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Phasmophobia | インサニティ攻略
1. はじめに
こんにちは、なゆです。
今日は、幽霊調査ゲーム「Phasmophobia」の難易度インサニティの攻略方法をまとめていきます。
想定読者:証拠が3つ出る環境(プロ)で特定できる方
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2. 難易度: インサニティってなに?
インサニティはPhasmophobiaの最高難易度として用意されています。(カスタム、ウィークリーを除く)
特定はなかなかに難しいですが、報酬は6倍とかなり高くなっています。
小マップのTanglewood Driveでも、パーフェクトボーナスを絡めると報酬は$2000以上となります。
インサニティには以下のような特徴があります。
確認できる証拠:1つ
初期正気度:75%
呪いのアイテム:なし
ゴーストルーム:頻繁に変化
指紋消滅時間:60秒
ハント時間:30秒 (プレイヤー死亡時延長あり)
精神安定剤の正気度回復量:20%
ブレーカーが落ちた状態で開始
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3. 初動の立ち回り
家に入ったらすぐブレーカーを上げ、その後ゴーストルームの特定をしながら、隠れ場所と骨を探します。
ゴーストルームは、部屋の温度が極端に低い・ゴーストオーブが存在のいずれかで特定することができます。また、近くで干渉が多いのも特徴です。
基本的にゴーストルームで様々な検証を行うので、ゴーストルームの発見が最優先事項となりますが、発見していない場合でも以下の干渉を起こしたらゴーストの特定に繋がります。
近くの物を3つ以上同時に飛ばしたらポルターガイストです。
扉を二回連続で触る干渉があったら、幽霊の可能性が高いです。
プレイヤーが電気のスイッチを入れたあと、1秒以内にスイッチを落とす干渉があったらメアーの可能性が高いです。
電気のスイッチを入れる干渉があったら、メアーを除外することができます。
白い靄(クソデカため息)を吐く超常現象があれば、鬼を除外することができます。
ゴーストがブレーカーを落としたら、ジンを除外することができます。(ただし、電気のつけすぎで落ちた場合は除外することができません。)
逆にブレーカーを上げたら、ハントゥを除外することができます。
プレイヤーと同じ部屋で干渉があったら、シェードを除外することができます。(部屋の判定は曖昧なので、複数回確認してください。)
インサニティでは正気度が75%スタートなので、デーモンや弱体化していないセーイは、家に入ったらすぐにハントを仕掛けてくる可能性があります。心配なときは精神安定剤を1本飲んで、正気度を95%にしてからマップに入りましょう。
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3-1. 各マップのブレーカーと隠れ場所の位置
隠れ場所とブレーカーの位置を覚えると、調査がだいぶ楽になります。Phasmophobia 日本語wiki にわかりやすくまとめられているので、そちらを参考にしてください。
3-2. 持っていく調査道具
初動では、ゴーストルームを特定するための調査道具を持っていきましょう。特に、下記の調査道具はゴーストルーム特定に役立ちます。着火器具はアイテム数に含まれないので、必ず持っていくようにしましょう。頭部装備は、ティア2以上が利用可能な環境ならば持っていきましょう。
温度計
ゴーストルームの特定に使用します。部屋の温度が他と比べて低い場合は、そこがゴーストルームの可能性があります。温度が1.0℃未満であれば、証拠の一つである氷点下に当てはまります。
天候によっては、ゴーストルーム以外でも寒いときがあります。ブレーカーを上げてからしばらく経った後、部屋の温度が上がってきたら使いましょう。
温度計は最大で2個までしか持っていくことができないため、3人以上のマルチプレイでは、下記のUVライトやEMFリーダーを代わりに持っていきましょう。
ビデオカメラ
ゴーストオーブを発見することでゴーストルームを特定できる可能性があります。
