男女共同参画推進委員会に参加してみた
こんばんみ、沼津市で男女共同参画推進委員もやらせてもらってます、スズキヨウコです。
さて、委員に公募したきっかけは、友達のお誘いから。
「ヨウコちゃんの投稿見てると向いてるかな~、と思って」
と子育てサークルつながりのさやかちゃんから紹介。
で、公募しました。きっかけをありがとう!
たぶんさ、思うよね。「男女共同参画」ってそもそも何?
内閣府男女共同参画局のHPから
要は、性別(男女*)関係なく、自分らしく色んな分野で活躍して、嬉しさも厳しさも、一緒に感じながら楽しく暮らそうよ。ということ(だと思っている)
*近年はLGBTQの方についても関心高まってますがそれも含めて全部ってこと
余談だけど、その「自分らしく」ってのもバイアスかかるから本当に「それ、自分の本当の意思?」という問いは持ち続けないといけない、ということも頭に置いておいてほしい。
で、男女共同参画「推進委員会」ってなんだ
まるで早口言葉みたいなこのワード。一般人には聞きなれなくて噛みそう。市のHPから引用してみましょう。
要約すると、知識がある人もない人も、団体の人も一般市民も、
「男女共同参画」の施策が進んでるか確認して、計画に入れていくための委員会、ということ(なんだと思う)
委員会の「実施内容」について ご案内いただいた書類には、
つまり要約すると、(PDCAにしてみよう)
作った計画に対して、ちゃんと進行しているか、チェックするのが委員会。
所管課だけでなく、学識経験者や各団体・市民のいろんな目で見ましょう、というのが主旨。(なのだと思っている)
応募は、十何年ぶりの履歴書と、小論文「男女共同参画について思うこと」を添えて。
公募の応募条件の詳細は忘れましたが、4月下旬~5月上旬にかけて市のHPへ掲載されており、応募書類の中には、「履歴書」と「小論文」がありました。(委員会へ出席すると手当もでます、なんと)
新卒から10年ちょい同じ会社で働いているので、「履歴書」なんて久々で書き方忘れてました。何とかなった。証明写真の劣化度合いには引いたけど。
小論文のテーマは「男女共同参画について思うこと」
ハードル高そうに見えるけど、なんでもいいんだと思う(勝手)。
わたしは、自身の体験談(就職、妊娠、出産を経た働く女性としての生き方)と、コロナ禍でのジェンダーに関わる問題が明らかになってきたこと(特に休校対応は母親が休んだり対応することが多かった)なんかを書きました。全文載せたいけどやめとく。
そして、面談
面談も、1対多数って久々で緊張はしましたが、小論文の内容や、(事前の準備で書類を読んだり意見を起票する必要があることがあることに対し)仕事や家庭との両立は可能か、などの質問がありました。
通知は1週間後に。結果は合格(?)。無事委員に選出していただきました。
事前の準備のボリュームたるや・・・!
委員会の前準備で、たくさん資料を読み込みました。
各課の男女共同参画に関わる施策、占めて
全31課 128施策…!!
冊子も5冊ほど…!!
これだけの施策について資料に目を通すだけでも正直大変。作る側はきっともっと大変。ありがとうございます…。
委員会当日に質問もできますが、事前の質問提出がいいですね。(お互いに)
さあ、委員会、いざ開催!
委員会当日、こんな感じで和やかな雰囲気もあれば、白熱した(?)やり取りが展開されたりと。(わたしは事前の質問数が多かったので発言機会を多くいただきました)
市役所から眺める景色。いいなー。
前年度までの評価と今年度の取り組みについて3日間(いずれも半日)開催されました。
全国的に見ても、市が関わる男女共同参画の施策について担当課へ委員会から直接ヒヤリングすることは少ないそう。
それを沼津市はかれこれ7年ほどやってるそうです。
過去の議事録はここ
文字ばっかりでアレだけど、ちょっと読むだけでも(今年度はまだかな)
↑こう見えてさ、真面目だからやるときゃやるのよ。
直接担当の方たちへ「当事者」や「住んでいる人」だからこその気づきや意見を伝え、市側のコメントをもらいながら話し合うことが出来るのは本当に貴重な機会。
どれだけ反映されるかは分からないけど、聞いてもらえた感はある。市側の姿勢もわかったので勉強になった。そしてやりたいことが増えた。
やってみて、思ったこと
市でやり切れないことや出来ないことは市民がやってもいいし、採算とれるなら企業が事業としてもやってもいいと思う。
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市の所管課の担当者へ直接意見ができる、そして対話ができる場所。意見を伝えるとともに、行政が抱えている課題や難しさも少しは理解することが出来ました。
貴重な機会で本当に参加してみてよかったと思う。
迷っている方や、へー知らなかったやってみようかな、
という方は是非。やれそうかも、という時はチャンス。
一緒に委員を務めていた友達や、委員長を務められた犬塚先生(静岡市のアイセル女性カレッジからご縁が何かと続いていてうれしい限り)、副委員長の曽根原さん(ほんとかっこいい)、メンバーに恵まれていたのも楽しく過ごせた秘訣かな、と思います。
次回も楽しみ。
今日はこの辺で。