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ユーモアと偉業が交差する夜:ニコラ・ヨキッチとビッグマン同盟の笑いと真剣トーク


■ オープニング

アダム・レフコー(司会):
「ニコラ・ヨキッチが今シーズンNBA最多となる19回目のトリプルダブルを達成しました!デンバー・ナゲッツはフィラデルフィア・76ersに対して、圧倒的な勝利を収めました。」

「この後すぐにNBA on TNTのポストゲームショーが始まります。そして間もなく、ニコラ・ヨキッチがTNTに戻って登場し、『ビッグディーゼル』(シャキール・オニール)と話す予定です。なぜなら、彼は『ビッグマン同盟』の会長ですからね。それでは、そろそろニコラ・ヨキッチがここに来てくれると思います。セルビアのスターの登場です!」

シャキール・オニール:
(スマホを取り出しながら)「ちょっと待って、セルビア語のGoogle翻訳を開かないと...」

アダム・レフコー(司会):
「デンバー・ナゲッツが再び波に乗り始めていますね。ヨキッチは27得点、13リバウンド、10アシスト、ウェストブルックは11得点、7リバウンド、9アシスト。ベンチからはストローザーが23得点、アーロン・ゴードンが19得点を記録しています。チームの歯車が噛み合い始めています。そして今、3度のMVP受賞者、ニコラ・ヨキッチに加わってもらいます。」

「そして、シャキール・オニールが何か言いたいことがあるようですね。」

■ ヨキッチのインタビュー

(シャックのスマホからセルビア語で音声が流れる)

二コラ・ヨキッチ:
「いいね(笑)シャック」

シャキール・オニール:
「ジョーカー(ヨキッチ)、今年は本当に素晴らしいシーズンを送ってるね。ウェストブルックと一緒にプレーするのはどんな気分だい?彼は毎回君を見つけようとしてくれる選手だろ?ビッグマンとして、俺もガードが常に俺を探してくれるのが大好きだったよ。特に、君が走ってコートを駆け抜けるとき、彼が真っ先に君を見つけようとする。そういうのってどんな気分なんだ?」

ニコラ・ヨキッチ:
「いや、本当に彼とのコンビネーションは最高ですよ。僕がちょっと彼を見ただけで、もう僕が何を考えてるのか、全部分かってるんじゃないかなって思うくらいなんです。それで、僕が少し動きが遅いのも分かってるから、ちゃんと僕がポジションに着くのを待ってくれる。そして絶妙なタイミングでパスをくれるんですよ。」

「それに、彼は本当に素晴らしい選手です。過去に彼がいたチームや人たちは、彼を誤解していて、彼が本来の自分らしくプレーするチャンスを与えてなかったと思いますね。でも、彼と一緒にプレーするのは本当に楽しいし、すごく感謝しています。」

■ ビッグマン・アライアンスのベルト

シャキール・オニール:
「ジョーカー、ビッグマン同盟の会長として、このベルトを君のために作ったんだ。これを君に送るよ、FedExでな。君のものだ、ベイビー。だって君がチャンピオンだからさ。君はビッグマンの"娘"だ(※わざとDAUGHTER OF BIG MAN.とジョークを言っている)。とにかく、間違いなくリーグで最高のビッグマンだよ。」

ニコラ・ヨキッチ:
「ありがとうございます。感謝します、シャック。最高です。」

■ 今シーズンのパフォーマンス

キャンデス・パーカー:
「どうやってこの話を引き継げばいいのかわからないわ(笑)。でも、ジョーカー、聞いてちょうだい。今シーズン、キャリア最高のスリーポイント成功率を記録していますよね。現在ほぼ49%の成功率で、何でもこなしている感じです。3度のMVP受賞があるにもかかわらず、今シーズンがこれまでで最高のシーズンだと言う人たちに対して、あなたはどう答えますか?」

ニコラ・ヨキッチ:
「そうですね、自分でも今が人生で最高のバスケットボールをしていると感じています。ただ、チームとしてはまだ本来いるべき場所には到達していないと思います。でも、それが良いことかもしれません。というのも、僕たちは自分たちがいるべき場所を目指して、リズムをつかもうとしているからです。」

