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プロローグ「夢の中に現れたご先祖様」
2024年10月出版『ご先祖様が教えてくれた 心の終活』の全文を各章ごとに掲載しています。
今回は、プロローグ「夢の中に現れたご先祖様」を掲載します。
◎プロローグ「夢の中に現れたご先祖様」
ある夜、私の夢の中に一人のご先祖様が現れました。
とても高貴な老人のようでありながら、おじいさんともおばあさんともつかない、そして人間とも神様ともつかない光り輝くその存在は、私の家系に連なる多くの先祖たちの集合体であり、私をいつも見守り、見えない世界からサポートし続けて来た縁者たちの代表だと伝えて来ました。
私は幼い頃からいわゆる「霊感」のようなものがあり、幽霊こそあまり見たことはありませんが、事あるごとに不思議な夢を見たり、人の考えていることや感じたことが瞬間的に理解出来たり、あり得ない出来事や展開が起こって命を助けられたりと、この世の理屈では割り切れないような体験をたくさんして来ました。
中でも、夢を通して何らかのメッセージや示唆を受けることが多く、これまでも多くの知識や人生のヒントを夢の中から得て来ました。
霊的な夢というのは普段見る夢とは明らかに性質が違い、白く紗がかかったような雰囲気か、あるいは脳の記憶や潜在意識とはまったく関係のない情報で構成されているのですぐにそうと分かります。
夢の中に現れたご先祖様は、数回にわたって私にメッセージを伝えて来ました。
メッセージと言っても、お坊さんの説法を聞きながらふむふむとメモを取るようなものではなく、一瞬の思念のようなものでパッと文章が伝わって来るのです。
私たちのイメージで言ういわゆるテレパシーのような伝達方法で、長文の文章でも思念の塊のような形で伝わり、夢から覚めた後でも詳細に思い出すことが出来ます。
本書では、ご先祖様が夢の中で伝えてくれた話のうち、メッセージの中核となる部分を、多少の脚色も加えながらなるべくわかりやすくまとめるよう努めました。
少し難しい表現や言い回しもありますが、多くの方に読んでいただけるようになるべく文字サイズを大きくし、ページ数も抑えました。
メッセージの多くは、死後の世界について、そして私たち地上に生きる人々の生き方についての話です。
と言っても、私はどこかの宗教団体に属しているわけでもなく、むしろ宗教や霊能者の類には人一倍猜疑心や警戒心を持っている人間だということを明記しておきたいと思います。
中には聞き慣れない内容や、にわかには信じられない部分もあるかもしれませんが、「どうか心を開き、魂で聞いてください」とご先祖様は言っていました。
それでは、8項目に分けたメッセージを、一つずつお伝えして行きたいと思います。
『ご先祖様が教えてくれた 心の終活』は以下ページにて販売中です。
https://nayutabooks.base.shop/items/89753725
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