レフトゥバーズ 新馬戦② 再分析
こんにちは競馬解雇です。
いつも読んでいただきありがとうございます。
色々な予想ファクターは良質な決勝タイム分析の上に成り立つ!
まずレースタイムを分析しようぜ!をコンセプトに皆さんにとって「痒い所に手が届く馬」を分析していきたいと思って記事を書いています。
=余談=
先日レフトゥバーズの記事書きましたが、その後似た条件が3レース実施されてましたので、比較をしてみたいと思います。
皆さん大好きな(たぶん)アカイトリノムスメもいますよ~。
それでは本編どうぞ。
比較レースは以下の通り
①土曜5R 牝馬限定 新馬戦
レフトゥバーズ 1.34.5 33.4
②日曜2R 牝馬限定 未勝利戦
ソングライン 1.34.1 34.1
③日曜9R 牝馬限定 1勝クラス
アカイトリノムスメ 1.34.5 33.9
④月曜2R 混合 未勝利戦
セラフィナイト 1.34.5 33.7
まず初見の感想としては、全体タイムはほぼ変わらない中で、最速の上がりを出しているレフトゥバーズが「やっぱり強い」って思いました。
それが新馬戦であるというのが、また価値が高いです。
で・す・が、
まだ結論は早いです。
コースが変わって最初の土曜日だから特に馬場が良かっただけの可能性がありますので、そのあたりも確認していきましょう。
当日の該当レース以外の芝レースの結果を平均し、1600mに計算し直した数字が以下の通りです。
土曜 レフトゥバーズ 全体-0.3秒 上り+0.7秒
日曜 ソングライン 全体+0.1秒 上り+0.1秒
日曜 アカイトリノムスメ 〃 〃
月曜 セラフィナイト 全体±0 上り±0
これを最初の①~④に入力すると
①土曜5R 牝馬限定 新馬戦
レフトゥバーズ 1.34.8 32.7
②日曜2R 牝馬限定 未勝利戦
ソングライン 1.34.0 34.0
③日曜9R 牝馬限定 1勝クラス
アカイトリノムスメ 1.34.4 33.8
④月曜2R 混合 未勝利戦
セラフィナイト 1.34.5 33.7
となります。
レフトゥバーズは、確かに全体時計の面では若干分が悪くなりますが、当日少しかかり気味であったラスト3ハロンを入力すると凄まじい数字になってしまいました。
こんなのは数字遊びでしかないのでしょうが、どこかの曜日が特別馬場状態が良かったわけでも悪かったわけでも無かったというのはわかりました。
そして、何回も言いますがレフトゥバーズは新馬戦です。
一応、これからのことも考えてラップも見ておきましょう。
①12.7-11.1-11.7-12.1-12.4-11.9-11.1-11.5(60.0)
②12.6-11.1-11.5-11.8-11.9-11.7-11.9-11.6(58.9)
③12.8-11.5-11.9-11.9-11.8-11.5-11.3-11.8(59.9)
④12.7-10.8-11.3-12.0-12.7-12.0-11.7-11.3(59.5)
()内は1000m通過
ペースは②のソングラインのレースが優秀です。最後方にいた馬が3着なので差しに展開が向いていたのは確実ですが、上りもまとめて良い内容だったと思います。
正直、その他はそれほど大差はないかと思います。
次に優秀なのは12秒台が無かった③ですが、これは上級戦ですから多少はそうでなければといったところ。
そもそも、このペースを演出した馬が比較対象ではないので、逃げ馬以外を評する時、ラップというのはどこまで価値があるのか不明です。
特にスローだったレースは無かったということが分かったのが大事。
どうゆう意味かというと、レフトゥバーズはクラス上がっても、さほどペースの心配は無いだろうということですね。
あとは②のレースで先行していた馬は中山で注意しましょう。
=考察=
やっぱレフトゥバーズ強いですね。
正直、2日ほど前に記事を書いた時は、今の馬場状態がもしかしたら特別良いのかもしれないという思いもあったのですが、今回似たような条件を実施してくれたことで確信に変わりました。これは強い。
中にはあの出世レース赤松賞もありましからね。
特に今回数字を比べてみてわかるのが、決め手の強烈さではないでしょうか。
上記した補正値の32.7はどうでもいいのですが、最後余裕残しでの33.4は、かなり強烈です。余裕残しの中、ラップ上でもラスト2ハロンの部分は一番ですね。
マイルチャンピオンシップを圧勝した、ディープ×タピットの末脚が止まりません。
~おわりに~
このように競馬解雇では、毎週気になった馬のレース分析をしています。
血統、パドック、馬体、展開読み、ローテーション等その他諸々多くの予想ファクターは、その時々の条件で大きくその信頼度を変化させます。
ただし「時計(タイム)」、これはただの結果でしかないので、その中身には揺るぎない事実しかありません。
未来を「予想する」ファクターばかりに捕らわれず、日々のレースの事実を集めることを目標にこれからも分析を行っていきます。
今回も痒い所に手が届く内容になっていれば幸いです。
良ければまた読んでください。それではまた。
※競馬解雇は予想屋ではありません。