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ラボダイヤは、奇跡のタイプⅡ

ダイヤモンドは「炭素元素」の固まりで、タイプ1とタイプ2の2つが存在します。

タイプⅠ(Ⅰ型)は、炭素元素内に窒素不純物が含まれていて、ほとんどの天然のダイヤがこちらに相当します。ちなみに、不純物はインクルージョンレベルではなく、炭素の原子の結晶格子内のレベルで存在するため、専門の装置が無い限り、見分けは難しいと言われています。

タイプⅡ(Ⅱ型)は、窒素不純物がほとんど含まれていない、非常にクリアな炭素の結晶体になります。天然ダイヤの中では、わずか1%も満たないと言われ、Dカラーを超えるCカラーと言われるくらい純粋な結晶体です。

実は、ラボグロウンダイヤモンドは、タイプⅡがほとんどです。これは、ラボダイヤは、研究室や工房から原石を生成するため、余分な不純物が入りづらく炭素原子を完全にコントロールできる環境にあるからと言われています。また、結晶体が規則正しく並んでいると、研磨もしやすく、最終的な仕上げも綺麗です。

左端のCommentsにて「TypeⅡa」の記載あり。