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繁忙期対策/職場に障害者手帳を見せました

皆様、こんにちは。

私の次の繁忙期は、年明けから始まります。
繫忙期になってしまうと、その日の振り返りをする暇もない、むちゃくちゃな量が分刻みに押し寄せてくる職種です。

今が準備しどきです。


おっちゃんの大事な話

職場にて。定年を超えている、メダカなど育てているおっちゃんから、先月教わった話があります。

メダカのおっちゃん「おれが若い頃に、当時の職場の先輩から教わった話するね。

3・4・3。これはね、だいたい職場を分けると、すごく仕事のできる人が最初の3。ふつうが4。それで、できない人が3」

私「ほう」

おっちゃん「ほとんどの仕事が、最初の3の人に集中する」

私「おお~そうかもしれないですね」

おっちゃん「だから、普段は4にいる。だけど、忘れられないように時々、3に上がる。そのためのスキルを持っておく。見ている人は、見てるから」

私「ほえ~」

おっちゃん「でしょ?で、れいなさんは毎年、最初の3で走ってきたでしょ?」

私「・・・・・・そうですね、体を毎年壊してきましたね」

おっちゃん「そうでしょ?最初から3で走ってると、絶対、体を壊す。だから、普段は4にいて、時々、忘れられないように、3に浮上する」

そしてもう一度、言いました。

おっちゃん「見ている人は、見てるから

有名なスポーツ選手が、大量の練習をするように・・・最初から3で走れる体で生まれる人もいるでしょうけれど、障害のある私はそうでない。

だから、4を意識することで、体を休めていけるようになる、目安が分かっていくような気がしてきました。

そもそも、少し前から出勤を減らしていましたけれども。

毎年恒例、年明けから春までの繁忙期で、押し寄せる仕事の波が待ち構えています。

出勤を減らしても、過労になったって不思議じゃない状況へ、どう対処しようかと思っていたんですね。

これまで向上する目安として見ていた様々な、仕事上の成績表に乗るような数字を、「あの程度まで下げても大丈夫だ」という目で見られるようになってきました。

上司に協力してもらう

とはいえ発達障害の過集中があって、それに効く薬もないですし、今期の面談の際、打ち明けることにしました。

とがった革靴の上司「れいなさん、何かある~?」

たまたま机が向い合せだったこともあり、「慣れてるし何もないやろ」という感じで、席にすら呼ばれません!

こっちの顔も見ないし、パソコンカタカタしてらっしゃいました。

私「それが、あるんですよぉ~!!」

上司「!!こっち座っていいですよ」

隣に呼んでもらい、座って、障害者手帳を取り出しました。

障害者手帳を両手で持って差し出しながら、伝えました。

私「実は私、障害者手帳があるんですけど~」

上司は、それについては、特にメモしませんでした。書かれることをビクビク怖がっていたこの3年間よ!

私「実は去年の繁忙期、1か所じゃない病院からドクターストップが出まして」

上司「えっ、そうなの?!」

私「ハイ。それで、今年は繁忙期も含め、週4で働きます。私が無理をしているのに気づいたら、止めてほしいんです」

上司「こんなこと(仕事)、命取られるほどの価値ないもんね

私「ええ、ありがとうございます。・・・無理をしている認識を持てないのが障害なので

無理をしている認識を持てないのが障害」という言葉が出てきて、自分で驚きつつ、それだそれ!と思いました。

今年の春、障害者求人に応募しようとしたとき。

コンサルタントの方から「自分の障害にどう配慮してほしいかを言えるようにしてください」と言われたのですが、その言葉がようやく出てきました。

上司は、「無理をしていたら止めてほしい(認識できない)」とメモしました。

私は経験と実力的には、繁忙期でない現在すでに全種類のお客さんの内容を対応しても当然なんですが、今時点で、もっと経験が浅い人と揃えて3分の2に設定してくれているようです。

もちろん現状そうだということで、繫忙期はまたどうなるか分かりませんが、たいへんありがたいです。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
なるべくゆったりと、日々を大事にしていたところ、気づかぬ間に自分の中でまとまっていた部分があったのか。とりあえず色々と進みました。

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