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iPhone SE2 バッテリー交換

iPhone SE2が発売され即購入(iPhone SE1がもう限界だった)。以来、4年半近く利用している。退職してから購入したスマホなので、使いまくることなんてほとんどなく、使用頻度は少ない方だと思うけど。

そのiPhone SE2の寿命延命(バッテリー交換)について記す。


バッテリー交換(店舗) @2023年10月

現在使用しているスマホは、Apple iPhone SE2。2020年5月に入手したものだが、2023年9月頃からバッテリーの減りが著しく早くなってきた。フル充電サイクル500回が寿命と言われているが、2日に一回充電だと考えれば、2
年9ケ月。十分持った方だと思う。そこで2023年10月中旬に、iPhone修理工房 〇〇店でバッテリー交換を行った。

実は、前機種のiPhone SE1は、DIYで2回バッテリー交換している。なぜ、今回は依頼したのか…。? それは単に安かったから。調べたところ、Webでの掲示金額が¥2,780-!!Amazonで交換部品頼んでDIYしても殆ど変わらない上に保証付き?ということで店舗に依頼することにした。

が、店舗に赴いて説明を受けると雲行きが変わる。iPhone SE2は防水仕様。『防水シートを貼ると¥3,880-になります。なお、防水シートを貼る場合には、貼る前に糊や残渣を掃除しますが、貼らない場合は掃除はしません。』だと…? やはり、世の中上手いことはないなぁ。でもここまで来たら交換することに。

でも、交換した後の動作が新品のバッテリーとは思えない。本当にバッテリーか交換されたのかと思う程、電池残量の減り方(充電回数)が交換直前と変わらない気がする。そして、交換後約2ケ月弱経過した2023/12.07、急にシャットダウンした。数分前に80%はあったはずなのに…。充電し、その後のバッテリー状態がこれ。

ありえないほど急速なバッテリー残量喪失と充電

6時に数分使用して10%近く減ったのち、7時に使用し始めたらいきなり電源オフ。充電をすると1%表示だったが、表示も何かおかしい。いきなりシャットダウンするほどでは…。しかも、充電時間が1時間未満で100%にまで復帰して、一瞬で20%減少?なんじゃこれ? 

バッテリーの保証は2024年1月中旬まであるので、12月半ばまで、ちょっと様子を見よう。と思ったのだが…。


バッテリー保障交換(店舗) @2023年12月

既にそれからほぼ隔日でシャットダウンしていて、2023/12/14にも充電残量83%からいきなりshut downした。充電ケーブルつなぐと、3%だと・・・

図中の矢印にあるように、いきなり容量がゼロ。しかもほとんどアクティビティゼロほぼなのに!!。12/13の24時に30分使っても15%くらいしか減らないのに、その後75%が数分使用で一気にゼロ…。

様子を見るのも限界だったので交換した店舗へ。複数のShut Downを示すスクリーンショットを提示して、バッテリーを保証交換してもらった。

残念なのは、交換したバッテリーで同様な不具合が発生しても、もう保証は一切ないということらしい。店舗側にすれば、バッテリーや修理技術は問題ないので、再不具合はあり得ず、原因はスマホ側にあるという方針らしい。

交換後、また様子を見て下さいって言われたけど、様子見て不具合出たところで、何もしてくれないんでしょ? どうせこの不具合は店舗由来のもので、またダメなんだろうなと思いながら、帰路に就いた。不具合出たら、自分で交換して、それでもだめなら機種変更するかと。


バッテリー交換(DIY) @2024年4月

その後、様子を見ていたのだが、結局、多少改善したものの、1ケ月もただずに同じ症状になってきた。まあ、ある意味予想通りの展開。私はスマホ中毒者ではないので、急にシャットダウンされてもあまり問題ない生活を送っていたため、現象はあきらめの境地で使っていたのだが…。

いずれにせよ、バッテリー交換店舗ではもう面倒見ないといわれてるので、Amazonの交換バッテリーを手配(@2024年4月 ¥2,480-)していた。

えっ?ちょっとまって!! 記事書いている今見たらバッテリー容量が増大した上に価格下がってるんですけど…。


で、交換部品が配送されても数週間放置していたが、ちょっと困ったことが起きてしまった。

スーパーの決済間際で急にShut Down。急遽モバイルバッテリーで充電して対応したものの、店員や並んでいた買い物客に迷惑をかけてしまったのだ。

流石にこれは問題だなと思い。バッテリー交換することとした。交換時には、これにドライヤーかスポットヒーターが必要かな。

バッテリー交換キットと開封治具


iPhone SE1は防水ではないので、ドライヤーも使わずに交換できたけど、防水機能がついていると、防水シールの粘着性を下げるのにドライヤーがあると楽ちん。というかないと厳しいかも。

交換部品は中華品にしては丁寧な説明書がついているが、外さなくてもいい所も外せとか書いてるし、一体何がしたいんだろう? バッテリー交換がしたいだけで、別に全分解したいわけじゃないんだけど…。

開封した状態がこちら。

開封の図


そういえばジョブスが、iPhoneの開発者がここまで小さくできましたと試作品を持ってきた時、その試作品を水に沈めて、まだ泡がでるくらい内部に空気が入る余裕があるじゃないか、もっと小さくできるはずだと𠮟責したという記事を覚えている。当時は防水じゃなかったからねぇ。そのエンジニアが防水機能つけてたら、iPhoneはもっと大きかったかもしれない???

さて、バッテリーを取り外す。案の定、バッテリーと筐体を固定しているテープは途中でブチ切れ、力業でのバッテリー剥がしとなった。

交換するバッテリー(左)と外したバッテリー(右)

iPhone SE2バッテリー

iPhone SE2純正の容量が1800mAhなので、今回交換したバッテリーは、1.5倍の容量になる。しかし、先のLinkでは、SE2の交換バッテリーの容量は現在は更に4400mAhへと爆増してる…。恐るべし進化…。

さて、バッテリーリセットして、様子見だ。現象が変わらなかったら、iPhone SE3にでも乗り換えるか…。

その後

アマゾンで購入したバッテリーでDIY交換後、4ケ月ほど経過した。結果はすこぶる良好な状態(急激な劣化など発生していない)。

緩やかなバッテリー残量の減少傾向
ちょっと速い気もするが、常識的な充電時間


交換前のバッテリーとは容量が違うので、一概に比較はできないけれど、一瞬でシャットダウン/充電満了することもないし、10%以上の段差も発生していない。やっぱり、店舗で交換したバッテリーが不良品だったんじゃないいか?店員の腕がおかしい?と疑ってしまう。

というか、交換したバッテリーって、使用済み品のリユース品じゃないのだろうか?と勘ぐってしまう。店舗構えて、人員配置して、それであの値段は、店員がアルバイトであってもペイできるような気がしない。それこそ交換部品代がほぼ無料くらいじゃないと…。なんてね。


先に示したが、SE2の交換バッテリーの容量が4400mAhに拡張されている。これって、現行のiPhone 16に比べても多いんですけど…。iPhone SE3/4への乗り換えも考えていたが、まだまだ使い続けられるなぁ。とはいえ、OSサポートがなくなれば普段使いには不適。あと数年かな。

因みに、前機種のiPhone SE1は、2016年8月に購入し、2020年5月にメイン使用の座を引退。が、現時点でもミュージックサーバー/タイマー/OBD2検査モニタなどに現役で使用中。8年経っても古臭さを感じさせてはいない。OSサポート切れても、WifiをOffにして外部接続しなければ問題ないし、BT接続で必要なことできるし…。まだまだ現役続けてもらわないと。

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