夫婦で協力ではなく、競争していませんか？

多くの人が、夫婦＝仲間。
協力し合う関係と思って、結婚していると思います。
ですが上手く協力関係が結べず、対立がメインになりがちです。
なぜなら、私たちは競争社会で育っているからです。

日本は戦後（1945年以降）、競争することで経済を発展させてきました。
なので、人も、学校も、会社も、政治も、”競争を美徳”と捉える時期を過ごしてきたのです。

だから、夫婦関係にも競争原理を持ち込んでしまい易いです。
しかも、無意識に刷り込まれています。
なので「夫婦で協力しよう」と頭では分かっていても、挑戦的な態度を取ってしまいます。

この記事は、
✔夫婦関係を修復したい
✔良い夫婦関係を目指し、維持したい
方のお役に立てる可能性があります。

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競争はお互いを疲弊させ、燃え尽きさせる

なぜなら、競争は以下の様な現象を起こすからです。
●足の引っ張り合い
●正しさの争い（相手の否定）
●コントロール
●嫉妬

例えば、夫が妻の言うことにいちいち反発してくる。
理屈責めにしたり、あからさまに嫌な態度をとったり。
上から目線であれこれ文句を言う。などです。
この夫には競争意識が働いているので、この様な態度になります。
実は妻側にも競争心があるため、夫の上から目線な態度が繰り返されます。
つまり、お互いに競争し合っている状態です。

競争が繰り返されると、疲弊し燃え尽きていくのがお分かりいただけたでしょうか？次第に、夫婦にとって前向きな判断が出来なくなります。
何とか自分を守ろうと取る行動は、浮気・不倫、仮面夫婦、離婚通告などです。

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競争意識を手放すには

まずは、気付いたあなたが「競争を放棄して、協力しよう」と決意することが大切です。

理由は２つです。
●夫婦揃って「もう競い合うのは辞めよう」とは、ほぼならないから。
●片方が競争に乗らなければ、成り立たないから。

争いに乗るのを辞めると、十中八九挑発されます。
●文句を言われる
●無視される
●嫌がると分かっていることをされる、などです。

まだ競争したい心理が残っている間は、挑発に屈辱を感じます。
つい言い返してしまったり、感情を爆発させてしまうかもしれません。
でも、そんな時があっても良いんです。
一番大切なのは、あなたの心を落ち着けることです。

再び、「競争を放棄して、協力しよう」と決意し直します。

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イメージしてみましょう

夫婦が「競争を放棄して、協力し合う」様になると、こんな未来が待っています。

●夫（妻）に対して感謝の気持ちがわく。
●夫（妻）を仲間・味方だと感じる。
●夫（妻）の素晴らしさや魅力を感じられる。
●夫婦で協力し合えるため、心にゆとりが持てる。
●エネルギーが、競争➡創造に向き、楽しみが増える。
●対等なパートナーシップと感じる。
●落ち着いた気持ちで日常生活を過ごせることがグッと増える。
●夫（妻）を信頼して任せることができる。
などです。

少し心が柔らかくなりましたか？
それとも、非現実的すぎると想像に抵抗を感じましたか？
どう感じても、OKです。
今あなたが心をほぐせることをして、出来そうと思えることから取り組んでみてくださいね。

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まとめ

✅競争社会で育っているので、夫婦関係にも競争原理を持ち込み易い
✅競争意識は無意識に刷り込まれている
✅「協力した方が良い」と頭では分かっていても、挑戦的な態度を取る
✅競争していると起こる現象は、正しさの争いやコントロールなど
✅燃え尽きた結果、自己防衛で不倫、仮面夫婦、離婚通告などに走る
✅気付いたあなたが「競争を放棄して、協力しよう」と決意する
✅片方が競争に乗らなければ、成り立たない
✅まだ競争したい心理が残っている間は、相手の態度に屈辱を感じる
✅一番大切なのは、あなたの心を落ち着けること
✅競争を放棄し協力関係になると、夫（妻）に対して感謝の気持ちがわく

以上のことを書きました。
競争には、良い面ももちろんあります。
向上心は、周りとの比較・競争の中から育まれるからです。
ただ夫婦・親子に関しては、競争を放棄して協力関係になった方が上手くいきます。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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