診断を受けたらADHDだった話
正直この話をするか1ヶ月迷った。
なぜなら今後自分と関わる人もいるからだ。
でも正直に話しても別にデメリットはないかなと判断し書くことにした。
ただこの検査は保険が使えず、自己負担なのと民間の企業の方法なので、確実ではないことだけ覚えてほしい。
自分はずっと昔から自分は他人と違うなあと感じる時があった。
昔からの違和感
それを初めて感じたのは小学一年生の時
右と左をみんなで覚えるレクリエーションのこと。
みんなは右と左を判別しているのだが、何度やっても右と左が覚えられなかったのだ。
ちなみに今も東西南北が曖昧で、内見の時方角聞かれたらめっちゃ困ってます。笑
後は箸の持ち方を習得するのにかなり時間がかかったり、自転車に乗るのが異常なほど遅かった。
その後は
・同じことをしても他人の半分も覚えられない。
・好きじゃないことに対しての集中力が全くない
・人の顔と名前が覚えられない
・ケアレスミスが多い
・後回しにしてしまう
みたいな違和感はあった。
会社員の頃はメモをとったのにそのメモに書いてることが理解できなかったり、過去の上司にはお前は教えたことの1/10しかできないと言われたこともあった。
ちなみに大人になった今でもできないことがたくさんある。
・料理
・車の運転(駐車できない)
・本をちゃんと読む
・映画・ドラマを集中して見る(集中できない)
・音楽を1曲全部聴く(単調な曲はすぐ飽きる)
・人の顔と名前覚えれない
ただ他の人ができないことや得意なこと好きなことをやらせた時は誰にも負けないくらいの熱量があったのも確か。
人狼ゲームやポーカーなどのゲームは鬼のようにハマるし、マリカーは多分かなり強い。
実際この記事も1時間くらいで鬼集中して書いてる。
そうやって30年間生きづらさを感じながら生きていたのだが、
12月にADHDの診断を受けようと突如思った。
そして12月10日に診断を受けた。
別に治療したいとかではない。
周りからADHDと言われ続け、自分でネタにしていたところはあるので
ちゃんと診断を受けて証明したい。
あと今後どうしたらいいのか聞きたい。と言う理由だ。
ADHDの診断を受けることに
そういう理由で都内のQEEG検査という脳波を測る検査を受けた。
ブレインクリニック東京というところだ。
診察費は全て合わせて18,000円くらい。
事前予約制だが、割と予約取れるっぽい。
評判もまちまちで詐欺だと言っている人もいたけど、ネットで調べると95％は信憑性があるとのことだったし、とりあえず受けてみたかったので受けた。
ただ行くのめんどくさくてキャンセルしようと思ったら当日キャンセル料100％だったので、渋々行くことに。
カウンセリング
まずはカウンセリングから1時間くらいあったかな？
なんで来たの？とか
どういうところが困ってる？
みたいな問診があって、自分はこういうところが困ってますと正直に告白した。
あまり周りの人にこういうことを言う機会がないので、救われた気がした。
QEEG検査とは？
次にQEEG検査を受けます。
QEEG検査とは脳波を測定して脳の状態を可視化する検査です。
脳波の強さや種類、出ている部位などを測定し、脳の各部位が正常に機能しているかどうかを診断するそうです。
こんな感じの機械を頭に取り付けて、10分くらい？経つと完了
診断結果は？
結論から言うとASD強めのADHDが併発していました。
ADHD：集中力がない、注意力散漫、準備苦手、ケアレスミス
ASD：コミュニケーション不足、人に気を使う、空気読めない
自分の場合はまとめるとこんな感じ。
どっちも該当しているらしい。強さで言うと10点中の4点くらい
もっと強い人はいるとのこと。
10点まで行くと重度の発達障害で、小学校の時別のクラスで授業を受けていた人レベルなので、ここにくる時点でそこまで強い人はいないらしい。
その中でも一番強く見られたのがADD（注意欠陥障害）と言う症状
・よく物を忘れたり失くしたりする
・スケジュール管理が非常に下手
・同時進行しようとして失敗する
・片付けや整理整頓に難あり
・集中して話を聞くことができない
・気分の変動にムラがある
・金銭管理が苦手
この辺りが症状として出るそう。
まさに自分やん！！！と声に出そうになった。
すごい先のスケジュール管理は苦手だし、直前になってようやく動くし、
旅行とか行ってもその場で決めたりしちゃう。
脳情報も測れるのだが、それはちょいいい方だと言われた。
簡単に言うと頭は悪くないと。
ただバカなのではなくADDとかASDのせいで生きづらいのでは？
と言う結論に至った。
ここは安心はした。
このあとは治療すれば治ると言われたが、60万〜80万くらいするそうで、
それはやめた。
薬じゃなくて脳に刺激を与えて治療する方法で、ほぼ永続的らしい。
ただ正直そこまで重度じゃなさそうなとのそれよりかはICL (視力を良くする手術)がしたいので、
でも治療してどう変わるのは気になるのはある。
あと営業的なことはそこまでなかったので、”結果だけ知りたいです”
といえば治療をそこまで勧められないと思う。
まとめ
総じて診断受けてよかったなと思った。
理由は
・自分の不注意はADHD気質からくるものということ。
・対策をすれば大丈夫なこと。
・自称ADHDではなく、ほんとに言えること←これ重要
最後にこの記事はQEEG検査を助長するものでもなく、あくまで受けた一般人男性の小言だと思って欲しい。この検査が絶対に正しいとは思っていないし、もはや占いに近いものだと思っている。
あとADHDを理由になんでも許されるとは思っていない、
むしろハンディキャップを背負っている分、自分で対策をしていかねばならないと思っている。
こまめにメモを取るようにしたり、スケジュールはその場でGoogleカレンダーに入れるようにしている。
自分の周りにはADHD気質な人が多い気がする。
てか普通の人っているん？逆にこの診断受けた人で普通の人いたら本気で教えて欲しいwww
けど、ADHDも個性だと思うし、経営者、フリーランスなんてみんなADHDだとすら思っているで。
これからも強く生きていきましょう〜〜〜〜
ADHD万歳。
いつかADHD飲み会しましょう。