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神真都Qの全国大阪結集デモと、そこから見る同組織の迷走。

 どうも、ナゾトリです。
 ここ1カ月は所謂デジタルデトックスの一環として、Twitterから完全にログアウトしていました。まあそのせいで甲兄(村井大介)の裁判あるの気付かなかったんですが…
 それはさておき、11/12に神真都(やまと)Qの全国大阪結集デモが開催されるとのことなので久々にウォッチングしてきました。

梅田での街宣

 デモ行進の前に、10:30から1時間ほど梅田のヨドバシカメラ前にて街宣を行っていました。ちなみに前日の夜、同じ場所で日本保守党による街宣中に聴衆が集まりすぎて警察から中止要請が入るどころか救急車まで出動する大騒ぎになったそうですね。何やってんだか。
 一方で神真都Qの街宣は20人ほどが参加していましたが、立ち止まって耳を傾けていた人は殆どいませんでした。

これなら安全ですね(?)

 街宣では日本保守党の件についても触れており、「日本を良くしようとする行動が、国家権力によって潰された!」と熱弁していました。その他にもワクチンの危険性を訴えるものや河野行革相を揶揄する発言など、いつものデモと同じような発言がありましたが、どれも音がこもってはっきり聞こえませんでした。2階の高架歩道からだと何を言っているかすら分からないほどです。まずこういう所なんとかしろよ…

デモ行進

 私が集合場所の大阪市役所に着いた頃には、すでに60~70人ほどが集まっていました。所謂神真都日章旗や各地のデモ隊の旗のほか、「緊急事態条項反対」「岸田はバラマキをやめろ」という初見のものも。

みんな大好きティキチョマ隊の旗もありました

 14時ちょうどに行進スタート。まずはお馴染みのQラップからスタート。いつもの真大阪隊デモよりは声が出ている印象でした。
 が、コールは聞こえても肝心の音源が何を言っているのか分からず…ボソボソと喋るような口調で、至近距離まで近づいてやっと聞こえるほどでした。これじゃただ「信じるな!」「気付こうよ!」と叫んでるだけの変な奴らではありませんか。もともと変な奴らですが。
 今回のデモで特徴的だったのが、岸田文雄首相に対する批判を行っていた事です。以前から河野行革相を「デマ太郎」などと口汚く罵っているのは見てきましたが、岸田首相への直接的な批判は初めて見たので少し驚きましたね。

※R6/2/28 追記
有識者の方曰く、兵庫1隊など一部の団体では以前からそういう発言もあったようです。

突然の「増税メガネ」連呼

 デモ行進も中盤に差し掛かった頃、突如「増税メガネ」のコールが始まりました。さらに「国民は怒っているぞ!」「岸田は辞めろ!」などと言い出す始末。もはや反ワクというよりただの反政府デモと化してしまいました。

だから増税やってねえつってんだろ

 結局、中盤以降は騙された音頭と増税メガネコールの2つだけで終わってしまいました…

結論。そしてプチ考察

 今回のデモは盛り上がりこそあったものの、過去に類を見ないほど内容の薄いという印象を受けました。普段のデモでは行われる演説が一切なく、Qラップ、謎の替え歌(「手のひらを太陽に」の替え歌)、増税メガネコールだけだったという薄っぺらさ。結局何がしたかったのかよく分からないデモ行進となってしまいました。
 特に気になったのがデモ後半、「増税メガネ」を連呼していた点です。そもそも増税なんてやってないというのはさておき…反ワクチンより共感を得やすい反岸田をとって、自分たちをマトモに見せようとしたように見受けられました。実際、デモ行進の後半(本町~難波)ほど繁華街に近く通行人も多かったですからね。まあこの辺はワシの勘個人的な見解ですが。

 このように、組織の主張が迷走状態にあるというのが神真都Qの現状だと私は考えます。今回のデモ以外にも、児相問題を持ち込んだ清水勇祐氏が就任から数カ月で決別(事実上の解任?)に至ったり、真正護憲論なるものが提唱されるも浸透せず、言い出しっぺの南出弁護士も解任されるといった事がありました。まあ甲兄が不在というのもあるとは思いますが、各々が私情を持ち込んであちこちに手を伸ばした結果が現状なのではないでしょうか。

 余談ですが、今回のデモにトスヲ氏の姿がありませんでした。神真都Qの中でも特にフットワークの軽い彼ですが、どうやら現在の組織に不満を持っているようです。果たして……?


では今回はこの辺で。
文責:ナゾトリ

(※23/11/16 目次を追加、誤字脱字の修正)

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