<名言風シリーズ21> 小で大をこなす
【解説】
ブラック企業の話ではない。ファミコンのボタンの話だ。
任天堂スウィッチのオンラインで昔のファミコンができるようにして、超久しぶりにダブルドラゴンⅡをやった。30年くらいぶりに。ものすごく好きで結構やっていた記憶があったが、ステージはあまり覚えていなかった。だけど、操作方法はなんとなく覚えていた。
AとBと十字ボタンを駆使して、パンチやキックやジャンプそれに必殺技を3つも繰り出すなんてすごい、とやっていながら関心した。それでいて面白いし。
今のゲーム機は、ボタンも多くなり、いろいろできて、それはそれでとても面白いと思うし、そういう進化をするのも納得がいく。
ただ、単純に手が追いつかないだけかもしれないし、最近のゲームをやっていないからかもしれないが、ちょっと出来過ぎてしまうと感じることがある。複雑すぎると感じることがある。
それに比べて、ファミコンの操作方法はシンプル。スタートとセレクトボタンはあるが、基本操作はAとBと十字ボタンだけ。
だけど、ボタンが少なくても、組み合わせで操作を増やせることができたり、そもそも、いろいろできない方が、制限がある方が、その中でどう工夫するかが考えられていて、面白いのかもしれない。そういうゲームが時代とは関係なく、残っていくんだろうな。
どうやるかではなく、何をするか。少ないなら少ないなりに工夫次第で、大きなインパクトを与えることができる。そんなことを改めて気付かされた。
それにしても、当時のファミコンのゲームはシビアである。コンティニューもできないとクリアなんて無理だったよな。当時はよくやってたよなあ。ほとんどクリアしたことはないけどね。
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