キャリア甲子園2020を終えて!!
過去最高6,870名、 総チーム数2,009チームが挑戦したキャリア甲子園2020。私たちは、準決勝出場の48チームに残れました🎉 とりあえず、思ったことが沢山あるので、書き留めてみました!!
"苦労したこと"
動画審査までは4人のチームメンバーの内、私ともう一人しか積極的に取り組んでいなくて、実質2人で動画審査を通過しなければならなかったことです。
またコロナ禍により、終盤は学校から活動に制限を掛けられてしまったのが辛かったです。
"後悔したこと"
準決勝ではかなりの接戦だと思えたが、敗れたこと。どのチームも概ね似たような案出してきて焦点はあっていたんだなと感じました。
多分負けた原因は「Breakthrough」というテーマの中で、「起業」という選択肢が多かったからだと思います。選ばれたアイデアは「人生100年時代」は「なんでも挑戦できるようにする」という案でした。
発表のルールとか守っていないチームだし、案の抜け穴もあったので、絶対この案ないわーって思ってたけど。なんか意外なチームが優勝するのってあるあるですよね。
でもやっぱり、自分達の案自体は全然悪くなかったと思います。ロジックも通していたし、プランの中身だってこれまでにない斬新なアイデアだったはず。ただただ、「起業」だと選出されたチームの中では「なんでも挑戦できるように支援する」という案よりは、飛び抜けていなかったのがダメだったのかなと思う。
もう一つは、2人のチームメンバーが積極的に参加してくれないのに、審査に受かったから悔しいという思いがあるのに強く言えなかったことです。私たちは成績とかもある程度犠牲にしているのに、残りの二人は楽してセコイなーってちょっと思ってました。
最終的には、終盤はなんとか手伝ってもらえるようになったけど、もっと早い段階で対処するべきだったんかなって思う。こういうのあるあるよな。
"学んだこと"
情報収集に関して、欲しいデータは国が出している「.go.jp」などに大抵の場合は載っている他、帝国データバンクやFreeeなどにも信頼できるデータがあることが分かりました。
今回よく見かけたのは「中小企業白書」など「OO白書」という文書が役に立ちました。極力、政府機関のデータを使うと信憑性が増していいと思います。
キャリア甲子園だけで、100個以上のサイトを検索していてびっくりしました。
あと、自分が他の人たちに比べて何が得意なのか、はっきりわかることができました。(情報収集と解析、Excelでの改編、論理的思考、既存の知識を繋ぎ合わせる、など)
"アイデアをまとめるときのポイント"
・アーリーアダプターと言って、サービスをどんな人物がどんなタイミングで必要とするのかなど、年齢毎に分けて考えたりするといい。
・法律などにも気をつけて実現できるか考えるべき。
・マネタイズなどがあるとより実現可能性が高いと判断される。市場規模もそうだが、スライドに文字式を載せておくといい。
・スライドの要項は、「コンテストのテーマ」、「課題となっていること」、「それを以って何を目指すのか」、「自分のアイテム」、「プランの内容」、「メリット」、「市場規模」、「マネタイズ」、「その企業の強み」、「差別化ポイント」、「SDGsなど」、「改めてどんなことを目指しているのか」といったものが必要。
・商品の名前は4文字が覚えられやすい。今回はSSBO(サスボ)っていう名前にしました。
"スライドに関して"
・アニメーションはあまり重要ではない。
・色は基本、紺色を使うといい。また、使う色は3色程度に限定して統一しておく。
・ポップさを心掛けるならば、Keynoteがお勧め
・フォントは「游ゴシック」や「MSPゴシック」にすると、文字の間隔が空いていて見やすい。
・Reminiを使って高画質にしたり、removebgを使って画像を切り抜くと貼り付けるときに便利。
"一番大切だと思ったこと"
チームメンバー選びが本当に大切だと思います。互いに尊重し合える人を選ぶと、作業がとっても捗りますし楽しく取り組めます。
"作業の状況"
2人で作業する時には、スタバで朝の8時から夜の7時までっていうのを数ヵ月くらいほぼほぼ毎日やっていました。お金はいっぱい無くなりましたが、スターバックスに感謝です。
4人全員で作業する時には、学校や駅近のコアワーキングスペースに朝9時から夜7時までやっていました。
学校の生徒や大学生、親とかにも、とにかくヒアリングしまくって、色んな人にお世話になりました。
"感想"
私にとって「キャリア甲子園2020」は初めて出場したコンテストであり、様々なノウハウを獲得できた上に準決勝まで行けたので良い経験になりました。
また、結果だけでなく、その過程も私の成長に非常に役立つ経験ができ、この5ヶ月間は有意義な時間だったと感じます。特に私と一緒に最後まで頑張ってくれたもう一人には感謝しても仕切れない思いです。
また、今回の大会は全然手に届くレベルだということが分かり、これからの自信に繋がりました。この大会をバネに、もっとこういったアイデアコンテストに参加していきたいと思います!!