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スタレビ【回顧録】:シンプジャーナル 1986年7月号表紙
1980年代は音楽雑誌がたくさん出版されていて、私もよく読んでいました。
中でも、ちょっと堅めの文章の「新譜ジャーナル」が好きでした。後に誌名が「シンプジャーナル」となったのですが、たまたまなんですけど編集長の大越正実さんがスターダストレビューを推していたんです。なので、他の雑誌と比べて登場回数が多く、結果、私のスタレビ熱を増す後押しとなりました。
シンプジャーナル 1986年7月号
多分スターダストレビューの最初の雑誌の表紙は、「シンプジャーナル」ではないかと思っているのですが、どうなんでしょう?少なくとも「シンプジャーナル」の最初の表紙は1986年7月号です。
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その証拠というとなんですが、1985年当時の「シンプジャーナル」の編集長の大越正実さんへの質問コーナーの切り抜きがあって、
Q:スタレビの表紙が、そのうちそのうちで年が暮れてしまいます。
A:'86こそ実現する!そう思ってくれていいいです。
こんな切り抜き持っていたところによると、私も表紙にならないかな~って首を長くして待っていたんでしょうね。
シンプジャーナルって?
「新譜ジャーナル」の歴史を調べてみると、1970年代のフォークシーンや1980年代のニューミュージック、ロックシーンなど、多様なジャンルの音楽を取り上げ、幅広い読者層に情報を提供していたそうです。時代の流れなのでしょう。いろいろな会社が会社名を漢字からカタカナに変更されることが多くなり、「新譜ジャーナル」も1984年5月号からは「シンプジャーナル」と改称されました。そして時代は紙からWebとなり、1990年3月号で休刊となりました。
ちなみに、スタレビの本『ALL ABOUT STARDUST REVUE』は、シンプジャーナル別冊となっているだけあって、編集人は「シンプジャーナル」の編集長 大越正実さんです。
つれづれに・・・
実家を離れるとき、なるべく荷物を少なくするため必要なとこだけ切り取ったんです。
だから、この表紙も表紙だけです。中身ないんですよ。「ファン・クラブの全てが判る事典」ってなんだろう。いまさらながら、興味がわくなぁ。