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ダイヤモンドを愛でる(めでる)+4C


ダイヤモンドの楽しみ方のひとつに、ルース(裸石)そのものを愛でるという体験方法があります。

愛でる体験方法は主に3つです

・肉眼でみる
・ルーペを使ってみる
・鑑定書をみながら、ルーペでみる

肉眼でみる

ダイヤモンドの特徴として外せないものが、キラキラともギラギラとも称される「輝き」です。
特にダイヤの特徴である屈折率2.417を生かした、ラウンドブリリアントカットなどは、光を集めて反射させる魅力的なものです。※ちなみに他の宝石ルビー、エメラルドなどの屈折率は1.7や1.5くらいです。

そして

思いきってダイヤモンドを太陽の光に当てて見ましょう!

また、旅先にダイヤモンドを持って行って、一緒に写真を撮るなんて楽しみ方も面白いかも知れません。

自然の光に当ててみよう

「輝き」ダイヤモンドが眩いばかりの輝きを放つ3つの秘密

七色の虹色プリズム効果 「ディスパージョン」
表面のきらめき 「シンチレーション」
白い輝き「ブリリアンシー」
宝石の中でもダイヤモンドの持つ唯一無二の輝きを、肉眼やルーペでみて感じてみてください。​​​​​

ルーペを使ってみる

ルーペを使える事は、ダイヤモンドを愛でる上で欠かせないものです。

ルーペでみる時のポイント

  1. ルーペは目から離さず、対象物を近づける

  2. 両目は開けたまま

  3. ピンセットや手で持ちながら、ゆっくりと角度を変える

慣れてくるまで少し時間が掛かりますが、ルーペでみるダイヤモンドの世界はまた格別です。

プリンセスカットをルーペでみる

ポイント

・利き目でみることでピントが合わせやすい
・ルーペですが例えば同じ10倍でもレンズによって精度が違いますので、宝石に適したものを揃えましょう。

ルーペを通してみえる事

カット
ダイヤモンドは原石から人間の手で削る事で、輝くものです。ラウンドブリリアントカットの他、ファンシーカットと呼ばれる様々なカットがあります。中でもラウンドブリリアントカットのエクセレントカットは芸術的とも言える左右対象の見事なプロポーションをしております。

様々なカットたち

内包物(クラリティ)
ルーペを使うことで、ダイヤモンドの世界をより垣間見ることが可能です。特にクラリティと呼ばれる内包物の割合は、様々な種類があり、ルーペレベルみないとわからないものが沢山あります。

内包物の世界

鑑定書と一緒にルーペでみる

ダイヤモンドは宝石の中で唯一「鑑定書」がつく宝石です。「鑑別書」が宝石の種類のみの判断に対して、ダイヤモンドの内容そのものを鑑定することで、肉眼レベルではわからない細かい詳細を知ることが出来ます。この細かい詳細を「4C」と言います。

4Cとは

大きさ(カラット)

カラットは価格を決める重要な要素です。1カラット以上がダイヤモンドのステータスとも言われれ、相場もグンと高くなります。また、婚約指輪のカラットは日本は平均0.3ct、欧米だと0.5ct以上、これは予算や、体の大きさ、派手さに対しての文化の違いからと言われています。

カラー

無色透明のDカラーからアルファベット順にZまで、だんだん濁って色が濃くなってきます。婚約指輪はDEFカラーが多く、珍しいものになるとピンクやブラウンなど、カラーがつきます。

クラリティ

ダイヤモンドの中に、どのくらい内包物が入ってるかの割合や数、大きさの評価です。肉眼でわかるレベルだと価格は一気に下がります。

カット

輝きに影響するカットは、ラウンドブリリアントカットのみ、総合評価としてエクセレントからプアーまでの5つのレベルがあります。ペアシェイプやハートシェイプなどは総じてファンシーカットと呼ばれます。

その他

蛍光性という評価があります。紫外線に当てた評価で、青く反応するものや無反応のものがあります。ちなみに青く反応するものは、珍しいですが、厳密には曇っている評価となり、相場は下がる事が多いです。

以上

簡単に愛でる体験を説明しました、ジュエリーとして楽しむこと以外にも、ルースの楽しみ方を知っておくと世界が広がるかも知れません。ちなみに、世界中のダイヤモンドのバイヤーは皆、ルーペをぶら下げて仕事をしています。


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