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ISTPから見たENFPについての感想と考察

どこかのENFPが「ENFPの相棒はISTP!」みたいなことを言っていたnoteがあったので、敢えてISTPから見たENFPについて書いておこうと思う。
多分、ENFPには需要があると思うから。というかENFPしか見ないんじゃないかこの記事(遠い目)。

どうでもいい話だが、私のNoteはどうやらENFPから興味や関心を引きやすいらしく、そこらへんの人たち(あるいはMbtiに詳しそうな頭が良いタイプの方々)からよく見られている。有難い事に。

ちなみに筆者は女性なので、男性ISTPの意見ではないことは承知の上で読んでいただきたい。具体的にどう違うのかは知らないけど。

一応連載?してます。

第一弾(×ENFP)↓
この記事

第二弾(×INFJ)↓
https://note.com/nayamu_hito/n/n0c46f97af284

以下本文。


◼︎(簡単な例)ENFPはルフィでISTPはゾロ

とりあえず、Mbtiとか16personalitiesとかよくわからん!という人向けの解説。

ENFPはドがつく程の自由主義者で自分の中にやりたいことがあり、かつ感受性が強くワクワクしていて何かに囚われるのを嫌う。
対して、ISTPはENFP同様に自由主義者だが何か一つのことにこだわりがあり、かつ超がつく程の個人主義者で寡黙、感受性は無くはないが感情面が希薄。

言い換えればENFPはルフィで、ISTPはゾロ。わからない人はYoutubeとかに「ワンピース ルフィ ゾロ」とかで検索して欲しい。多分出てくるはず(削除されてなければ)。

◼︎人に興味がないが人に話を聞いて欲しいENFPと、人に興味がないが人の話を聞くのが好きなISTP

ではここから本題。

色々書いていくのが面倒臭いので最初から飛ばしていくが、ENFPって大体話聞いてないと思うんだ。
多分、というかN型の広範囲に言える話だが、相手の話の最初の一文くらいしか聞いてないし、最後の結論部分は一応聞くくらいで、途中の話は聞いてない。

それで途中の話の最中は何を考えているのかという話になるが、「あっここでこれを言ったら面白いかな…」とか「あっこれやったらどういう風に思うんだろう…」とか「あっこの話ってこういう感じかも?」とかそういう感じ。

1聞いて10くらい脳内で話を展開してる。
私が見ている限りのENFPは特に(怒ってないよ)。

ということで「ENFP話聞いてない問題」についてISTPの回答はどうかというと「ぶっちゃけどうでもいい」という感じになる。

「どうでもいい」ってどういうこと?と言われるかもしれないが、要は「ENFPが話を聞いてようが聞いていまいが、話がどこかの方向へ飛んでいこうがどうでもいい」という感じだ。
言い換えれば話の方向性などにこだわりはなくて、ENFPが楽しそうに話していればOK、ISTPからの意見はこれくらいだ。

というか話にレールなんて敷かなくてもいいと思ってるし、話を聞いてどう感じようとどう思おうとどう推察されようとそれは個人の勝手の範疇なので、ISTPから見てENFPが話を聞いていることなど問題にすらならない。

好きに生きろ、ENFP…………(?)

◼︎人と居るのが好きだが勝手にどこかへ行くENFPと、人と居るのが好きじゃないから一人になりたいISTP

ENFPは人好きだが、往々にして人たらしだと思う。
ISTP側から見ている限り多分そう。

どこかのENFPが「私はISTPが関心を持つことを話すことができるんだ!だからISTPから話しかけてもらえる」と言っているのを見たことがあるが、実際そう思う。

なぜなら、ENFPにそれだけ人を惹きつける魅力のような何かの麻薬的なものがあるからである。

だが、そうは言ってもENFPは目移りしやすいとか自由な側面があるので一つのことにずっと向き合うなんてできない。
私も見たことがあるので言えることだが、話している時のENFPの目は宙を見ていることが多い。

なんかすごく関心を持ってウンウン!頷いているのにめちゃくちゃ説得力がない。
あっ、こいつ話聞いてねえな…と思う。ENFPは人たらし(褒めてる)。

それで「お前私の話興味ないな?」と言うと「え?興味あるよ!」とENFPは言うけど、安心して欲しい。
大体98%くらいの確率で5分以内に違うのに関心を向けてる。もう好きにしろENFP…(諦め)

という感じに、ENFPというのはよく分からない不思議ちゃんであるが、ではなぜISTPと上手くいくのかというと簡単な話である。

ISTPは基本的に人といると疲れる。
加えてENFPはとにかく気づいたら隣にいないので、いつの間にか計算せずとも距離が生まれるからだと思う。

この絶妙な距離感が良いのかもしれない。近すぎず遠すぎず、それを狙わなくとも出来るのは良いかもしれない。

正直ENFPが親友にいたらめちゃくちゃ楽しいんだろうなと思うけど、追うのは体力が必要な気がしている。
なのでISTPはENFPを無理に追わず一人でいた方が良い気もする。そんな感じ。

◼︎面白いことを共有したいENFPと、面白いことをより面白くするISTP

ENFPはアイデアマンだと思う。これはN型特有なのかもしれないが。
面白いことを見つけては人の目につくところに持ってきてドン!ってする。

きっとENFPはワクワクすることが好きなのだと思う。
そうやってドン!ってされたものを見てうおー!って同様にワクワクするか、なにこれ…とドン引きするかは人による。どうでもいいが、このドン!ってするものは安全性とか常識、将来性は考慮されてないと思う。多分。

