ただの駄文:民主主義。
香港のデモで、ついに警察が発砲した。
テレビニュース(FNN)では、左胸あたり、と。でも、朝日では左肩と。
さて、中国では、国慶節で香港でもお祝いしていますよ。ということ。
デモのことには触れていない。いくつかみたけど、デモの話はない。
中国のことだから、これで平常運転。人民民主主義独裁の国だから、しかたがない。
さて、民主主義とはなんだろう。百家争鳴、百花斉放と、素晴らしい言葉を作った中国では、民主主義はないのかというと、民主主義の定義について、きっと誰もわかってないから主観でしか答えられないと思う。ぼくも、主観でしか考えることはできない。
民主は、主権在民をうたったもので、フランス革命で王政を倒したことによって、貴族ではなく、民衆が統治する国にすることにした。結果混乱して帝政を生んで再民主化、そして再帝政、とか繰り返すわけだけど。
ということで、習近平は貴族ではない。よって民主主義である。という詭弁も成り立つ。日本は、旧華族が政権をもっていないので、同様。
ただ、独裁と明記して、共産党を憲法の上に置く体制である中国は、党員こそ貴族の立場になるのではないだろうか。
そうやって考えると、首相経験者の子孫が首相になっていくシステム、地盤持ち議員は貴族とはいえないだろうか。
日本と中国、なにが違うのだろう。
なにもかも違うけど、考えれば考えるほど、反論がわいてくる。
ただ、日本は旅行者を含め、デモ参加者の急所に発砲するような国ではないことを信じている。中国はやる。
今回、デモ参加者を撃った警官の身元を洗ってほしい。中国とつながっていないか。香港は、中国の同化政策の犠牲になっていないだろうか。ウイグル、チベット、台湾で起こったことが、香港でも起こったのではないだろうか。そういう意味では、日本では当たり前の民衆の権利が著しく制限されている中国は(中国人はそのことに気づいていないが)、民主主義ではない。
今回の件は、警官の暴走か、中国の工作(仕事)か、ものすごく気になる。
ウイグル、チベット、台湾の連帯に香港も加わることになるのだろうか。
どうなるのだろう。
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