なぜ夫婦関係は難しいか?
結論から言うと、夫婦関係は近くて対等…だけど男女差という共通点の少なさがあるから難しいです。
毎日生活を供にする近しい関係性が一度当たり前になると「甘え」が出ます。
「これくらい許されるだろう」
「こんなこと言わなくても分かるはずだ」
親子関係の場合、親は子どもを受け容れる立場です。まだ年齢的に出来なくて必要に迫られたことがあれば、親は自分の欲求を抑えて子どもの要求に対応します。でも夫婦となれば、基本的に「自分のことは自分でして欲しい」と「自立」を求めます。
「甘え」が出やすい存在でありながら「自立」を求める相手…それが夫・妻なのです。
⏬この記事はこんな目的を持つ方を対象にしています。
✓ 家族関係を良いものにしたい
✓ 夫婦関係を見直したい
✓ 夫婦関係を修復したい
✓ 良い夫婦関係を築きたい
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対等と言いながら、上下の関係になりやすい夫婦関係
親子の場合(親のタイプにもよりますが)、子どもの目線に合わせて「ヨコの関係」を意識しやすいです。ですが元々「ヨコの関係」である夫婦は、正しさを主張することで「タテの関係」になりがちです。
「ヨコの関係」をキープするには、相手を理解しようとする姿勢がとても大切です。ここで「男女差という共通点の少なさ」が立ちはだかります。
つまり、同性の方が共通点が多いのです。夫に話すよりも、女友達に話す方がスッキリするなんて良く言いますよね。夫婦良い関係でいようと思ったら、共通点の少ない相手を理解しようという心掛けが必要そうです。
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身体は別人と分かる、でも思考や感情は混同しやすい夫婦関係
人間目に見えるものは理解しやすいです。だから、夫や妻が物理的に身体が違う人間なのだということは常に認識できます。ですが、思考や感情は見えません。だから「これくらい許されるだろう」「こんなこと言わなくても分かるはずだ」に苦しむパターンが多いです。
例えば…
【これくらい許されるだろう】
ある夫が妻に「洗濯をシワが伸びるように干しておいて欲しい」と頼まれました。夫は(これくらい許容範囲だろう)と少し気をつけて干しましたが、妻に「シワが伸びるように頼んだのに一本釣りじゃない!」と怒られてしまいました。
【こんなこと言わなくても分かるはずだ】
先ほどの妻はこれまで数回、洗濯のシワが伸びるよう伝えたにも関わらず夫が同じことを繰り返す意味が分かりません。(私がこんなに嫌な思いをしていることは、言わなくても分かってるはず。それなのに繰り返すなんて何事?!)一方夫は自分の中では許容範囲内のことなので、妻がそんなに嫌な思いをしているとはサラサラ思っていません。
この様に相手の思考や感情を自分と混同して、同じモノサシで捉えるとイライラします。目に見えない相手の部分も自分と違うことを忘れずに関わることが大切ですね。
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まとめ
今回は、そもそも他の人間関係に比べ「なぜ夫婦関係は難しいのか?」を記事にしてみました。近くて、対等だからこそ意識して理解する必要がある相手。でも実は共通点の少ない相手。ここを認識することで、少しでも夫婦の関わりが楽になればと思います。
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