それでこのドン!とされたものに対して周りがどう反応するかについて。
ある人はワクワクする、ある人はドン引きする、等色々反応はあると思うが…ENFPにどれがISTPかと助言するなら、まさしく「無表情のままでそれをじっと見ている人」もしくは「何も言わずに一瞬フッと口元を綻ばせた人」がISTPであるということだ。

一見すれば「あれ?興味ないかな?」とか思うかもしれない。もしくは会話の対象から外されているかもしれない。

だが安心して欲しい。
その時、ISTPが考えていることは「これ面白いけど、単純すぎると周りにウケないからどうやったらもっと面白く出来るだろう」であり「このアイデアをこうやって加工すればもっと面白くなると思うが、ENFPが受け入れるかは別問題」といった感じだ。

で、ISTPがENFPをチラ見した時に目に入るのはENFPのドン!とした瞬間に反応してENFPをキャッキャと取り囲む人たちと一緒にテンション爆上げしているENFP。

ISTPは多分それをじっと見て「なんか入るの面倒臭くなってきた…」くらいには思ってる(ここら辺で自分の趣味がしたいとか脳裏をよぎり始める)。

だが、ISTPの気が趣味の方に向かないうちにENFPの周りから人が離れればベストかもしれない。

ISTPが一人になったENFPの所に行って「あのアイデア個人的にすごく面白いと思ったから、こうするともっと面白くなると思うけど」という可能性は十分にある。
ただし「お前がやりたくないなら別にいいけど」が付録としてつくが。まあそんな感じである。

◼︎やり方にこだわらない自由なENFPと、アウトロー気質で自由なISTP

ENFPのアイデアってかなり自由奔放だと思う。
枠にとらわれないというか、こだわりがあっちこっち行くから面白いものを作れる才能がある。

時にそれらは人にウケることもあるし、人から反感を買うこともあるが。
それでも人の気持ちというものに対しては感受性の強さから考えたりすることもあるようなので、割と万人ウケも夢のような話ではない。

対してISTPというのはENFPとは別方面で自由なのである。ENFPのアイデアは他者から見てもワクワクすることが前提のイメージがあるが、ISTPのアイデアには他者は含まれておらず自分が面白いと感じたりワクワクすると感じるのが前提になっている。

ちなみに、そのアイデアについて誰かが迷惑を被るかも…とか、法を犯すかも…とか、そういうのは…考慮されていない。
ISTPにとってルールとか人目とかはどうでも良くて、とにかく自分が考えることは個人の範囲に収まっていると(本気で)思っている。

なので、ENFPとISTPが面白いことをしようとしたらとんでも無いことになるのはなんとなく目に見えてる。
幸いなことに(?)、私の周りにはENFPがいないので社会的にマズいことをやろうとか、そういうことをやって社会にバレるなんてことは未だに無い。でも時々マナーとか法律とか面倒くせえなってなるけども。

ENFPへ。ISTPは色んな意味で法を破壊する(物理で)かもしれないので、あまり近づきすぎないほうがいいかもしれないです。

まあ、近づく云々の前にどこか行ってるだろうけど。

◼︎多くの人から好かれるが繊細なENFP、多くの人から嫌われるが大胆なISTP

今までENFPについて解説してきたが、まあ、ENFPにはENFPなりの苦労があると思う。

人から好かれやすいというのは言い換えれば人から望んでいない期待をされるということでもあって、時には嫌になることもあるかもしれない。
無論、ISTPから見てそれが全て理解できるような話ではないと思うが。

なんだかんだ言ってISTPはENFPが羨ましいというのは否定できない。
軟派と言うより硬派なISTPは自由主義で個人主義でもあるが、芯が強すぎて人と意見がぶつかったら言葉で殴る物理属性もあったりするので、まあ人も揉めることも少なくはない。
なので、期待されるが無意識に人が集まるENFPを見ると常に誰かと(物理的に)揉めてる自分と比較して「なんか平和的で楽しそうだな」とか思ったりはする。(面倒臭いので揉めたいわけではないが、なんか喧嘩を売られやすい)

先述した通り好かれることに良さを感じているわけではないが、ISTPは人を良い悪いで判断するのは意に反するというか、そこにあるものをそのまま受け入れることに一番重きを置いている。

なので、ENFPがどうあろうと期待に沿わなかったとしても、それがENFPのあり方であるとISTPは思うだけの話である。

◼︎日本社会とENFP×ISTP(まとめ)

むしろそういう自由で奔放なENFPって日本という伝統的で慣習的な国ではなかなか珍しい存在だと思うし、今までのあり方を守ることだけでは何も変わらないから、ぜひとももっと好きに生きて欲しいとさえ思っている。ISTPとしては。

まあ、多分ENFPはそれだけ好きにしていた方が性に合っていると思うし、ISTPは反感を買って出てきた人たちに「じゃあお前らは何ができるんだよ」と現実的に圧をかけつつENFPの自由を守って肯定するのが仕事なのかもしれないので。
治安が悪くなるのは許して欲しいとして。。

一人のISTPとしては、ENFPの事を好きだと思っている。

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