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【合格体験記】5日で取得したデータサイエンティスト検定(DS検定)

こんにちは。データサイエンスに興味があるNAYUです。

2023年6月に受験したデータサイエンティスト検定リテラシーレベルに5日の対策で合格しましたので、私が行った試験対策などを共有します。

試験結果としては総合スコア83.3%で合格しました。数日の学習なので高スコアを取るのは元から目指していません。

スコアシートを見ると特に「データサイエンス」の分野で良い点数を取れていなかったです。模擬試験では目立った問題はなかったのですが。やや苦手分野ではあったので、まだまだ改善の余地がありました。

そういえば本番で、模擬問題とは違う傾向の問題が少し出題されていました。特に確率に関する応用力が足りてなかったのかなと思います。

私のプロフィール

・個人的な趣味でPythonによるデータ分析や機械学習の経験が少しある程度
・情報系の資格は今回が初めての挑戦
・情報系学部の大学2回生

データサイエンティスト検定受験の目的

データサイエンティスト検定を受験した目的は以下の3つです。一番の目的は、応用情報技術者試験に向けた練習として活用したかったからです。というのも、情報系の資格を受験したことがないので丁度いいレベルかなと思って受けました。

・応用情報技術者試験の練習として活用したかったから
・データ分析や機械学習を個人的に行ったことがあり、興味があったから
・簡単過ぎず、難し過ぎないレベルの資格だから

データサイエンティスト検定について

今回受験したのは、データサイエンティスト検定リテラシーレベルというものです。合格するには約78~80%正解する必要があり、合格率は約50%~66%だと考えられています。また、データサイエンティストには以下の3つの段階で定義されているのですが、2023年6月時点では「独り立ちレベル」に相当するリテラシーレベル以外の試験は行われていません。

  • シニア・データサイエンティスト(業界を代表するレベル:★★★★)

  • フル・データサイエンティスト(棟梁レベル:★★★)

  • アソシエート・データサイエンティスト(独り立ちレベル:★★)

なお、データサイエンティスト検定 リテラシーレベルについては、以下のように定義されています。

アシスタント・データサイエンティスト(見習いレベル:★)と数理・データサイエンス教育強化拠点コンソーシアムが公開している数理・データサイエンス・AI(リテラシーレベル)におけるモデルカリキュラムを総合し、実務能力と知識を有することを証明する試験です。

出典:https://cbt-s.com/examinee/examination/datascientist.html

学習に使用した教材

メインで使用したのは、こちらの公式リファレンスブックです。正直、これ一冊でも合格できるかと思います。また本に記載されているサイトから90問の模擬試験問題をダウンロードすることができます。

こちらの徹底攻略の問題集は総仕上げ問題だけを解くのに使いました。内容は公式リファレンスブックとほぼ同じです。ちょっと深掘りしている程度です。

また、私は使いませんでしたが、こちらの「緑本」を使って合格されている方もいらっしゃいました。

学習方法

5日間の学習では、4日かけて公式リファレンスブックを読み、最終日に徹底攻略の問題集を解きました。公式リファレンスブック2周、徹底攻略の問題集の総仕上げ問題1周で、大体30時間ぐらいかかりました。学習には以下のように取り組みました。

・最初に模擬試験問題を読んで、どんな問題が出されるのか確認する
・公式リファレンスブックを細かいところまでじっくり読む
・毎ページ、テキストを読まなくても説明できるようになるまで理解する
・技術の繋がりを意識する
・試験に出てきそうなところを重点的に読み返す
・公式リファレンスブックの模擬試験を解いて、復習する
・サポートページからダウンロードできる模擬試験を解いて、復習する
・最後に徹底攻略の問題集を解いて理解度を測り、復習する

私の場合は、公式リファレンスブックの前半に出てくる数学や確率の問題は半分程度飛ばしました。行列や確率は大学の授業で習っていたからです。行列や確率を習っていない人や覚えていない人はもう少し学習時間が必要かもしれません。(私は「データサイエンス」分野で良い点数を取れなかったので、飛ばすべきではなかったと若干後悔しています。)

また、データサイエンティスト検定に向けて大学の講義で「多変量解析」というものを受講しました。データ分析において言葉の概念を理解するのに役に立ちました。大学生なら資格も考慮して講義を取るのもありかも知れないです。

試験に出た問題についてですが、数問は模擬試験問題と全く同じ問題も出てきましたが、いくつか違う傾向の問題も出てきた気がします。それでも、しっかりと本質の理解ができていれば解けるかと思います。

データサイエンティスト検定は短期間で学習可能

私は個人的な趣味でPythonによるデータ分析や機械学習の経験があるとはいえ、ほぼ素人です。この検定の学習によって、これまで独学では知らなかったことを深めることができ、どのようなプロセスでデータ分析を進めていくのかや、データ分析をする上での注意点などを新しく学ぶことができ、いい機会になりました。

公式リファレンスブックを5日間で暗記するのは割といけますが、正直ちょっと大変です。数ヶ月の学習は不要だと思いますが、余裕があるなら1〜2週間ぐらいを見積もった方がいいと思います。

データサイエンティスト検定は忙しい人でも取れる資格だと感じましたので、データサイエンスに興味がある人や機械学習に興味があるという方、情報系の資格が取りたいという方には、良い試験だと感じました。

今後の展望

次はG検定やE資格も取れそうなので受験しようかと考えていますが、一先ずは10月にある応用情報技術者試験に専念しようと思います。

記事を読んでくださり、ありがとうございました!

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