見出し画像

那由多電影#06|君の名は。(2016)

『君の名は。』(2016年)


『那由多電影』は、那由多書店おすすめの映画・ドラマ作品を紹介する不定期連載です。
いずれも新旧の映画・ドラマ作品から、「スピリチュアル」「アセンション」「大峠」といったトピックに関連する作品を独断と偏見で紹介して行きます。
第6回〜第8回までは、「瀬織津姫せおりつひめ」というキーワードで映画を紹介して行きます。


第6回は、2016年の日本のアニメ映画『君の名は。』(新海誠監督)です。
拙著『九十九つくも神示』のあとがきでも触れたように、本作は縄文時代後期にその名を封じられ、歴史上から抹殺されて来た地の大神様である瀬織津姫様(≒うしとら金神こんじん)の復活が霊的暗喩メタファーとして描かれた作品であり、正神界より降ろされた映画であると感得しています。
また、大神様の復活を世界中に知らせるかのように、興収においても世界的な大ヒットとなり、日本のアニメ映画の世界興収第一位であったジブリ作品『千と千尋の神隠し』の動員記録を塗り替える歴史的快挙を遂げています。


映画公開後、インターネットでは様々なブロガーやYouTuberが同様の考察を上げ始めました。
本作に込められた霊的意味合いについてご興味のある方は、「瀬織津姫 君の名は」などで検索いただければその大枠を知ることが出来ますが、重要なのはそうした考察の詳細や正誤ではなく、縄文の終わりから三千年弱の月日を経た私たちが、この映画を通して瀬織津姫様の復活のエネルギーを受け取ることであり、また映画のラストシーンの台詞(本作のタイトル)にもあるように、長きにわたり封じられていた「瀬織津姫」という名前を私たちが口々に発することで、その言霊ことだまの力によっていにしえの神々のエネルギーを呼び起こし、同時に私たち自身の内に眠っていた太古の神性意識を目覚めさせることだと私は思います。


現代版『日月神示』とも言われる『よひとやむみな』においても、2017年に瀬織津姫様の最後の封印が解かれたと書かれており、映画の公開年である2016年ともリンクしています。
また、この数年あらゆるスピリチュアリストたちの口から「瀬織津姫」という名前を聞くようになり、その存在にまつわる歴史的解像度も日に日に増して来ているように感じます。


本作には、2025年問題でも取り沙汰されている隕石によるカタストロフィーの描写(古代文明の終焉とそのカルマの再来の暗示)や、先述したように様々な霊的示唆が散りばめられていますが、そうした考察はさておいても、私たちやまとの民が「瀬織津姫様の復活」、そして「人類滅亡のタイムラインの回避」という裏のテーマを意識しながら鑑賞することで、人類の集合意識に光を充て、ミロクの世へと転じる世界の岩戸開きを後押しすることが出来るのだと思います。




『君の名は。』(2016年/日/107分)

【ストーリー】千年ぶりとなる彗星の来訪を一か月後に控えた日本。山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉みつはは憂鬱な毎日を過ごしていた。町長である父の選挙運動に、家系の神社の古き風習。小さく狭い町で、周囲の目が余計に気になる年頃だけに、都会への憧れを強くするばかり。「来世は東京のイケメン男子にしてくださーーーい!」そんなある日、自分が男の子になる夢を見る。見慣れない部屋、見知らぬ友人、戸惑いながらも、念願だった都会での生活を思いっきり満喫する三葉。一方、東京で暮らす男子高校生、瀧も奇妙な夢を見た。行ったこともない山奥の町で、自分が女子高校生になっているのだ。彼らが体験した夢の秘密とは?

【キャスト】神木隆之介、上白石萌音、長澤まさみ、成田凌、悠木碧、石川界人、谷花音、市原悦子 他

いいなと思ったら応援しよう!

那由多書店
いただいたチップは本の制作費や書店の運営費として大切に使わせていただきます。