<名言風シリーズ73> そこそこのプロ
【解説】
好奇心はあるが、飽きっぽい。
なので、
そこそこいろんなことに興味を持つが、
どっぷりハマらない。
その時その時で、一時的には
そこそこハマるけど、長くは続かない。
かといって、
それが嫌いになるわけではなく
一回好きになったら、よっぽどのことがない限り
そこそこ好きなままだ。
だから、「何が好きか?」と聞かれたら
「今は、〇〇」と答えてしまう。
仕事でもそうだったと思う。
バイト時代でも、会社員時代でも
そこそこいろいろやったけど、
どこでもそこそこできていたと思うし、
そこそこな評価はもらってきたと思う。
だから、「何が得意か?」と聞かれたら
本音は「そこそこなんでもできます」と言いたい。
自称、
そこそこいい人
そこそこいい夫
そこそこいい親
そこそこ器用な人
そこそこ話がわかる人
そこそこ使える人
こういうと
突出しているものが何もないように見えるけど
「突出していないことに突出している」
とか、
「スペシャリストじゃないスペシャリスト」
または、
「そこそこのプロ」
ということができるのではないか。
負け惜しみかもしれないし、努力不足なのかもしれない。
だから、こんなことを言っているのかもしれない。
でも、一番しっくりくる。
そこそこのものを手に入れ
そこそこの体験をして
そこそこの日々を過ごし
死ぬ間際に
そこそこの人生だったと
そこそこ振り返り
そこそこあっさり
一生を終える。
悪くないと思う。
いや、そこそこいい。