【Viwako Pitch 2022 開催レポート】 メタバース空間を創って発表会を開催しました
こんにちは!メタバース制作をしている大学生の中井勇希です。
「Viwako Pitch 2022 」というイベントをメタバース上で開催しました。この記事はそのレポートです。
発表会の振り返り
Viwako Pitchとは?
発表内容
滋賀県の特産物を使った「BIWAKAMA!」
琵琶湖の環境学習発表
MLGsについて
開催に至った経緯
昨年、一般社団法人インパクトラボが主催した「もりやまキャリアチャレンジ」にて、「人形×メタバース」のビジネスアイデアを考案しました。このアイデアの延長戦として、メタバースをやってみようと考えたので今回、Viwako Pitchを開催しました。
VRの課題
オンライン開催あるあるのトラブルがありましたが、概ね順調に進行したと思います。
cluster側の問題としては、スマホとOculusでファイル操作が出来ないことや、スマホ版だとイヤホンがないとハウリングするので大規模に開催できないことが問題としてありました。運営側は結構忙しかったです。
また、私の学校では学校からclusterにアクセスできないように設定されており、学校での利用は難しいのも壁があると思いました。
参加者からの意見としては、回線が落ちてしまう、操作が難しかったという意見がありました。一番多くの人が感じた問題点は操作に関することです。
感想
自分が知識ほぼ0から創ったワールドで発表会を開催するってこと自体がプレッシャーで、疲れましたが楽しかったです。
開発でも壁にぶつかることが多々ありましたが大抵はなんとか乗り越えて、拘りのワールドを創れました。ワールドのデザインを考えるのって結構楽しいです。
参加者を始め、創作や進行に協力してくださった方々に感謝を申し上げます。今後もVRやARにどんどん足を踏み入れていきたいと考えております。
初めてのワールド創作
これまでUnityを軽く触ったことがあるぐらいで、ちゃんとしたワールドを作ったことがありませんでした。
知識ほぼ0からのスタートでしたが、先輩方が手伝ってくださったので、なんとか作れました。
つまずいたこと
ワールドはclusterの開発キットとUnityで創りました。
初心者なので創作中、推奨バージョンと違うものを使うとデバイスによって画面がピンクになるということや、他の人が作ったアセットのインポートができなかったりと色々苦労しました。
中でも環境光と3Dオブジェクトの生成が難しかったです。
環境光に関しては、調光方法を調べて知ってはいるんですが、なかなかいい感じにできませんでした。見ての通り、床の色がおかしいんですよね。壁と同じテクスチャなんですけど。あと、使用するOSによって色の見え方が違うのでMac、Oculas、スマホの3機種で色具合を確認することになりました。
3Dオブジェクトに関しては、発表者のプロダクトをワールドに展示したくてBlenderというソフトを使って制作しました。このソフト、ショートカットキーありきだったので本当に驚きました。慣れたら割と簡単に使えるそうですが、発表会まで時間がなかったので今回は先輩に作ってもらいました。最初はPhotoshopで作れるらしかったので、6時間試しましたがテクスチャが貼れずできませんでした。
新しく知ったこと
これまでUnityのオブジェクトとC#を使って何かできるということは知っていましたが、3DオブジェクトがBoothというサイトから手に入ってインポートできるということや、アセットがUnity Asset Storeからインポートできること、Blenderを使うと3Dオブジェクトが作成できることなど様々な新しい発見がありました。
工夫したこと
会場は隅々まで考えて結構凝りました。どうしたらユーザーエクスペリエンスを向上できるのか考え、以下の写真のような工夫をしました。
初めてVRを使ってメタバースに入りました
人生初のVRを試しました
VR、メタバースを使うことの良さ
VR、メタバースを体験して思ったことを4点共有します。
VRは右目と左目で見える映像に差があるので、立体視ができ、臨場感が生まれます。スマホやPC版よりも遥かに楽しめ、楽しさ2倍です。
一緒にいる感じがすると思いました。ZoomやLineでは普段直接会っての会話のように話すことができませんが、VRを使うとトラッキングで動きとかもわかるのでそのような会話が実現できます。
なりたい自分になれるというのがいいなと思いました。アバターで変幻自在に化けれますし、声も変えることができます。外見に捉われず相手に接することができるのも大きなメリットだと思います。
年齢や見た目に関わらずいろんな人と交流できる場になっているのがいいなと感じました。グローバルです。
まとめ
Viwako Pitchを開催することで、ワールド創作の楽しさや難しさ、そしてメタバース発表会における進行の仕方を知ることができました。今後もVRやARで何かやっていこうと思います。最後までご覧下さりありがとうございました。