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【Thank you KOBE】コービー・ブライアントが残した圧倒的なキャリアとレガシー
2020年1月27日
4年前の今日、現代のバスケットボール界で多大な影響を与えたコービー・ブライアントが不慮の事故によって急逝した。
ヘリコプターの事故という衝撃的な見出しによって、全世界が悲しみに包まれた。
それが今日で4年経ったのだ。
改めて今日は、コービー・ブライアントはなぜここまで尊敬を集めることができたのか、そのレガシーは何か、知られざるエピソードを書いていきたい。
第1部:バスケットボールのキャリア
キャリア全体の主要スタッツ:
・通算33,643得点(平均25.0得点)
・7,047リバウンド(平均5.2リバウンド)
・6,306アシスト(平均4.7アシスト)
1996年にNBAにデビューして以来、彼はロサンゼルス・レイカーズで20年間活躍し、その間に5度のNBAチャンピオンシップを獲得しました。
彼の得点能力に関しては並外れており、2006年のトロント・ラプターズ戦で81点を記録し、これはNBA史上2番目に高い単一ゲーム得点です。
ブライアントはまた、オールスターに18回選出され、2度のオリンピック金メダルを獲得するなど、その他の数々の栄誉を受けました。
彼のキャリアを通じて、ブライアントは常にチームの顔として、そしてリーグを代表するスターとして活躍しました。
数々の記憶に残るエピソードがありますが、特に印象的なのは2000年のNBAファイナルと、彼の引退試合です。
2000年のファイナルでは、ブライアントは足首の怪我を乗り越えてプレーし、レイカーズを勝利に導きました。
2006年1月22日に行われたロサンゼルス・レイカーズ対トロント・ラプターズの試合で、81得点を記録しました。
これはNBAの歴史上、単一の試合での2番目に多い得点です。この記録はウィルト・チェンバレンが1962年に設定した100得点に次ぐものであり、コービーのこの驚異的なパフォーマンスは、彼の得点能力と試合を支配する能力を世界に証明しました。
そして、2016年の引退試合では、60点を記録し、華々しいキャリアに相応しい終わりを飾りました。
第2部:ビジネスでの活躍と影響
コービー・ブライアントのビジネスでの成功は、主に彼の投資活動によるものでした。
特に注目すべきは、彼が2014年3月にスポーツドリンクのボディアーマーに対して行った600万ドルの投資です。
この投資は、その後数年で2億ドルの価値にまで上昇しました。
彼の投資は、彼がアキレス腱を断裂しリハビリ中の2013年に始まり、コービー自身はこの商品が市場に大きな影響を与えると信じていました。
このように、ブライアントは彼のビジネスセンスで大きな成功を収めました
また、映画界でもアカデミー賞を獲得しました。
コービー自身のバスケットボールキャリアにインスパイアされた短編アニメーション映画『Dear Basketball』で、2018年のアカデミー賞短編アニメーション部門を受賞しまました。
この映画は彼のバスケットボールに対する情熱とキャリアに捧げた手紙をベースにしています。
第3部:マイケル・ジョーダンとの関係
ブライアントとマイケル・ジョーダンの関係は、スポーツ史において特筆すべきものです。
ジョーダンはブライアントのアイドルであり、メンターでもありました。ブライアントはジョーダンのプレースタイルを真似、自らのスキルを磨きました。
二人の関係は、ライバル関係を超えた深い尊敬と友情に基づいていました。
コービー・ブライアントは、バスケットボールというスポーツに対する情熱、不屈の精神、そして彼が築き上げた遺産によって、これからも長く記憶され続けるでしょう。
彼はただのスポーツ選手ではなく、現代のアイコンとして、多くの人々に影響を与え続けています。
ジョーダンは彼の追悼式で、このように語っていますが、要約です。
コービーが彼にとって弟のような存在だったことを語りました。彼はコービーがいつもアドバイスや指導を求めてきたエピソードを共有し、特にコービーが深夜にでも技術やバスケットボールについて質問してきたことを挙げました。これらの話は、二人がバスケットボールのコートを超えた深い絆を共有していたことを示しています
コービー・ブライアントに影響を受けた現役NBA選手たちは、彼のプレースタイル、メンタリティ、試合中の決定的な瞬間におけるパフォーマンスなどに影響を受けました。
彼らはコービーのアイソレーションプレイ、フェイダウェイ、ゲームウィニングショットなどの技術に影響を受けています。
また、コービーの勝利への強い意志や自己信頼、決して諦めない姿勢など、彼の精神面も多くの選手に影響を与えました。
特にマンバメンタリティという彼のマインドセットについては現役選手に大きな影響を与えて、レガシーとして引き継がれています。
「マンバメンタリティ」とは、コービー・ブライアントが築いた精神的なアプローチで、彼のバスケットボールキャリアを通じての成功の秘訣です。
この考え方は、極限までの集中力、プレーに対する情熱、そして逆境に立ち向かう不屈の精神を含んでいます。
コービーは自らの限界を押し広げ、常に向上を目指す姿勢を持ち続けました。
彼のこの精神は、多くの選手やファンにとって、成功への道を切り開く指針となっています。
コービーはこのように多くの人にレガシーを与えました。
先週は多くの選手が高得点ゲームを叩き出すなど、全員がコービーからもらったレガシーを引き継いでいるに違いありません。
KOBE!!! 70 Piece pic.twitter.com/1qnYwTfhsB
— Joel Embiid (@JoelEmbiid) January 23, 2024
ありがとう、KOBE
自分も前へ進みます。