【無料】【インスタのファンを増やす】再生回数が伸びるリールの作り方
昨年から、インスタで新しく使えるようになった機能「リール」。
私も最初は何のためにどうやって使っていけばいいのか全く分からず、手を付けていませんでした。
しかし、今年になってリールに力を入れてみたところ、新しくフォローしてくださる方がグーンと増えました。
\私のインスタはこちら/
私のリールでは、1番再生回数が伸びたものは7.8万回、いい感じのものは2~4万回ほど再生されています。
この数か月間、いろいろ試行錯誤して検証しながら、リールを投稿してきました。
その結果、「こういったリールは伸びやすい、伸びにくい」ということが体感的にわかってきました。
新しいフォロワーさんやファンを増やすために、リールは有効であると私は感じています。
普通の投稿よりも、リールの再生回数が伸びれば、フォロワーが増えるスピードがグンと速い気がしています。
自分のインスタをまだ知らない方に、知ってもらえるチャンスに繋がります。
フォロワーやファンが増えると…
①「フォロワー=自分のファン」なので、「フォロワーが増える=お客さんが増える」
②作品の販売数が増えたりレッスンが増えて、売り上げがアップする
③ファン(フォロワー)が増えることで信頼感のあるアカウントになる
(フォロワーが50人のアカウントよりも、5,000人のアカウントの方が信頼感がある)
ということになります。
インスタでは、自分や作品の魅力を「どう上手に発信していくのか」が大事だと思います。
上手に発信をした結果、自分のインスタグラムに興味のある人のところまで情報が届きます。
「インスタの更新をがんばっているのにフォロワーが全然増えない」という方は、『発信の方法が間違っている』という可能性が高いです。
リールは、インスタグラムで効率的に情報を発信するためのツールの1つです。
インスタグラムは無料で使えるアプリです。
無料で使えて、上手に発信すれば自分の仕事の売り上げをグンと伸ばすことができます。
こう思われている方は、このタイミングからでも遅くはないので、ぜひリールにも力を入れてみていただきたいなと思います。
(リールだけではなく、普段の投稿ももちろん大事です!)
今回こちらの講座で私がお伝えすることは、私が調べたこと・聞いたこと・実際に実践してわかったことをまとめています。
そのため、私の主観によるものもあるので、この講座の内容が「100%正しい」ということはありません。
この講座を「1つのヒント」にしていただき、自分らしく発信ができるお手伝いができたらいいなと思って作っています。
この講座は、リールの基本やポイント・コツやこういったリールなら再生回数が上がりやすいのではないか、というヒント集になっています。
ぜひこの講座を参考にしていただき、自分らしく楽しくインスタグラムでこれからも発信をしていただければ私もうれしいです。
リールって、そもそも何?
リールとは、「TicTok」という音楽付きのショートムービーが投稿できるSNSが人気になったことにより、似たような機能をインスタグラムが取り入れたものです。
\実際のリールはこちら/
15秒や30秒などの短くテンポのいい動画が特徴です。
(今後は60秒の動画も作れるようになるという噂も)
\こちらをタップすると動画が見れます/
「リールって何?」
いろんな方のリールを実際に見ていただければわかりますが、再生回数がとても伸びているリールと、まったく伸びていないリールがありますよね。
▶リールは、ただ動画を載せればいいというものではありません。
インスタをお仕事に使っている方は、再生回数が伸びるようなリールを戦略的に作って投稿していきましょう!
再生回数が伸びやすい【3つの基本ポイント】
リールの再生回数を伸ばすために、まず基本のポイントとなるのがこちらの3点です。
私が大事だと思う、この3つのポイントがまずできていないという方がとても多いです。
【ポイントその1】
①写真のスライドショーではなく、テンポ感のある動画を載せる。
リールは「動画」です。動画のコンテンツには、写真ではなく動画を載せましょう。
リールに、写真のスライドショーを載せている方を見かけることも多いです。
▶写真のスライドショーのリールに載せる利点はなんでしょうか?
