【重要】タイム分析が必要な理由
こんにちは競馬解雇です。
いつも読んでいただきありがとうございます。
色々な予想ファクターは上質なタイム分析の上に成り立つ!
まずは走破タイムを分析しようぜ!をコンセプトに記事を書いています。
=余談=
今週末は歴史上最も豪華な、そして二度と無いようなメンバーで実施されるジャパンカップがあります。
無敗の3冠馬2頭に史上最多の8冠馬の戦いとか2度と無いんじゃないですか?もうほぼ完璧です。
あと足りないとすれば凱旋門賞馬の参戦ぐらいでしょう。それくらい完璧なメンツです。
予想みたいなこと書けば、読む人増えるんだろうなと思いながら、悶々と考えているところです。
で、今日はそれと全く関係ない話を少しさせていただきます。
それでは本編をどうぞ。
なぜタイム分析が必要か?
皆さんは普段どのようなファクターで競馬の予想をしているでしょうか。
血統、ラップ、パドック、調教、厩舎、外厩・・・その他色々あると思いますが、私はタイム分析が最も大切だと考えています。
例えば「血統」
血統はその馬が持つ遺伝子を根拠に得意、不得意を予想するファクターですが、それって競馬解雇的に言わせてもらうと、ある程度拮抗した能力差の上でのみ成り立つ予想ツールなんですよね。
どうゆう意味かと言うと、
今は無き京都の外回りマイル戦。ここはサンデーのキレキレ馬が大得意とする条件で、逆にヨーロッパ色の強い馬は活躍できません。
これまでの皆さんの馬券もサンデー系に賭けられることが多かったと思います。
しかし、次の条件ならどうする?
1勝クラスで勝ち負けするガリレオ産駒と、未勝利クラスのディープ産駒の戦いならどちらを買うでしょうか?
相当な大物ディープ産駒じゃない限り多くの人は1勝クラス勝ち負けのガリレオ産駒を買うのではないでしょうか。
そうなんです。皆さんも潜在的に判ってるんです。
血統というのは力差を一気に覆すようなものではなく、僅かにある得意、不得意に起因するだけの予想ツールでしかないってことを。
にもかかわらず、普段皆さんは問答無用に「この条件なら、この血統だ!」とか考えてませんか?
別に競馬回顧は「血統が悪い」と言っているわけではありません。
実力が拮抗しているGⅠなどの上級レースでは、条件による得意、不得意によって結果が変わることもあるので、そういった知識を持っていることは非常に大事です。
だけど、下級条件や中級条件はそのクラスの中にもハッキリと強い弱いがあるので、「血統」による逆転を期待するより、そのまま強い馬を買った方が良いって話なんです。
しかも、普段のレースはGⅠなんかより下級条件や中級条件の方がはるかにレースが多いです。
「俺は夢を買うんだ!!」と、わけのわからない事を言ってる人以外はそちらでの実力をつけた方が断然いいです。
そのためにはまず走破時計の分析が必要になるんです。
同クラス、同距離のレースにしても、その時の馬場コンディション一つでタイムの価値が違います。
よくテレビの予想家が「馬場が渋っている中でこの時計は立派」みたいな発言をすると思いますが、
そうゆう発言を聞くたびに競馬解雇は
「それって何基準ですか?」
「あなたの中にある重馬場の想定タイムとの差でしょ?」
「あなたの中にある重馬場ってどれくらいの重馬場なの?」
って感じになり、
「待て待て、お前の言葉一つでそれを信じてしまう人もいるだろうにいいかげんな発言しやがって」とげんなりします。
時計(走破タイム)の判断というのは、そうゆう感覚的なものではなく、過去の平均値との差、そして当日の芝やダート条件との差を計算して初めて評価がの有無を出せるものなのです。
分析した結果で、明らかに強いレースをしていた馬がいれば強い馬を買う。
甲乙つけがたいレースをしていた馬がいれば、そこで初めて「血統」の知識を使って馬を選ぶのです。
血統に対してつらつらと語りましたが、ラップも関しても同じです。
単純にそのラップだけ見て「1000m通過が61秒だから大したことない」とはならないんですよ。
そこに過去の平均値との差、そして当日の芝やダート条件との差を計算を入れ込んで初めて時計の価値がわかるんです。
パドックや調教も同じです。
分析の結果、メンバー中である程度の実力がある馬でないと、いくらパドックや調教が良かったとしても上位には来ないです。
ま、パドックで「ウオッカ」に見える馬や、安田厩舎、森厩舎ビックリの爆走坂路時計を出しまくってる馬がいれば、問答無用に買ってもいいでしょうが、まぁそんな馬はほぼいないでしょう。
競馬解雇は色々な予想ファクターってほとんどが、上質なタイム分析の上に成り立ってると思うんです。
だけど、ほとんどの人はそこの分析ってあまりせず、やれ「血統だ」「パドックだ」ってなって予想を語りたがります。
それってどうなんだろって思います。
読んでいただいた競馬好きのみなさんはどうでしょうか?
買った新聞のデータとかだけでレース内容を判断して終わりにしてませんか?
そのあたりを改めるともしかしたら良いことがあるかもしれません。
私は予想屋ではありませんので、予想を載せることはありませんが、走破時計をメインとして、これからも気になる馬を回顧していきますので、良ければまた読んでください。
ではまた。