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人は人の声で元気になる

マドモアゼル愛先生のblogより。
周波数について書かれています。
https://ameblo.jp/mademoiselle-ai/entry-12423353684.html

ーー人の声には人を元気にする周波数が含まれている。

聞くところによれば、自分の心や体を最も癒すのは自分の声なんだそう。
人を褒める。人を励ます。心地よい挨拶を交わす。
良い言葉や美しい声は、人を癒し、自分も癒すのだと、私も実感しています。

職場で誰かが外出するときなど、誰彼ともなく「行ってらっしゃい」と声かけするんですが、笑顔で「行って来ます!」と返してもらえると何となくほっとしますし、帰って来た時にも「おかえりなさい」と声かけして、やはり「ただいま~」と戻ってくれば、会釈だけの人よりもずっと安心感があって、嬉しい気持ちになりますね。

挨拶しても黙っていたり、声が小さかったり、まんじりともない表情だったりすると、『外出先で何かあったんだろうか?トラブルかな?』などと察しますし、気持ちを切り替えるために敢えて明るく振る舞う人もいるかも知れませんが、たかが挨拶・されど挨拶で、明るい声かけで元気になったり、優しい声かけで癒されたりすることも多々あるんじゃないのかなあと思います。

コミュニケーションの話題で、人に与える影響は非言語コミュニケーション(表情や態度、身だしなみ等の会話以外の部分)が重要だとも言われていますけれど、ここに私は「声のトーン」と「言葉遣い」も入れて欲しいなあと思っています。

コミュニケーションのあれこれを日々実践している中で、職場をはじめとする公共の場で人と会話をする場面では、私も「声の発し方」や「会話の最初と最後」に少し配慮するよう心掛けています。

たとえば、「誰がここに置いたの?」と人に訊ねたいとき、そのまま話すと何か詰問しているふうに聞こえてしまい、聞かれた側は咄嗟に【今から私は怒られるのではないか?】と不安を感じてしまいますから、そのような場合には、先に安心させる声かけをしています。

「これ良いね。誰がここに置いたの?」

こういう聞き方なら、相手の潜在意識は少なくとも、『怒られるのではないか?』と心配する必要がないので、安心して会話に入って来れます。その際には、声の調子、強弱や明暗やスピードも重要で、

「これ良いね~🎵 誰がここに置いたの?」

こんなふうに明るいトーンで、ややゆったりめに、落ち着いて話せたら尚良いですね。
これは、いつも気持ちに余裕を持てる工夫をしていなくては、なかなか出来ないことではないでしょうか。

会話の中でも、とくに「高い・強い・速い」の三点セットは、ともすると「怒りの表現」になってしまいがちです。
こちらにその気がなくても、聞いた側は怒りの信号だと解釈します。そうすると本能的に、闘争か逃走かの二択になりやすく、相手は咄嗟に反発したり、言い訳をしたり、誇張したり、誤魔化したりと、相手の本心が見えにくくなり、会話が複雑になってしまうのです。

また、日常でよく見かける光景では、小さなお子さんに「早くしなさい!」と責めるような、攻撃的な表現をされていらっしゃる親御さん方も見受けられますが、強い怒りのエネルギーをまともに受けた相手は不安を覚え、消化しきれない場合は八つ当たりといった方法で、自分より弱い相手(エネルギーを受け止めてくれそうな相手)へと、怒りの矛先を向けざるを得ません。
これでは「八つ当たりの悪循環」になってしまいますし、やがては親と同じように「早くしなさい!」と、強い口調で自分や周りを責める人間になってしまいます。

ーー人の声には人を元気にする周波数が含まれている。

音や言葉の威力というのは、良くも悪くも凄まじいものがありますから、直接発する言葉や態度、纏う雰囲気、特に「声のトーン」や「言葉遣い」には、重々気をつけないといけないなあと感じています。

とりわけ声の調子や表情から会話の情報を得にくいネット上のやりとりは、とかく誤解を招きやすいものですし、《誰も悪くないのだ》《誰もが正しい》という意識を、常に頭の片隅に置きながら、自分も相手も責めない表現、やわらかい言葉遣いを心掛けたいものです。

応援ありがとうございます✨自分なりの"いい歌詞"を探究して、これからも普遍性のあるメッセージを届けたいと思います。