私は、写真を見るときには「作品をじっくり見たい」「この作品はどう作っているんだろう」「この生地やリボン、かわいいなぁ」「写真の撮り方、上手だなぁ」と思いながら見ています。
写真の場合、興味のある内容のものなら「自分のペースでじっくり見たい」と思うはずです。
しかし、写真をスライドショーにしてしまうと、じっくり見たい写真が1秒程度で次の写真にサッと変わってしまってちゃんと見れないんです。
(皆さんはそう思いませんか?「あぁぁ、もっとさっきの写真もっとちゃんと見たいのに~~~~」って思うことありませんか。)
逆に写真がゆっくりスライドショーで流れている場合(1枚につき5秒とか)には「お、遅い…早く次の写真見たいけど、遅すぎる。もういいや。」となって見るのをやめてしまいます。
スライドショーの写真スピードは、遅くても早くてもダメ。
写真を見たいスピードは人によって違う。
そのため、「写真はスライドショーでは、伝えたいことがちゃんと伝わらない」のではないかと、私は感じてしまいます。
なので、私は「写真」の場合にはリールでスライドショーにするのではなく、普通の「投稿」で複数枚投稿にするのがおすすめです。
(通常の投稿では、写真は10枚まで投稿できます。)
そうすれば、せっかく自分の写真に興味を持ってくれた人に、じっくりと写真を見てもらうことができます
(※写真をスライドショーのようにまとめて見せたい場合には、【ストーリー】に1枚1枚投稿して、【ハイライト】というストーリーを保存しておける場所に入れておくのもオススメです。ハイライトなら自分のペースで進んだり戻ったりして見ることができ、種類別のフォルダのようにしてハイライトを作っておくことができます。)
リールでは、「動画」でしか見せれないものを載せるようにするのが再生回数が上がりやすいポイントです。
例えば、お掃除の動画で「とても汚れている場所を掃除してピカピカにする早回しの動画」って面白くないですか?
(私は結構好きです)
他には、「動物や赤ちゃんが動画で実際に動いているもの」「スポーツなど写真では伝わらないもの」「実際に何かを作っている様子」「何か作業をしている様子」などなど、動画だから良さが伝わるものってたくさんあります。
ご自身のインスタグラムの発見欄(虫メガネマークのところ)から見ると、どんなリールが出てきて、どんなリールが面白いと感じますか?
「動画で見ておもしろい」と思えるものでないと、見たいと思いませんよね。
1つのものを「ダラダラ~」と映しているような動画ではなく、展開がパパっと変わる動画の方が面白く感じます。
他の方がどんなリールを投稿していて、どんな投稿なら再生回数が伸びているかどうかをチェックするのも勉強になります。
同業の方が、どんなリールを作っているのがをチェックして、再生回数が伸びているものを参考にするのも有効です。
(丸パクリはよくないですが、構成や映し方を参考にするのはいいかと思います。)
自分にもできそうだなと思うリールは、自分でもチャレンジしてみるといいと思います。
(※ただ、ダンス系が流行ってるからといって、ハンドメイドのアカウントでそれをやるのは違います!きちんと自分のカテゴリーが同じ人(例えばハンドメイド系ならハンドメイド系のアカウントの人)を参考にしてください♩)
【ポイントその2】
②多くの人が知っていて、テンポのいい人気の曲を選ぶ。
リールは、動画に音楽をつけて投稿することができます。
「誰も知らないような曲」や「しっとりしている曲」を選ぶよりも、「誰もが知っている人気曲」「テンポのいい明るい曲」のほうが再生回数が伸びていると感じます。
リールで音楽を選ぶときにも「トレンド」の曲をインスタグラムがおすすめしてきますよね。
トレンドの曲は、今人気のある曲です。
「その曲を最後まで聞きたいから、動画を最後まで見る」という方もいます。
また、テンポがゆっくりでスローな曲を合わせるよりも、テンポのいい曲を合わせた方が動画が楽しそうに見えます。
そのため、リールに使う音楽は「今人気がある、テンポのいい明るい曲」がおすすめです!
