Vket3_封印の宝物コラボ企画で意図したこと

ハロー、Vket3楽しかったですね

私は自分が出展したり委託を3件うけたりコラボ企画を企画したり軽量化ツールを作ったりして準備期間はてんやわんやしてました

開催期間中も思い付きでアバターを一個でっちあげたり、してずっとVket会場をうろうろしてました

この記事では上記のうち、コラボ企画でやったことの話をしようと思います

私が企画して行った企画は
カステロマギカのlibraryにて「封印の宝物」

ワールド内に配置されたどこかのブースにある「封印のページ」を集めて景品を手に入れるラリー企画ですね

最初はギミックを思いついたことで企画したこのコラボですが、やるからには効果を最大化しようと、いろいろ意図したことがあります

大まかには4つ

1.VRChat内で完結する
2.進捗が一目でわかるようにする
3.どこのブースにあるかは明確にしない
4.この企画のアイテムであると分かりやすくする

です


まず一つ目、VRChat内で完結する

 VRChatをVRでやってる人がVketでラリー系イベントをやると集めるピースをカメラで撮影して回って、全部集めたらHMDを外して暗号を解いてみたいなことをすることになるんですけど、実際めんどくさいじゃないですか

 だからVRChatの中でピースを集めたらDL用のQRコードを直接出現するようにして、それだけ写真を取っておいて後からQRコード解析ツールに放り込んで景品をDLっていう、そういうことがしたかったんですね
 それでギミックとその実装を考えてVket運営に相談してコラボ企画にしました


二つ目、進捗が一目で分かるようにする

 これもわかりやすい
 ラリーイベントで残りのピース数の確認ができないと、いつまで回らなければわからない不安で疲れちゃいますよね
 先が見通せない状態はあんまりよくないです、だから集めたぺージ台紙としての本を用意して、ページを拾うと本が徐々に完成していくという流れを用意しました
 デスクトップモードでやっている人にとっては探すために置いた隙に本がリスポーンしてどっか行っちゃったってことがあったらしくてちょっと不親切な形になっちゃったかな?
 一応pickupの改造をVket運営に申請してリスポーンまでの時間を5秒から2分に伸ばしたりしてるんですけどね
 ちなみにこの本は持って歩く必要はなく、全部集めた後に開くだけで良かったりもします
 あくまで集めたページの確認用やヒント表示用なので


三つ目、どこのブースにあるか明確にしない

 これも他のラリー系とは違うところですね
 イベント用ページを作って参加者リストを作ったりせず、あくまで本にヒントを書いただけです
 あらかじめどこのブースにあるって書いちゃうと、ルートの最適化をして決まったルート通りに回りながらブースを見て、ピースが見つかったら次へ行くみたいなことをしがちなので、そういうのを防ぐためにあえてどこのブースにあるかを明確にしませんでした
 ヒントを見て考えながらワールド内のブースを周ることで、参加者以外のブースも細かく観察するようになるし、見つけた時にヒントのワードとブースが強く結びつくようにするという意図もあります


四つ目、この企画のアイテムだとわかりやすくする

 Vket会場内には様々な小物があります
 販売物も雰囲気用の小物も膨大で、ラリー企画のピースに酷似したものが意図せず配置される可能性もあります
 特に今回の封印の宝物のアイテムはページ、紙です、テクスチャを当てた板です
 図書館のワールドにはそんなもん無数にあるのは想像に易いというものですし、他のワールドにもポスターという形でいっぱいありました
 そんな中どれが封印の宝物企画のアイテムなのかを明確にした要素があります
 それは、インタラクトできるようにしてインタラクトテキストに「封印のページ」と表示されることです
 この上なく明確、もしページがくしゃくしゃになった状態で配置されていてもインタラクトテキストで「封印のページ」って表示されたらこの企画のアイテムだとわかります


と、こんな感じでコラボ企画、封印の宝物は設計されて実装されていたわけです

 最終的な実装にはVket運営スタッフの協力があってこそでしたが、なかなか良いコラボ企画になったと思います
 この企画はpublic化した後も遊んで景品の受け取りが可能なので、まだやれてなかった人も挑戦してみてね!

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