ソダシ 札幌2歳S レコードの価値
こんにちは競馬解雇です。
近年No,1登竜門として名高いアルテミスSがあるので、人気になりそうなソダシの前走について考察してみたい。
ソダシ
父 クロフネ
母 ブチコ 母父 キングカメハメハ
皆さんご存じ、金子オーナーこだわりの白毛の血統だ。
では早速当日の馬場傾向だが、当日は新馬戦を除き5鞍の芝レースが実施されていた。
レース名 距離 全体時計(当日・平均) 上り時計(当日・平均)
(※2017年以降同クラス良馬場平均)
2R 1200 全(1.08.7 1.09.5)-0.8 上(34.2 35.1)-0.9
7R 2000 全(2.00.4 2.01.5)-1.1 上(36.4 35.5)+0.9
8R 2000 全(2.00.5 2.02.5)-2.0 上(35.3 35.5)-0.2
10R 1200 全(1.08.8 1.09.2)-0.4 上(34.5 34.5)±0
12R 1500 全(1.28.4 1.29.0)-0.6 上(34.2 35.2)-1.0
各100m換算すると
2R 全(100mあたり-0.06) 上(100mあたり-0.15)
7R 全(100mあたり-0.05) 上(100mあたり+0.3)
8R 全(100mあたり-0.1) 上(100mあたり-0.03)
10R 全(100mあたり-0.03) 上(100mあたり±0)
12R 全(100mあたり-0.04) 上(100mあたり-0.1)
平均すると
全体時計100mあたり-0.05秒 (×1800) = -0.9秒
上り時計100mあたり0.02秒 (×600) = 0.12秒
つまり平均より全体で0.9秒早く、上りで0.1秒かかる馬場状態であったと想定できる。
2017年以降の良馬場開催の札幌OP以上の平均時計
全(1.50.8) 上(36.6) なのでこれに 全(-0.9) 上(0.1)を調整すると、ソダシの想定タイムが以下のように出る。
馬場補正による想定 全(1.49.9) 上(36.7)
実際のソダシのタイム 全(1.48.2) 上(36.7)
全体時計で-1.7想定を上回り、上りは平均程度で走破した。
というのがこのレースの考察結果である。
早い展開を先行していたことで上りの末脚は目立っていないが、近親はダート活躍馬が多いことを考えても、持続力には自信ありといったところか。
と、締めたいところなのだが、実は2017年以降は稍重馬場を追加すると何故か平均タイムが少し早くなるので、ここだけは稍重も追加でタイム換算させてほしい。
すると、平均タイムが
全(1.50.1) 上(36.3) なのでこれに 全(-0.9) 上(0.1)を調整すると、ソダシの真の想定タイムが以下のように出る。
馬場補正による想定 全(1.49.2) 上(36.4)
実際のソダシのタイム 全(1.48.2) 上(36.7)
全体時計で1秒早く、上りタイムで0.3秒秒遅いのソダシの実力だ。
やはり持続力には自信ありだが、さっきの数字よりは上りの末脚勝負には弱い印象を受けることになった。
さて、アルテミスS
外目からぐいぐい伸びるタイプが良く、内をさばいて伸びてくる馬はほぼノーチャンな感じ。多頭数だし、馬券内を考えるなら最低でも外枠が欲しい。
※競馬解雇は予想屋ではないので、気にしないでください。