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デビアス社、「たった3ヶ月で」ラボグロウンダイヤモンドの婚約指輪販売を中止。

最新のラパポートのニュースより

天然ダイヤモンドの仕組みを作ったダイヤモンドの王者デビアス社がですが

合成ダイヤモンド(ラボダイヤ)にも力を入れてました。

2018年に天然と変わらない合成ダイヤ「ラボグロウンダイヤモンド」を販売

そして

2023年6月に「ラボダイヤの婚約指輪」を販売

したのですが

ここにきて

デビアス社、「たった3ヶ月で」ラボグロウンダイヤモンドの婚約指輪販売を中止。

というニュースが入りました。

これの意味するところは?

1、逆に認知度を急速に高める結果となり、慌ててやめた


あのデビアスが認めたラボダイヤとあれば、世の中のラボグロウンダイヤモンドの認知度を一気に高め

現在、アメリカなどではラボダイヤが天然ダイヤとシェアを分け合うくらいの勢いをみせるまで勢いが増しました。

その影響で

天然ダイヤモンドの相場が、急降下しました

2、はじめから低価格で販売することで、ラボダイヤの価値を殺すつもりだった

デビアスのラボダイヤの価格は1カラット800ドル(ルースのみ)とほぼ卸価格みたいなものでした。

これにより、ラボダイヤに価値を付けて販売することは、困難になりました。(関係なくやってるところももちろんあります)

意図的に、天然とラボの住み分けを作ったのかもしれません。

3、天然ダイヤ相場の急落への歯止め

まだ天然ダイヤの相場は下がるのでは?
と言われている中での

デビアス社のラボダイヤの婚約指輪の販売中止は

天然ダイヤの相場を止めるきっかけになるのでしょうか?

さすがに、デビアス社も昨対比で売上が半分以下とも言われている現状に

シビレを切らしたのかな?ともみえます。

そして

婚約指輪だけ販売中止ですので

Diamond is forever

は天然ダイヤモンドこそが適している

と持っていこうとしているのかな?

なんて思いました。


いずれにしても

業界関係者からすれば

天然ダイヤモンドの相場が止まることは
有難いことです。