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30﹏66﹏日記
(見出し写真はスノーボールと書かれた紙が珊瑚にのっている)
仕事が終わってから、1駅乗って婦人科へゆく。
2分の電車の中で自分の名前のアナグラムを考えた。
住んでる市が2年おきに子宮がん検診を無料で
実施してくれるのだが 1月末が締切で駆け込み。
先生は丁寧な塩対応な人で安心して股を見せる
ことが出来る。
今まで何件も婦人科ハシゴをしてその度に
泣きそうな気持ちになってきたけど
ここの先生に対しては、もはや推している。
口コミでも塩対応なことを かばうようなコメントを何個も見た事がある。みんな同じ気持ちか。
昨日は京都文フリの流れてくる情報をみていたので、うずうずして吉祥寺の百年へ寄った。
その足で、かつて住んでいたマンションの隣で
友人が週2でやってるカフェへ。
飲み物を作ってもらってる間に外へ出て
落し物をした疑惑があるお店に勇気を出して電話をした。
「『災害に強いまちづくり』という冊子ならあります!」
それではないのでお礼を言って電話をきる..
おとつい 友人には、私が主催したイベントに
参加してもらっていたのでひとしきりその話。
このイベントでパレスチナ募金で集まったお金は支援している人に振り込んだ。
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『違国物語』をこの店で出会ったsちゃんが
私が来る少し前に置いていってくれて
受け取った。
店主である友人からsちゃんが全巻持ってるよと聞きつけて借りることになった。
「違国日記好きなひとってわかりますー!」
昨年12月に店内で言われた。
帰ろうとしていたら常連の無職(だった)おじさんがびしょびしょに濡れて入ってきた。
いつもと違って白いシャツを着ている。
トイレ手洗い場のペーパーナプキンで身体中の雨を取り去りながら、2年半ぶりに仕事がはじまって、俺の人生楽しくなくなった的なことを言っている。
今日初めてちゃんと喋った(今まで人見知りバリアをしてしまっていた)。
ストレートに色々聞いてくるので
「ここまで境界線を越えられると不思議とイラつきませんね〜!」とかえってストレートに返すことができる。
時々、飛んでくる言葉にわたしは友人の方を振り帰り困惑のオーラを飛ばす。
友人が「優しいひとなの!悪い人じゃないの!」と否定。
不思議と憎まれない人っているよね、たぶん彼はその属性。
今度会う時この人が買いた本を買うことになった。
さっきまでヒョウが降っていた空は小雨になってる。
かつてアルバイトしていたお店を営んでいる人達の閉店間際のお店「とじこみ」へゆく。
イベントの報告をして、帰り道は相変わらず心がぽかぽか。
とじこみの帰り道、わりと雨率が高いのはなぜだろう。