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リアル40代サラリーマンの旅行「中編」


早朝

①.ホテルエピナール那須周辺を散歩

朝5時30分に起床し「愛犬」と散歩に出かける。

街灯が少なく外は真っ暗。

懐中電灯をしばらくつける。

極寒い。

だが、どこか清々しい。

山を見ると山頂付近は雪化粧をまとっている。

とても神秘的だ。


大自然。

「木々に囲まれていて空気がうまい!」

そう呟いた数秒後に「トラック」が煙をまき散らしながら横切った。

気持ちを少し台無しにされた感があったが「愛犬」は楽しそうだった。

30分散歩した。



②.本館ホテルで朝食

部屋で「愛犬」1人(1匹)にさせておくのは忍びない。

その為、交互に食事に行くことにした。

ホテルのバイキング。

マスクをしてビニール手袋をして料理を取り分ける。

「コロナ対策」である。

料理自体は「可もなく不可もなく」という感じ。

子供連れの宿泊客が多く、子供たちが「ワーキャー」言って騒いでいた。

ビービー泣いている子供もいた。(何故だ)

それを横目に、おひとり様の「孤独のグルメ」。

ついつい欲張ってあとで後悔するパターンにハマる。

「味噌汁」を確保したあとに「ミニうどん」の存在を知った時の、あの残念な気持ちが忘れられない。



③.チェックアウト

妻の立てた「計画」を基に、9時過ぎに早々とチェックアウトする。

「スタッフ」の丁寧な説明を受け「JCBカード」で精算する。

ペット可のホテルで「3万弱」で泊まれたというお得感を再度実感したが、通常は「5万弱」という現実を忘れてはいけないと「明細書」を見て思った。

地に足をつけて生きよう。



白河へ出発


①.車のナビ

那須から白河まで「一般道」で移動。

一般道は、登り/下り/緩やかなカーブ(コーナー)があり運転が楽しかった。

だがここで「ナビ」がちょっとしたミスをする。

明らかに遠回りを指示していた。


「なんなのこのナビ、時間の無駄じゃん」

計画を崩したくない妻が焦り出す。


「まぁ、こいつだって頑張ってるんだよ」

「ナビ」を擬人化して妻をなだめる。

妻は笑ってくれた。

5年アップデートしていない「ナビ」だ。

「ナビ」に罪はない。



②.SHOZO CAFE SHIRAKAWAに到着

時刻は10時15分。

OPENしたばかりだが、既に店内で数名のお客がコーヒーを飲んでいた。

http://www.shozo.co.jp/map/shirakawa.html

南湖公園内にあるカフェで、雰囲気が非常に良い。

バリいい天気。

店の前に赤いフェラーリが停まっていた。

本気系のバイシクルチームが「白い息」を吐きながらコーヒーをすすっている。


「イッヌと南湖周辺を散歩するから、その間何か買ってきな」

妻が眩しそうにして言う。

そしてお土産が買える「gotoチケット」を4000円分渡してくれた。

これが私の分か。

しかし、このカフェで果たして使えるのだろうか。



「SHOZOで使えるか聞いてみて」

そうか、聞いて貰いたいから先に行かせるのか。


店内に入る。

持ち帰り用のスコーンやワッフル。

エコバックに珈琲豆やマグカップ等が陳列されていた。



「すみません、このチケット使えますか?」

レジカウンターの女性
「すいません、うちでは使えません」


使えなかった。


「後編」へつづく

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