森へ帰ろうよ
2012年夏 遊人の杜(嘉麻市)で行われた森の木琴復刻祭
森の中に設置された44mの木琴がバッハの名曲「主よ、人の望みの喜びよ」を奏でる。
DOCOMOの携帯CMでカンヌ国際広告賞で金賞を受賞し世界中から注目された嘉麻市の森。
復刻祭には日本国籍を取得され、自然を愛する環境活動家のCWニコルさんの基調講演があった。
その中の忘れられないフレーズ「大人よ子どもを森に帰そうよ」
あれから約10年。
自分(自己)とは何か? 人間とは何か? いのちとは何か?を探求してきたつもりでいた。
しかし、とんでもない勘違い、おこがましさに気づいた。
いまだ草木にもなれない存在であるということ。
「大人よ子どもを森に帰そうよ」を人間という社会しかみていない視点でとらえていたことに、いまさらながら情けなくなってしまった・・・・
自然とは何か? 森とは何か?
それを自己・自我で捉えようとしても捉えられるはずがないと確信した。
自然を自然とみているのは誰か? 森を森とみているのは誰か?
あれから10年
森に伝える 森へ帰ろうよ!