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【第4章】瞑想習慣で「客観力」を養う/後文
2023年5月出版『目醒めの栞〜苦しみを終わらせる5つの智慧〜』の全文を各章・各チャプターごとに掲載しています。
今回は、第4章『瞑想習慣で「客観力」を養う』の後文を掲載します。
以上、いくつかの簡単な瞑想法と呼吸法を紹介しました。
ネガティブな感情で心が揺さぶられた時には、これらに加えて各章で紹介した宣言文やマントラを活用すると良いでしょう。
大切なことは、事あるごとに〈内観〉する癖を付けるということです。
内観とは、何かが起こって感情が揺さぶられた時、その出来事や相手の言動ではなく、それらに対する自分自身の反応に気づき、見つめるということです。
また、感情は単に自分自身の思考や捉え方から生まれるものであり、すべての現実は自分自身の内側の投影に過ぎないということに意識を向けることです。
怒りを覚えたら、「ああ、怒りの感情が湧いているな」、悲しさを感じたら「ああ、また悲しいとジャッジしているな」「また現実を否定し、抵抗しているな」と常に自分を客観的に観察し続けることが、苦しみから抜け出す最大のポイントです。
悟りや覚醒のことを「気づき」(RealizeではなくAwareness)というのはそのためで、常に自分の感情や思考を客観的に観察し、その動向に「気づいて」いることこそが、人生の瞬間瞬間(今ここ)を味わい、楽しむことの出来る根源意識の視点であり、私たちの本来の生き方なのです。
また、次元のシフトには肉体のエネルギーバランスもとても大切になります。
今回のアセンションは肉体を持ったまま行われるため、適度な運動や偏りのない食事、自然に則した生活サイクルなど、精神と肉体のバランスにも意識を向けてみましょう。(無理なく自分の出来る範囲でかまいません)
定期的に軽い汗をかくことは、自律神経を整え、老廃物を排出して新陳代謝を活発にします。
20分〜30分程度の速めのウォーキングやジョギング、室内であれば軽いヨガやストレッチを、出来れば週2回以上行うと良いでしょう。
筋トレが苦でない方は、運動のプログラムに簡単な筋トレを取り入れることをおすすめします。
筋トレは幸せホルモンを分泌すると共に、基礎代謝を上げ、体が締まって来ることで自信もつき、メンタルケアにも大きな効果をもたらします。
身体に溜まった電磁波や重いエネルギーを放出するために、キャンプや登山など、アウトドアに出かけて自然に触れるのも良いでしょう。(地球と周波数を同調させることでアセンションがより円滑になります)
心身の浄化や細胞の活性化のために、サウナ施設や温泉に出かけるのもおすすめです。
また、私たちは現代的な食生活によって慢性的に「食べすぎ」の状態にあり、様々な加工食品を通して体に有害なものを毎日大量に取り込んでいます。
食習慣の改善は簡単なことではなく、あまりストイックになる必要はありませんが、日常的にきれいな水(自分に合うミネラルウォーターか、難しければ浄水器を通した水道水でもかまいません)をなるべくたくさん飲むようにしましょう。
水は老廃物の排出を促すと共に、体の波動を安定化させる効果があります。つい食べ過ぎてしまう方や、お酒が好きな方は、日頃からなるべくたくさんの水をこまめに摂取することをおすすめします。
肉体はあなたの人生をここまで支えて来た大切なパートナーです。
これまで体をおざなりにして来た方は、改めて体に感謝し、体の声に耳をかたむけ、二人三脚で歩んで行く気持ちを持ちましょう。
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