Qアシスト メジャー
Qアシストは他の教材と結構違う雰囲気だと思います。担当講師は呼吸器と感染症以外がDr.清澤。呼吸器と感染症がDr.盛永です(多分)。
講義スタイルについて
テキストは大まかにA 消化器、B 肝胆膵と分かれてはいます。この並びはQBと大体同じになっています。ただ、講義自体はものすごく細かく分かれています。例えば消化器だったら解剖で1講座、血管の走行で2講座、ホルモンの作用で1講座…という感じです。ですから1講座あたりの時間はとても短く(だいたい10分前後)、講座数は1科目あたり80〜100ぐらいになります。
テキストは1科目につきメインテキストとサブプリントの2つがあり、
メインテキスト→図や表が載っている病態の説明(病気がみえる的なのを想像するとわかりやすいかも)&ちょっとした練習問題
サブプリント→穴埋め式の復習プリント(ぶっちゃけmedu4のテキストに似てる)
という構成になってます。
講義中はメインテキストの空いているところに書き込む感じです。
講師が文字を書いているタイミングが早送りされているため、ノートを取る際は一時停止する必要が出てくると思います。
扱う内容について
各疾患や項目について、結構細かいところまでカバーしてると思います。MEC、medu4と比べて情報量は多いと思います。一つの疾患に対して検査、検査に伴う手技、症状など丁寧に書かれており、図や表も豊富なので理解はしやすいでしょう。
テキストについて
メインテキストの方は「病気がみえる」から図や表を引用しているところがあります。そのため、病態などはかなりイメージしやすく、メインテキスト1冊で知識としては十分でしょう。しかし、余白が少なく全体的にごちゃごちゃしている感は(他の教材に比べて)あるのかなーと思います。
ただ、メインテキストでの覚えにくさはサブプリントである程度解決できると思います。サブプリントは穴埋め形式の問題集になっていて、赤シートで隠せるようになってます。
アプリについて
Qアシストが他の予備校に比べて圧倒的に優れているのは講義アプリでしょう。
MECはおそらく専用アプリはないので、medu4のアプリとの比較になってしまうのですが、
・バックグラウンド再生ができる
・小さい画面で再生できる
・省電力モード?みたいなやつができる
・連続再生ができる
など、medu4に比べて圧倒的に高機能です。アプリ自体もサクサク動くのでストレスはあまり感じないでしょう。
(というより、medu4のアプリの使い勝手が悪すぎる…)
先程、Qアシは講師が文字を書いているときは早送りされることを書きましたが、、、
このアプリのバックグラウンド再生と合わせれば、画面を注視できない時に流しておいても講義が途切れずに聞こえます。通学や家事などの隙間時間に講義を流しておけるのが個人的に便利だと思っています。
それに加えて、QBオンラインや電子版病みえ、イヤーノートと同じアプリなので、1つのアプリで国試対策が済むのもいい点だと思います。
Qアシのおすすめポイント
講義自体が非常に数が多いですが、上で述べた通りアプリでサクサク対策できるので、早めから少しずつ国試対策を始めたい人におすすめです。またポリクリなどで、この分野だけ勉強する必要が急に出てきた!っていう場合などにも使えます。
またQBオンラインとの相性がいいので、問題練習をQBでやってる人には使いやすいと思います。
Qアシの微妙なところ
逆に国試まで時間がない人や、少ない時間で国試勉強を仕上げたい人には向かないと思います。あとは受講者数が他の教材に比べて少ない印象があるのでどのように勉強する必要があるのか、自分である程度情報収集する必要が出てくると思います。