「例えば、今日の試合みたいに、相手チームが主力選手を欠いているとき、僕たちは普段そういう試合で苦戦してしまうことが多かった。でも、今夜はしっかり仕事をやり遂げました。これが僕たちが本気になるための第一歩なのかもしれませんね。」

■ ジャマール・マレーの成長について

ビンス・カーター:
「ジョーカー、ラスについても君についても話したけど、次はジャマール・マレーについて教えてくれないか。彼は今、自分の力を発揮して素晴らしいバスケットボールをしているよね。彼が調子を上げて、素晴らしいプレーを見せていることで、チームは勢いに乗り、多くの試合で勝利を収めて、ただ勝つだけじゃなく相手を圧倒している。彼の成長についてどう思う?」

ニコラ・ヨキッチ:
「そうですね、多分12月からだと思います。2か月前くらいかな。多分12月の初めくらいから、数字にこそ現れていないけど、彼のプレーには決断力が見え始めました。攻めの姿勢を持ち、しっかりと判断を下していました。シュートを打ち、試合に積極的に関与していました。それに、彼の態度もポジティブなんです。」

「彼はより良くなろう、成長しようと努力しています。そして、もちろん彼自身も最高の選手になりたいと望んでいます。自分が何をすべきかを理解しているんです。それを見ているのは本当に嬉しいですね。僕たちには彼が必要です。1年か2年前には、多くの試合で彼がチームのベストプレーヤーでしたから。」

■ Many Menについて

アダム・レフコー(司会):
「ニコラ・ヨキッチ、インターネットでデアンドレ・ジョーダンが言ってたことを聞いたんだけどね…」

(ここで50セントの『Many Men』を口ずさむレフコー)

ニコラ・ヨキッチ:
「いや、いや、DJ、DJ、悪いやつだよ(笑)いや、この曲大好きなんですよ。本当にいい曲!」

(歌い続けるレフコー。ヨキッチに歌わせようとしている)

ニコラ・ヨキッチ:
「いや(笑)いや(笑)」

シャキール・オニール:
「セルビア語で歌ってくれよ」

アダム・レフコー(司会):
「Many Menの歌詞全部覚えてるんじゃない?」

ニコラ・ヨキッチ:
「いやいや、そんなことないですよ。彼(デアンドレ・ジョーダン)が嘘ついてますよ。僕が全部覚えてるだなんて。そんなことない。分からないんです、歌詞は覚えてません。でも、教わればできるかも。もしかしたら、いつかパフォーマンスする必要があるかもしれませんね(笑)。」

スタジオ全員:
「おーー!!(喜)」

アダム・レフコー(司会):
「ぜひ、オールスターで」

ニコラ・ヨキッチ:
「たぶん全部の歌詞を覚えるのに、3〜4か月は必要ですね。」

アダム・レフコー(司会):
「改めておめでとう、ニコラ。」

ニコラ・ヨキッチ:
「ありがとうございます。感謝してます、本当に。あのベルト、楽しみにしてますよ。ありがとう、兄弟。」

シャキール・オニール:
「送るからな。郵便で届くぞ。」

ニコラ・ヨキッチ:
「それじゃ、みなさん、さようなら。」

アダム・レフコー(司会):
「またね。」

(ヨキッチはインタビュー終える)

「ところで、彼、本当に歌詞を覚えてると思う?」

シャキールオニール:
「もちろん、知っているだろうよ」

ビンス・カーター:
「彼、全部覚えてないかもしれないですね。」

アダム・レフコー(司会):
「でも、どうやらデアンドレが言うには、彼は50 Centの『Many Men』の歌詞を全部覚えてるらしいよ。」

ビンス・カーター:
「ただ、あなたたちに歌わせられるのを嫌がったんでしょうね。」

シャキールオニール:
「そうだな。歌わせたら…(笑)。」

アダム・レフコー(司会):
「まあ、きっと面白かったでしょうね。さて、試合のハイライトをお届けします。オールスターやNBA各地のハイライトをまとめてお送りしますよ。」

以上


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