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<テロリストには何も与えるな! 名前すら与えるな!>

おきてはならない事件がまたおこった。2回連続、国政選挙の最中にテロリストによる暴挙が起こる。いったいどうなっているんだ。国の安全というもの、治安というものを、根本から見直すべきだ。
幸い誰も命を落とさず良かった。しかしそれは運でしかない。勇敢な地元漁協の方が即座に犯人を取り押さえなかったら、確実に2発目が投擲されていた。1発目の爆発がなげこまれてから50秒近くあったことも幸いした。仮に爆弾の種類が、釘爆弾やボストンマラソンに使われた圧力鍋爆弾のようなものであったら、あの現場で多数の被害者が出ていた。
今回、個人的に特に心が痛むのが、現場に、ここ横浜市青葉区選出の三谷英弘衆議院議員がいたことだ。三谷議員は今、自民党の遊説局長を務めているため、総理遊説に同行して現場にいた。映像を見ると、飛んできた爆発物が地面に落ちたあと、気が付いたSPが爆弾をけとばしている。そのけとばした先は、三谷議員の足元のようにも見えるのだ。
もし爆発が数秒早かったら。爆弾の種類が殺傷能力の高いものだったらと考えると、ものすごく心が痛くなってくる。地元の議員さんは、実際に顔を合せることも多い。だから余計に、あの現場に知っている人の顔があったからこそ、本当に被害が無くて良かったと思う。
映像を見てもう一人、すごいなぁと思ったのが、岸田首相の隣にいた門博文候補だ。咄嗟に身体が動いたのだろう。事件がおこった瞬間、SPと同じタイミングで岸田総理をガードしようとしている。なかなか出来る動きではない。

そもそもテロリストを擁護するような、賛美するような報道を行うからこうやって事件が連鎖するんだ。昨日、今日の話では無い。世間は永山則夫の名前は覚えていても、永山に殺害された4人の名前は覚えていない。知識人なる人たちは、彼の名誉は称えても、被害者を語りつごうとはしない。出所してきたテロリストをヒロイン扱いした報道は、つい昨年のことだ。そうした犯罪者賛美の延長線上に昨年7月の事件も、昨日の事件もなるのではないか。
テロリストには何も与えるな! 名前すら与えるな!

非常に腹立たしい事件が起こった一日でした。

那住行政書士事務所・雑記帳
https://www.nazumi-office.com/post/【雑記帳】令和5年4月の徒然-桜の季節-今宵逢う人-みなうつくしき

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