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アリスとテレスのまぼろし工場を見てきました(ネタバレ有)

タイトル通りです、フォロワーさんにおすすめされ勢いのままレイトショーで見てきて帰って即感想を叩いています。
考察よりは感情ベースの事しか書いてないです。感想なんてそんなもんだよ。
あれ?違うよね?とかそういう箇所はもちろんあるとは思うけど、チラ裏の感覚で残します。
本当に勢いで書いているので文章が乱雑だから流し見してください。
某ふせなんたらとかでもいいレベルの書き残し。

感想

まずとにかく感情が動くところが本当にこっち側の心も大きく揺らしてくる感覚がすごかった、恥ずかしいところ、何やってんだってところ、痛いところ、嬉しいところ。
割と設定よりは登場人物の心情に重ねるというか感情移入をして作品を見るタイプなのでとてもそこは楽しめたと思う。
作品のポイントはたぶんいっぱいネット見ればわかるだろうし、あまり書くつもりもないです!設定とかは別の人あたってください!!!!


1

正宗の好きってことがよくわからないと五実に話しているところ。
園部さんの出来事があってそのあとにぽろぽろと自分の中の気持ちを話しているところ、そりゃ14?の頃にあんなもの見て生の感情をぶつけられて、わけわからなくなるよねって見てて少しくっとなった。涙も出るとこ、分かるなぁ、自分のこと話すと気持ちがいっぱいになるよね~~って見てて思った。何様か。嫌いと好きが似ている、両方痛いし、両方苦しい、何かと両方目についてしまうし、考えてしまう。って確かに似てるよね、分からないよね。

2

睦実への気持ちを伝えるところ。
雪に濡れて乾かすために屋内に避難して、やりとりの中で正宗が好きと伝えるところ。
そりゃ、睦実は正宗からの好意には気づいていただろうけど、あの現実を見て正宗側が確信を持ったように見えてから伝えてきてるから、タイミング的にもあの反応にもなるよね…とは思った、けど、だとしても正宗がちゃんと言葉にして伝えてるところはよく言った、って思った。勇気がいる。
そのあと追いかけて睦実へ気持ちをぶつけるところ、自分たちが本当の人間じゃないにしても心臓は動いてるし、気持ちだって揺れるし、生きてるって。
そのあとのシーンは本当に力が入ってたと思う、みててはわわってなった。
と、同時に大きく物語も動くわけで、ここでポスターとかに書かれてるキャッチコピーの意味が分かりました。
実際ここの場面、五実側に感情移入しながら見ていたので本当に胸が苦しくなった、普通に泣いた。文章書きながら思い出してちょっとうるんでる。
痛いよな、痛いよな…。

3

五実を現実に返すために頑張るところ。
列車を追いかける前に見えた現実の風景、こっちは時間が止まっていても人の気持ちは動く、けど現実の方は時間は動いても感情は動かない、止まったまま。対比がすごくつらかった。玄関先に座っている姿とか、お祭りの中を歩いてる表情とか本当に何年も心から笑えたりしてないんだろうなってすごく苦しかった、大きな五実を見れば年単位なのが分かる。しんどい。
物語は進んで電車に五実を乗せて一緒に睦実も行くところ、3人で行くのかな?って思ったら正宗は手すりからそっと指を離させておいていく、どうなるんだろうってハラハラしながら見てた。
正直この後クライマックスだから嫌な展開の覚悟はしてたけど、五実は未来がある、いろんなもの見て聞いて嗅いで楽しんで苦しんで挫折して、止まった世界なんかよりもっと知ることができるけど、正宗の気持ちはあげない。私がもらう、ってお互いに感情をぶつけあうところ、時空を超えたパパはママのだから問題じゃんみたいな。
五実の大嫌いって言いながら最後に抱きしめるところやっぱりそこは正宗も言ってた好きと嫌いは似てるのところに通じるところもある、やっぱり血縁だなと思ったし、嫌いとか二度と顔も見たくないみたいな嫌な言葉をぶつけて別れがつらくないように、ってところもあったのかな。その辺はたぶん私たちの勝手だと思うので好きに考えます。

睦実はそのあと帰ってきてあの正宗が初めてちゃんと好きと伝えたときの場面のような気持ちをそのままそっくり返す、生きてるな…。いいな…。
きっと聞こえた声は五実の泣いていた声だろうな……とも何度か描写があった妊婦さんの赤ちゃんかなとも思ったけど、どうだろう、でも五実の泣いていた声のほうが個人的にはしっくりくる気もする。ちゃんと明確になってたらごめんなさい。多分胸が苦しくてその前後泣いてたせいです。

最後に

とにかく胸がぎゅ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ってなった。
あと榎木さんと上田さんは某ユニバースでいっぱい聞いていたおかげもあってすごくすんなり耳に入ってくるし個人的によかったポイント。
映像きれいだったし、2時間弱結構あっという間でした。

あーーーーーーー面白かった!!!!!!!!!


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