また、ブレーカーを上げるまでの視界確保にも役立ちます。
三脚は取り付けるのが望ましいですが、ビデオカメラのモニタが小さくなり視認性が低下するので、好みに応じて決めましょう。
EMFリーダー (もしくはUVライト・灯火)
ゴーストはゴーストルーム付近で干渉することが多いため、EMFリーダーを持っていくと干渉の位置を特定しやすく、ゴーストルームの特定に役立ちます。
ティア3のUVライトは、若干の視界確保ができます。
化け狐は扉や窓などを触った際、25%で紫外線を残さず、17%で通常より1本多い指紋を残します。
プレイヤーと同じ部屋でEMF3以上の干渉があった場合、シェードを除外することができます。(バージョンアップで仕様が変更されたようです。)
プレイヤーと同じ部屋でEMFが反応した場合、シェードを除外することができます。大マップであれば灯火を持っていくのもアリです。火をつけて歩けば、正気度減少を抑えながらゴーストの干渉を受けられます。
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4. ゴーストルーム内で検証
ゴーストルームを見つけたら、正気度を落とさないように気をつけながら証拠を集めましょう。電気を消す必要がないときは、必ず電気をつけた状態で行いましょう。特にメアーの場合、ゴースト近くの電気がついていない状態で居座るとハントラインが60%となります。ただし、電気をつけすぎるとブレーカーが落ちます。
また、氷点下の証拠やゴーストルームの変更にすぐ気付けるように、部屋の温度も定期的に確認するようにしましょう。ゴーストルーム付近の部屋の温度も測ってみて、低ければそちらにゴーストルームが変更されている可能性があります。
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4-1. ゴーストオーブの確認
ビデオカメラで、ゴーストオーブを確認します。
ゴーストオーブがある場合は、DOTS・ライティングを確認する必要がなくなります。
ゴーストオーブがない場合はミミックを除外して、他の証拠を集めに行きます。
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4-2. 証拠集め
証拠を集めるために、アイテムを下記の順でゴーストルームへ持っていきます。
DOTSプロジェクターx2、ライティングブック
先に設置系アイテムをゴーストルームに設置しておきます。
ゴーストオーブがある場合は、この2つの証拠は出ないので持っていかなくて良いです。
UVライト(もしくはEMFリーダー)、スピリットボックス、塩
UVライトもしくはEMFリーダーについては、初動で持っていかなかった方を持っていきましょう。
ゴーストが塩を踏んだら、レイスを除外することができます。
ゴーストルームの電気を消してスピリットボックスを確認します。同時に、先ほど設置したDOTSプロジェクターに気を配っておきましょう。
ゴーストオーブが確認でき、スピリットボックス/紫外線/氷点下いずれかが出ればミミックで確定します。
正気度を減らさないために、スピリットボックスの確認は1分以内で切り上げてください。
インサニティでは基本的に証拠が1つしか出ないため、ゴーストによっては特定の証拠が出なかった時点で除外することができます。
化け狐:紫外線が出なかったら除外
御霊:DOTSが出なかったら除外
ハントゥ:氷点下が出なかったら除外
ミミック:ゴーストオーブが出なかったら除外
モーロイ:スピリットボックスが出なかったら除外
デオヘン:スピリットボックスが出なかったら除外
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4-3. 詳細な特定、写真集め
他のアイテムを使って選択肢を絞りながら、フォトカメラで写真を撮って報酬を高くしていきます。パーフェクトボーナスの条件も狙っていきましょう。下記のアイテムをゴーストルームへ運んでください。
フォトカメラ、灯火、塩
怨霊が灯火を3回吹き消すと特殊ハントが発生します(怨霊チェック)。この確認をするときは、必ず浄化香を用意しておきましょう。
火のついている灯火の近くでハントを起こした場合、怨霊を除外することができます。
ゴーストが灯火を消してから数秒以内に写真を撮影すると、ゴーストの干渉となります。
