知覚の感光板と、聴くこと
友人の結婚式で上京したので、アーティゾン美術館へいってきました。Facebookで友人が行っているのを見て思い立って。限られた時間ではありましたが、足を運んでよかったと思っています。(感謝)
2022年7月10日までは、展覧会が3つ(!)開催されています。
中でも、ジャム・セッションがとても素敵な展示で記憶にも残っていますが、noteにも文字として落としておきたい。
展覧会情報
ジャム・セッション 石橋財団コレクション×柴田敏雄×鈴木理策 写真と絵画−セザンヌより 柴田敏雄と鈴木理策
ちなみに、今回のジャム・セッションとは
今回は、絵画×写真が一つのテーマとして、それぞれの役割というか立ち位置の共通点や違いを感じることができました。
芸術家が制作をしている時、その自由な脳は感覚を受け止める知覚の感光板のようでなくてはならない
セザンヌのこの言葉が印象に残っていて
脳はあくまで感光板で、という感覚が何かに似ているな、と思って考えたら、「聴くこと」に似てるのかも、と思い始めて。すごくふわっとしながら何が起こるか分からない期待感のようなものがあるなかで、安心感があって。うつわ的。正直この感じは言葉で伝えきることができない。ほんと、言葉で表すのは限界がある。だから、美術館に足を運ぶのが好き。
美術館の建築も素晴らしかった…館内のサインもシンプルでデザインがカッコよくて、かつ分かりやすかったり。このなんかもうこの写真とか、もはやモンドリアンみたいな楽しさ。
たくさん触発がありました。
視線の話もおもしろかった。
今日はこの辺で。