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屋内静音化 -アナログ時計の動作音-

自宅周辺は異様に静かである。TVを付けない夜間などは、外の浄化槽ブロア―の動作音や、冷蔵庫のコンプレッサー音が非常によく響く。というかそれぐらいしか聞こえないほどである。

更に、驚くべきは、条件が良ければ直線距離で6km程離れている北浦橋梁を渡る列車の音が聞こえるほど…。どれだけ静かなんじゃい。

冷蔵庫のコンプレッサー音がせず、浄化槽のブロアの音が聞こえないときに、居間にいるとやけに響く音がある。そんなことはないだろ?という人が多いかもしれないけれど、それがアナログ壁掛け時計の秒針の動作音。

これが、気になること気になること。自宅は昼間でも、かなり静かだと思う。そんな中、壁掛け時計の秒針の駆動音が気になる音(音量というよりは周波数なんだろう)となり、不快でもあった。理由はわかっている。いつ買ったかわからないほどの古い製品なので、ムーブメントに無理がかかっていて、秒針が6時から12時まで駆け上がる際に、負荷がかかって音が出ているのである。最近の静音時計に買い直せばいいのだが…。

秒針のない掛時計って、結構売ってるのね。知らなかった。私のような需要が多いんだろうか。秒針のない電波壁掛け時計。いいねぇ。

基本的に時間確認は携帯で済むんだけど、いつもの場所にふと目をやると時間がわかるってのが便利なんだよねぇ。なので、静音対策を実施。


まず以下のように秒針を超短針加工してみた。これでモーメント荷重が軽くなるので、ムーブメントのギアへの負担が減り、音も少しは増しになるんではないだろうか? 基本的に掛時計の秒針は、動作していることの確認用だと思っているので…。因みに、今の掛時計は、連続秒針です。

秒針の超短針化加工


秒針加工は、下写真での秒針の短い部分を利用して、少し太くなった部分を斜めにカットして、秒針の矢印っぽくしてみた。

加工前の秒針の詩型


すると、確かに動作音は静かになった。



静かにはなったんだが、それでも動作音は気になる…。



ということで、結局秒針を撤去。これが大成功。静寂が戻ってきました。秒針は動作していることを表すものだけど、まあ、今は時間に追われてるような生活していないので、止まってたらその時はその時で。


秒針捨ててから気が付いたけど、荷重モーメントを0にすることでOKなら、中心円から出っ張っている部分を削除して、中心円部分に判別できる色とか筋を付けとけば、動作もわかったんじゃ・・・

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