【Tableau】マークカード「詳細」とは
こんにちは。DataSaber取得に挑戦中のNayuです。
皆さん、Tableauのマークカード「詳細」についてどんな機能かご存じですか?
個人的に、「色」や「サイズ」など他のマークカードについては、比較的わかりやすく、どんな時に利用したら良いか想像がつくのですが、
「詳細」はどんな時に使えばいいんだろうと疑問に思いました。
Tableauのマーク内項目である「詳細」は集計粒度の追加を行うことができる機能です。「色」や「サイズ」なども集計粒度の追加はされますが、それに加え、色・サイズといった情報も加わります。そんな中「詳細」は集計粒度の追加のみを付与するといった感じです。
ではどんな使い方があるのか、実際に触ってみましょう!
まず、カテゴリごとの売り上げを見てみます。
サブカテゴリのディメンションを詳細に入れると、確かにマウスオーバーした際にサブカテゴリが表示されます。集計粒度が入っていることがわかりました。
具体的にどんな利用方法があるか紹介します。
まずは散布図で見てみます。
利益と売り上げの相関を見る時、都道府県を詳細に入れてみます。
すると、都道府県ごとの相関が見れます。
都道府県からさらに粒度を細かくして、「市区町村」を詳細に入れてみます。すると、市区町村ごとの相関が表示されました。
次にこれをツリーマップで表示してみます。
すると以下のように都道府県ごとのまとまりの中に市区町村で区切るといったことができました。
売上に色が使われていますが、市区町村に色を入れることなく表現できています。
マークカード「詳細」には、集計粒度のみを追加したい場合に利用できるということがわかりました。
今後はすぐに色やサイズで表現しようとするのではなく、粒度だけの追加の方が良いのではないかという視点を持ってビジュアルアナリティクスを行っていきたいと思います!