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JWSTが有名な「馬頭星雲」の頭頂部を”どアップ”で撮影!かつてない鮮明度!

馬頭星雲は地球から約1300光年の距離にある有名な暗黒星雲です。

その名の通り、馬の頭の形に見えることから「馬頭(ばとう)」と命名されており、その特徴的な姿から宇宙に関する図鑑を開けば必ず載っていると言っていいほど有名な星雲です。

知られている画像は、この星雲をかなり引きで映した姿でしたが、この馬の頭の部分は接近するとどのようになっているのでしょうか?

最近、アメリカ航空宇宙局(NASA)や欧州宇宙機関(ESA)らの研究チームは、これまでで最も鮮明な馬頭星雲の赤外線画像の撮影に成功したと発表しました。

今回撮影されたのは馬の頭頂部に当たる部分で、前例のない解像度で細かな雲の形やフィラメント構造が捉えられています。

研究の詳細は2024年4月24日付でプレプリントサーバー『arXiv』に公開されました。


参考文献

元論文
JWST observations of the Horsehead photon-dominated region I. First results from multi-band near- and mid-infrared imaging
https://doi.org/10.48550/arXiv.2404.15816


ライター:大石 航樹(Koki Oishi)
愛媛県生まれ。大学で福岡に移り、大学院ではフランス哲学を学びました。 他に、生物学や歴史学が好きで、本サイトでは主に、動植物や歴史・考古学系の記事を担当しています。 趣味は映画鑑賞で、月に30〜40本観ることも。

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