![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/47078236/rectangle_large_type_2_9de3a16c637f66ee2b6df49bf70e97aa.jpg?width=1200)
【簡単!セルフ・ブランディング】好きな料理を聞かれたら、『北欧料理バイキング!」と答えるようにしています
ビジネスパーソンとして、即答できるように
事前に答えを用意しておくべき質問が、幾つかあると思います。
それは、会話を盛り上げることで商談相手や会議の出席者と距離感を縮めることで、円滑に進めることが目的です。
例えば、以下10のような質問です。
***********
〈ビジネスパーソンとして、事前に答えを用意しておくべき、10の質問〉
1. 将来の夢は?
2. 目標は?
3. 座右の銘は?
4. 尊敬するヒトは?
5. 好きな(影響を受けた)本は?
6 .好きなスポーツは?
7.好きな映画は?
8.休みの日は、ナニしてるの?
9 .趣味はナニ?
10. 好きな食べ物はナニ?
***********
上のような質問は、普段何気なく聞かれるものだと思います。
飲み会、打ち合わせ中、仕事の隙間時間・・・、会話の繋ぎなどで世間話として聞かれたりします。
油断して適当に答えてしまいそうですが、「優秀なビジネスマンを目指す人であれば、即答できるように仕込んでおく必要がある」と、私は思っています。
さて上記の10のような質問をされた際、答え方に正解があります。
どう答えたら良いか解説してみます。
■何気ない質問にも、全力でこたえよう。油断禁物です
まず最初1〜5番目については、日頃から自分に向き合い真剣に考えて、誠実に答えるべき質問です。
将来像を具体的に思い描いたり、座右の銘を持つことはビジネスマンなら必須ですよね。
では、”6〜10番目のような質問をされたときに、どう答えるべきか?”について書きます。
これらは時間つぶしや場繋ぎのときが多い質問だと思いますが、侮ってはいけない質問です。
ここで、私のエピソードを書かせていただきます。
15年ほど前、某大手企業の役員クラスの方と打ち合わせ後、ランチを同席することになりました。
その役員とは付き合いが長く、いろいろと世話を焼いてもらうことが多く、私にとってはメンターのような存在です。
食事中、「 ワダなおさんは、好きな食べ物はナニかありますか?」と聞かれました。
確かその時は普通に「お寿司ですね」と答えたと思います。
すると直ぐに「なぜ?」と聞かれました。
特に理由がなかったので言い淀んでいると、その方は、まだ若かった私に言いました。
「仕事中、こんな質問を聞かれても、質問する方は、予想外の答えが戻ってきて場の繋ぎになればラッキーぐらいの気持ちで聞いてきているだけだよね。
あわよくば話題が広がって、時間が潰せればイイとしか考えてないから。
しかし、答える方としては、油断してはダメだ。
いい加減に答えるか、しっかり話題を提供するかで、印象に残る人間になれるかどうかの境目になる。
これはテストなんだよ」
当時の私はまだ社会人になりたてで、いまいちピンときませんでしたが、今では実感するようになりました。
まず、他人の好きな食べ物なんて基本的に興味がないのは前提ですから、この質問から話題を広げるのは難しそうです。
もちろん、この「好きな食べ物は?」の質問に対して、見え透いたウソもよくありません。
ですので、実にセンスが問われます。
では、いま私がこの質問に対して、何と答えているか書きます。
「私の好きな食べ物は北欧料理のバイキングです!」
そして、こう付け加えます。
「なぜかというと、バイキングはエンタテインメントだと思うんです。
あの演出感は、いくつ歳を取ってもワクワクがたまらないんです!」
その後は実際に美味しかったお店の情報を具体的に挙げたり、日本のバイキングの歴史など、ウンチクを披露して盛り上げるようにしています。
自分の名誉のために付け加えると、最近はバイキングをビュフェと呼ぶことや、バイキングは北欧料理ではないことも、もちろん承知です。
しかし、とにかく自分という存在を相手に印象づけることが最大の目的です。
ですから、この答えを使うようになって、充分にその目的は果たしていると思います。
■最後にまとめ
ほんの些細な会話ひとつでも、一流と呼ばれる方々は常に気を回し、チャンスを活かしています。
まずは10の質問に真剣に向き合い、自分なりの答えを出し記録に残して、チャンスが来たら披露してみてはいかがでしょうか。
本は週3冊ペースで読んでいます。ビジネス書を中心にオススメする書籍を紹介しています。