。
ローテーションもすごく良くて、チーム全体が一つになって動けている。
それに『コミュニケーション』が本当に素晴らしいんだ。
そういう要素が、ディフェンスのレベルを上げているんだと思うよ。」


(スペイン語によるインタビュアーが2,3問続く)

7. 相手のフィジカルなプレーへの対処について

インタビュアー:

「まずは誕生日おめでとう!それと、顔にちょっとした引っかき傷があるね(笑)。
ここ数試合、相手が試合を荒れ気味にしてフィジカルに戦いを挑んでくる場面が多いけど、そんな中でもチームは落ち着いてプレーを続けて勝ち切ってるよね。
そういう状況で、どうやって自分のスタイルを維持して、ゲームプラン通りに戦い続けているの?」

ルカ・ドンチッチ:

「相手のフィジカルさを逆に利用するんだよ。
バスケットIQが高い選手なら、相手のアグレッシブさを自分の有利に変える方法を知ってる。
だから、ただ『利用する』だけさ。」


8. レブロンとの役割分担について

インタビュアー:

「ルカ、レブロンと一緒にコートに立っているとき、どっちがオフェンスの起点になるかってどうやって決めてるの?何か特別な基準はある?」

ルカ・ドンチッチ:

「基本的には『交互に』って感じかな。
ブロンはオフボールでも素晴らしいプレーができる選手だから、彼はどちらの役割もこなせる。
僕もまだオフボールの動きは改善している途中だけど、少しずつ良くなってきてると思うよ。
だから、試合中も『どっちがやるか』は自然と決まっていく感じかな。」


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