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タトゥーが沢山ある私が公衆浴場を利用できてる理由を考えた

皆さん、こんにちは。読んで頂いて、ありがとうございます。

本題。銭湯や温泉に貼ってある「刺青・タトゥーのあるかたはお断りします」というのは、「他のお客さんやスタッフ、設備に嫌なことをするような人(例えば威嚇するとか)お断り」ということなのであり、現在は本当に誰でも彼でも追い出すわけではない。たくさんの色付きタトゥーが入っている私は銭湯などの公衆浴場で一度も追い出されたことがない。なぜなのか。

結論としては「外国人枠に入ってる」からだと思う。健やか外国人枠。つまり、「タトゥーを入れた理由や現在の扱いに威嚇がない」失礼な言い方だが、のんきでしまりがない感じである。

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(↑私は、道ですれ違ったこの人に「米軍キャンプにいた若い頃にいれた刺青がそのままになった父親」というイメージをした↑)
実際に公衆浴場にいても他のお客さんを威嚇したり迷惑行為はしないし、そういう知り合いがいないし、そういう人たちを引き寄せようとも思っていない。その「威嚇がない」という自分の本音を表現しているからだ。それと、たまたま私のファッションや生き様がかなり地味だ。

1.ユニクロファッションそして素顔

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私は腕や足が長く、長身骨太で、体を冷やさぬよう重ね着をしているため、洋服のサイズが見つけにくい。ジーンズなんかはユニクロ以外でぴったりのものがない。職場も服装に決まりがないところばかりだから、基本はジーンズとロンTだ。

私は髪の毛が固く太く、美容師にああだこうだ言われるほど多く、すぐに伸びるため、そしてショートヘアが好きだから、自分で切っている。そんなぼってりしたショートヘアと服装体形により、バレー部だったろうと指摘される。いわゆる狸顔ですっぴんだから、どう見ても素朴な人である。

3.サクサクと、方言を出して明るく喋る

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銭湯や温泉含む公共施設やイベント会場では、なるべく「自然な流れであれば、その場のおばあちゃんと喋る」ことを心がけている。テンポよくポンポン話すような明るい地元感のあるおばちゃんとか、イベント会場であれば恥ずかしがらずにリアクションするようなおばちゃんの近くに座る(一番前の中央席だ)。自分からでなくても話しかけられることもある(脱衣所で囲まれて「女優さん??なんかここ、そういう子が多いんよ週末銭湯でバイトしてるとか。あなたカバンも大きいし、やっぱ女優さんなん??」と、延々と聞かれて否定したら、おばあちゃんたちが額を寄せ合って「やっぱり女優さんなんかねえ」と話し合い始めた)。おばあちゃんと、気楽に話している人を誰が追い出すだろうか。おばあちゃんからしたら目が悪くてタトゥーに気づかなかったのかもしれないが、私が銭湯に行ったときの多くが、地域的にタトゥーが多かったり外国人観光客が多い地域だから見慣れていたのかもしれない。タトゥーのある人たちが「かなり前だけれど、公衆浴場から追い出された」というエピソードを耳にしたことがあるけれど、近年タトゥーを入れた私は、わざわざ大騒ぎされたことはない(先人のおかげ)。

4.着替えるときや風呂場で悪目立ちしない

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私は、腕を含めタトゥーがあちこち入っているとはいえ、多くが左半身だ。だから左半身を何となくタオルで隠したり陰にしていれば、変に目立たせることもないのだ。これはタトゥーを入れるときに自分で決めた。私は好みとして半身浴が望ましいのだが、浅く浸かっていたある日、肩の後ろに入れてるタトゥーを幼児に気づかれたことがある。「なんかかいてあるー、これなに??」と聞かれたので「こびとーーーこびとがいるんだよ、なんでなんだろうね」「せっけんは?」「せっけんでおちないんだよねーーーー」と答えた。幼児のお母さんは何も言わず普通の対応だった。
何だかんだ「ある程度は人の目を気にして緊張している」ということだ。

まとめ

私の経験では、地味にして悪目立ちしなければ大丈夫だと思った。大阪府、愛媛県、奈良県、栃木県の銭湯とか温泉では全然問題なかった。当然私は犯罪とか嫌がらせする目的もないし、風呂に入るだけだった。成田空港の近くにある、タトゥーOKの大人向け温泉では、ものすごい開放感だった。
私がお世話になったタトゥーアーティストさんは、刺青だらけの男性なのだが、近所の銭湯に行くのは嫌だという。なぜですか?と聞いたら「先生、見せてくださいよ、先生!ってずっと話しかけられるからです…」と言っていた。私は、タトゥーと公衆浴場の微妙な関係に対して、「大きなお風呂マークを目立つところに彫る」ということを考えたのだが、別にそんなことしなくても良くないかと思い直して正解だった。

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