ジャンクフードが食べたくて仕方なくなる理由を解明!食べると脳が神経回路を変化させてしまう
チョコやケーキにドーナツ、それからピザやハンバーガーにフライドポテト…
これら糖分と脂肪分のたっぷり入ったジャンクフードは、常に私たちを誘惑して止みません。
「もう食べまい」と固く心に誓っても、気づけば食べてしまっている経験は誰しもあるはずです。
どうして私たちは体に悪いとわかっていながらジャンクフードに抗うことが難しいのでしょうか?
その理由を探るべく、米イェール大学(Yale University)と独マックス・プランク代謝研究所(MPI for Metabolism Research)のチームは新たに調査を開始。
その結果、私たちの脳は高脂肪・高糖分の食品を食べると、以後それを欲するように神経回路が再配線されることが示されました。
研究の詳細は、2023年3月22日付で科学雑誌『Cell Metabolism』に掲載されています。
参考文献
元論文
Habitual daily intake of a sweet and fatty snack modulates reward processing in humans
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1550413123000517?via%3Dihub
ライター:大石 航樹(Koki Oishi)
愛媛県生まれ。大学で福岡に移り、大学院ではフランス哲学を学びました。 他に、生物学や歴史学が好きで、本サイトでは主に、動植物や歴史・考古学系の記事を担当しています。 趣味は映画鑑賞で、月に30〜40本観ることも。
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