ソダシ アルテミスS 走破時計評価

こんにちは競馬解雇です。

みなさん注目の白毛馬ソダシ。
シラユキヒメ一族待望の芝の大物誕生にコアファン歓喜。
また、その見た目から新規のファンも増えそうでJRAも期待大と言ったところだろう。

東京も克服で上がり勝負も出来そうだ!とするには少し早い気がするので、アルテミスステークスを考察しておきたい。

ソダシ
父 クロフネ
母 ブチコ  母父 キングカメハメハ

では早速当日の馬場傾向だが、当日は新馬戦を除き4鞍の芝レースが実施されていた。

レース名 距離 勝ち馬の全体時計(結果・同平均) 上り3ハロン時計(結果・同平均)の順
(※2015年以降同クラス良馬場平均)

2R 1600 全(1.34.6・1.35.2)-0.6  上(35.5・34.4)+0.9
3R 1800 全(1.47.8・1.49.9)-2.1  上(34.4・34.0)+0.4
8R 2000 全(2.01.8・2.00.3)+1.5    上(33.0・34.3)-1.3
10R 1600 全(1.32.8・1.33.3)-0.5  上(33.3・33.4)-0.1

各100m換算すると(端数切捨て)

2R 全(100mあたり-0.03)  上(100mあたり+0.15) 
3R 全(100mあたり-0.11)  上(100mあたり+0.06)
8R 全(100mあたり+0.07)    上(100mあたり-0.21)
10R 全(100mあたり-0.03)  上(100mあたり-0.01)

平均すると(合計÷4)(端数切捨て)

全体時計100mあたり-0.02秒
上り時計100mあたり-0.00秒

-0.02 × 16(1600m) = -0.3秒
 0.00 × 6(600m)   = 0秒

つまり当日は平均より全体で0.3秒早く、上りは平均程度で馬場状態であったと想定できる。(切り捨てしなければあがりも少し早い想定だ。)


全体として少し早い時計がでる馬場状態だったようだ。


2015年以降の良馬場開催のアルテミスSの勝ち馬の平均時計

全(1.34.5) 上(33.7) なのでこれに 全(-0.3) 上(0)を調整すると、ソダシの想定タイムが以下のように出る。

馬場補正による想定   全(1.34.2) 上(33.7)
実際のソダシのタイム  全(1.34.9) 上(33.9)

全体時計0.7遅く、上りも0.2遅く走破した。
というのがこのレースの結果である。

直線の雰囲気は一頭抜けた感じだったので強く見えたが、走破時計自体は午前中の未勝利戦より劣っている。上り33秒台も見た目はいいが、近年のアルテミスSより内容が薄くなっているのはよくわかる。操縦性の良さでスローよりの展開を上手くまとめた感じか。
当然、まとめられる能力があるのでポテンシャルは高いだろうが、本番はもう少し展開がタイトになった上で上がる脚が要求される。札幌2歳で持久力は折り紙付きだが、この決め手で外回りのGIに届くのだろうか。

競馬解雇は予想屋ではありませんので気にしないでください。

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