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140字小説【至りのその先へ】

 友人と大学生時代の写真を見返していたら……

「懐かしい……あっ、出た! 伝説のモヒカン!」
「まだ持ってんの、それ? いい加減消しとけって!」
「いやいや、貴重でしょこれは。未だに謎なんだけど、何でこんな髪型にしたの?」
「まぁ、若気の至りだよね」
「どんなに若気でもそこまでは至らんよ」