古い時代の風景のイメージは誰でもモノクロなのだろうか?
私は昭和36年(1961年)生まれです。この頃の赤ちゃんの写真は、ほとんどの人が白黒のはず。まだカラー写真は一般的ではなかったですからね。
記憶では昭和45年(1970年)くらいから、カラー写真が徐々に普及してきた感じです。そしてデジカメ全盛の今に至ります。
ということで幕末から私が生まれるくらいまでの写真は、ほとんどが白黒写真です。映画もカラーが主流になったのは1970年代で、テレビも同様。
そんな背景や経験で、古い時代の風景というと、何となくモノクロのイメージしか浮かばないのです。もしくは茶系のくすんだ色ですね。実際の建物や服はそんなことはないのに、ビビッドカラーの映像が浮かばず困ったものです。
ただこれって、生まれた時からカラー写真やデジタル画像の世代は違うかも知れないなと、ふと思いました。彼らは私ら古い人間ほど、モノクロに毒されてはいません。学校の卒業アルバムさえも、ほとんどがカラーではないかと。
となると、古い時代の白黒写真を見ても、モノクロイメージに毒されていない分、脳内でカラーのイメージに変換しやすいのではないかと思いました。あくまで仮説なのですが、どうでしょうか。
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