トヨタ自動車が不正車検で謝罪
トヨタ自動車が2021年9月29日に全拠点の指定整備違反の調査結果を発表しましたね。
事の発端は関東のレクサス店の大量の不正車検が国土交通省の監査にて発覚した事で、メーカーが全国のチャネルにメーカーの社員と一緒に社内監査を実施して今回の発表になったみたいですね。
トヨタ自動車は課題と取り組みを発表しましたが、取り組みのほとんどが販売店任せの取り組み…笑
それが出来ないから今この現状なのがメーカーの頭が良い人達は分からないのかな??
そもそもトヨタ方式の短時間車検(スーパークイック車検、45分車検など)やパソコンのシステムにて徹底した予定管理。分単位で入れられる作業に現場の整備士は技術では到底カバー出来ませんって…笑
比較的予約が集中しない平日に作業を入れる。その作業する車は仕事されているお客様の場合自宅や職場に引取納車。コレは誰がやるべきなんでしょうか??などと対立する営業スタッフとサービススタッフのやり取り。コレで風通し良くなりますかね??
一般的にディーラーの車検は金額は高いけどしっかりとやってくれてるから安心!と言ってますが車検整備をするスタッフなんて新人スタッフか高齢のスタッフですよ?
私ならいくら早くても高いお金払ってしてもらいたくはないです。時間がかかってもきっちりやってもらってこそ価値があると私は思います。
車検付点検パックを車購入時に加入させるのもどうなの?かと。お客様を囲い込むためにやってても営業は値引き条件だから加入させるみたいな現状。
後先考えない施策の副産物ですね。
メーカーの販売台数にウェイトを置いたツケが回ってきたのが大量リコールと不正車検です。それを火消しする販売店。
そして人気が無くなった整備士職。
3K(臭い、汚ない、給料安い)職だし、昔みたいに原因究明をするのが今やパソコン繋いで診断してコンピューターが出した部品替えるだけ。
誰がやりたい?こんな仕事??笑
果たしてこの負の連鎖。どうやって断ち切れるんでしょうか??
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?