写真単価は ゴースト > 十字架・骨・汚い水 > その他 となります。
十字架と汚い水は待っている時間がもったいないので、ゴーストと骨だけ撮ったら、他は灯火や塩の写真で埋めるのが良いと思います。ゴーストの写真を撮ったが画面にノイズが写っていない場合、ゴーストはファントムです。
必要に応じてその他のアイテム
モーションセンサー:ミッションがある場合。
指向性マイク:ミッションがある場合、もしくは候補にバンシーが含まれる場合。バンシーは指向性マイクで怪奇音を検知した際、33%で悲痛な叫び声が聞こえます。
浄化香:急なハントに備えて。
ここまでやって未だに証拠が出ていない場合、ゴーストルームの変更もしくは御霊・シェードの可能性を疑ってください。御霊はビデオカメラ越しでのみDOTSが映ります。シェードはプレイヤーと別の部屋にいるときのみEMF5を出します。
ゴーストルームが変更されていることがわかったら、御霊・バンシーを除外することができます。
正気度が十分に下がっている可能性があります。証拠が出るまでハントを起こしたくないので、十字架の使用も検討してください。
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5. ハント
証拠・写真が十分に集まったら、いよいよハントを起こして特定していきます。インサニティでは証拠が出ない分、ハントからの特徴が大きな手がかりとなりますので、足音や点滅、タイミングなどに注意を向けてください。
5-1. 特殊ハント
特殊ハントは、正気度を参照してランダムで起こる通常ハントとは異なり、正気度を無視して行われるハントです。初動で精神安定剤を飲んだにもかかわらず、マップに入ってすぐハントを仕掛けてきたらデーモンの特殊ハントである可能性が高いです。
デーモン
プレイヤーがマップの中にいるときはいつでも特殊ハントを仕掛けてくる可能性があります。
怨霊
灯火を消した回数が3の倍数のときに特殊ハントを必ず仕掛けてきます。
5-2. ゴーストのハントライン
ハントラインとは、ゴーストがハントを仕掛けてくる正気度のしきい値を指します。つまり、ハントラインを下回る正気度になった途端、ハントを仕掛けてくる可能性があります。
ハントラインは基本的に50%ですが、ゴーストによって値が変動する場合もあります。
ハントが来るタイミングはランダムですので、ハントラインでゴーストを判断することはほとんどできません。しかし、ハントが早すぎる場合、逆に全く来ない場合はハントラインを疑いましょう。
ハントラインに特徴があるゴーストは以下のとおりです。
妖怪(近くでVC):80%
デーモン:70% (ただし特殊ハントあり)
雷獣(近くに電子機器):65%
メアー(照明オフ):60%
怨霊:60%(ただし特殊ハントあり)
デオヘン:40%
メアー(照明オン):40%
シェード:35%
セーイ:75%~15%(老化具合による)
5-3. ハント中の挙動
ハントが始まったら、すぐにゴーストルームから離れ、隠れ場所に向かってください。また、余裕があれば浄化香やフォトカメラなどを使って、点滅の確認や写真撮影などを行ってください。
ハント中、ゴーストによっては足音の速さや大きさ、点滅、視認加速に特徴があります。視認加速とは、ゴーストがプレイヤーを目視した際に発生する加速のことです。ほとんどのゴーストは、視認加速で緩やかに移動速度が上がります。
足の速いハントゥ、モーロイ、セーイと、視認加速が速いレヴナント、ジンは厄介です。視認されないよう気をつけてください。
最も凶悪なのはデオヘンで、常にプレイヤーの位置を認識し、最短経路で追ってきます。ハントが始まりデオヘンだと確定したらすぐに隠れ場所から出てください。
誰も視認されていないが、速度が変化している場合はハントゥ・雷獣・デオヘンのいずれかです。また、誰かが死んだ瞬間、もしくは精神安定剤を飲んだ瞬間に速度が変化したらモーロイです。
妖怪はハント中、近く(2.5m以内)の声や電子機器にしか反応しません。その特徴を使うと、ある程度離れた場所でトランシーバーを使って、近付いてくるかで妖怪を判断することができます(妖怪チェック)。
ハント中に特徴があるゴーストを以下に列挙します。ミミックは真似するゴーストによって、これらの特徴を出す可能性があります。
点滅に特徴があるゴースト
ファントム:消えている時間が長い
鬼:見えている時間が長い
化け狐:決まった点滅回数でモデルが一瞬だけ変化
足音の大きさに特徴があるゴースト
マイリング:足音が小さい
足音の速さに特徴があるゴースト
レヴナント:とても遅い(59%)
ハントゥ:寒いと速い(82%~159%)
ツインズ:88%(本体)もしくは112%(分身)
モーロイ:正気度が低いと速い(88%~132%)
デオヘン:プレイヤーが遠いと速い(24%~176%)
セーイ:若いと速い(59%~162%)
雷獣:電源の入った電子機器に近付くと速い(147%)
視認加速に特徴があるゴースト
ハントゥ:視認加速をしない
デオヘン:視認加速をしない
セーイ:視認加速をしない
レヴナント:プレイヤーを視認すると急加速(176%)(視認加速とは別扱い)
ジン:ブレーカーがオンで、プレイヤーと3m以上離れているとき、急加速(147%)(視認加速とは別扱い)
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5-4. ハント間
ゴーストによっては、ハントが終了してから次のハントが始まるまでの猶予時間に特徴があります。ほとんどのゴーストは通常25秒、浄化香を使うと90秒です。(浄化香は、ハント終了時からではなく使った瞬間から時間を計測します。)
デーモン
通常:20秒
浄化香:60秒
スピリット
通常:25秒
浄化香:120秒
6. さいごに
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
必要な知識をできるだけ短くお伝えしたかったのですが、6000文字以上と非常に長くなってしまいました。ここまで長くなるとは思いませんでした…。
追加情報、間違っている情報、要望などありましたら、TwitterのDMでお知らせください。
ゴーストの特定に必要な情報は、備考録として 7-1. 本記事で使用したゴーストの特徴 にまとめておきます。役立てていただければ幸いです。
7. 参考
7-1. 本記事で使用したゴーストの特徴
太文字は重要な特徴です。
スピリット
浄化香を使うと120秒ハント防止
レイス
塩を踏まない
ファントム
写真にノイズが入らない
ハント時の点滅、消えている時間が長い
ポルターガイスト
物を同時に3つ以上飛ばす
バンシー
指向性マイクで怪奇音
ゴーストルームを変更しない
ジン
ブレーカーを落とさない
ハント時、独特の視認加速
メアー
電気を付けると、1秒以内に落とす
電気をつけない
ハントライン60%(近くが暗いとき)
レヴナント
ハント時足遅く、急な視認加速
シェード
プレイヤーと同じ部屋で干渉なし
ハントライン35%
デーモン
ハントライン70%
無条件で特殊ハント
ハント間猶予時間20秒
浄化香を使うと60秒ハント防止
幽霊
同じ扉を二回連続で触る干渉
鬼
クソでかため息なし
ハント時の点滅、見えている時間が長い
妖怪
近くの声にしか反応しない(妖怪チェック)
ハントライン80%(近くでVC)
ハントゥ
証拠は必ず氷点下
ハント時、温度に応じて足の速さが変化
ブレーカーを上げない
御霊
ビデオカメラ越しのみだが、証拠は必ずDOTS
ゴーストルームを変更しない
マイリング
ハント時、足音が小さい
怨霊
火を3回消すと特殊ハント
火が近くにあるときはハントをしない
ハントライン60%
ツインズ
ハント時、足の速さが88%/112%
雷獣
ハント時、近くに電子機器あると加速
近くに電子機器があるときハントライン65%
化け狐
証拠は必ず紫外線
25%で指紋を残さない
17%で通常より1本多い指紋
ハント時一瞬だけモデル変更
ミミック
ゴーストオーブを必ず出す(証拠ではない)
スピリットボックス・氷点下・紫外線いずれかも出す
他のゴーストを真似た挙動
モーロイ
証拠は必ずスピリットボックス
正気度に応じた足の速さ
デオヘン
証拠は必ずスピリットボックス
ハント時、独特な挙動
ハントライン40%
セーイ
プレイヤーがゴーストルームにいると老化
老化具合に応じて、ハントライン75%~15%
老化具合に応じて、足の速さ59%~162%
7-2. 参考サイト
Phasmophobia 日本語wikiを参考にさせていただきました。本記事より詳細な情報がありますので、ぜひご覧ください。