▶たまに、リールの音楽を選ぶ際に「人気の邦楽の曲が出てこない」「変な洋楽しか選べない」という方がいらっしゃいます。
そういった場合には、「ビジネスアカウント」から「クリエイターアカウント」(またはその逆)に変更すると、音源が使えるようになることがあるそうです。
音楽が選べないという方は、一度お試しください。
(ビジネスアカウントとクリエイターアカウントを変更しても、インサイトなどは消えません。「個人アカウントに切り替える」を押してしまうと、今までのインサイトが消えてしまうので気をつけてください。)
【アカウント設定の切り替え方】
ご自身のプロフィール画面右上の「三本線の部分」から「設定」を開きます。
「設定」の中から「アカウント」とタップし、「アカウントタイプを切り替え」をタップします。
「クリエイターアカウント(ビジネスアカウント)に切り替える」という部分をタップします。
そうするとクリエイターアカウントに切り替えることができ、音源が使えなかった方が使えるようになったという場合があります。
【ポイントその3】
③動画は正方形ではなく、きちんと9:16のリールの形にあった動画を撮る。
リールの動画は、9:16の縦長の長方形で再生されます。
(リール一覧から再生した場合)
正方形の動画で撮ってしまうと、リール一覧からリールを見たときに上下が黒くなってしまってしまいます。
下の画像の左の動画のようになってしまいます。あまり見た目がキレイではありませんよね。
せっかく載せるなら、上から下まできちんと映るように9:16で撮った動画を載せるのがおすすめです。
そのため、動画を撮る際には『わざわざリールのために縦長の動画を撮る』ことになります。
(今まで撮った動画だと9:16になっていないことが多いため)
インスタグラムのリールから直接動画を録画することもできますが、とても暗いので、私はfoodieを使って9:16になるように動画を撮っています。
実際のリール撮影方法【動画で紹介】
リールの撮り方①
\こちらをタップすると動画が見れます/
私は「foodie」というアプリを使って動画を撮っています。
(動画も写真も明るくキレイに撮れます。)
今回の動画なら「ミニサイズのコロコロクリーナーは、バッグにもポンと入って便利だし、かわいいし、おすすめ!」ということを伝えたいので、その内容が伝わるように動画を撮っていきます。
この内容を伝えるためには、「実際にバッグから出す。コロコロの部分を出して、実際にコロコロしてみる。またバッグにしまう。」という流れがいいかなと思うので、実際に動画を撮ります。
この時に私は秒数は気にしていません。
(あとで他のアプリで速さは調節します)
動画は9:16の縦長の長方形で撮ります。
リールの撮り方②
\こちらをタップすると動画が見れます/
動画を撮った後に、リールの表紙用の【写真】を9:16で数枚撮っておくと、表紙に使えて便利です。
私はその写真に文字入れの加工をしますが、加工をしなくてもそのままの写真を表紙に使うことができるので、ぜひ撮っておきましょう。
リール一覧では、長方形の状態で写真が表示されます。
しかし、投稿一覧では1:1で表示されてしまいます。
そのため、表紙を作る場合には、1:1で表示されたときに文字や商品などの見せたいものが見切れないように気を付ける必要があります。
リールの撮り方③
\こちらをタップすると動画が見れます/
撮った動画を「CupCut」や「VLLO」というアプリで編集します。
ご自身が使いやすいアプリを使ってください。
私はこのアプリを使って「速度」を早くしています。
ダラダラ進む動画よりも、テンポよくパパっと展開する動画の方が離脱する人(動画を見るのをやめてしまう人)が少ないと思うため、そうしています。
30秒ゆっくり展開するよりも、2倍の速さで進む15秒の動画の方が、離脱が少なく最後まで見てもらえると思います。
他には、動画の音声を0にしたり、文字入れもアプリからすることもできます。
リールの撮り方④
\こちらをタップすると動画が見れます/
インスタグラムの「リール」から、音源を選び、文字入れをしていきます。
音源は「トレンド」の人気の曲から選ぶのがおすすめです。
文字入れは、ストーリーで文字を入れる方法とほぼ同じです。
右上にある「Aa」というボタンから文字を入力することができます。
書体や色もストーリーと同じように選べます。
動画のどこからどこまでこの文字を入れたいのかも設定することができます。
▶文字入れがうまくできない場合や時間がかかりすぎてしまうという方は、文字なしのリールでもいいかと思います。
リールに慣れてきたらぜひ文字入れもチャレンジしてみてください。
※文字は、上の方や下の方に入れてしまうと、見切れてしまう場合があります。なるべく中央に寄せて置いてあげると見切れることがないのでおすすめです。
「リール一覧」から見る場合(上から下まですべて見える)と、「投稿一覧」で見る場合(上と下が少しカットされてしまう)の見え方が異なるためです。
【リール一覧から見た場合】
【投稿一覧から見た場合】
見比べると、投稿一覧の方の動画は少し小さくなっているのがわかると思います。
リールの撮り方⑤
\こちらをタップすると動画が見れます/
私はリールの表紙を作る場合、「Inshot」や「Canva」というアプリを使って作っています。
ご自身が使いやすいアプリで作ってください。
表紙の画像の大きさも9:16ですが、上と下は投稿一覧に載った時に見切れるので、1:1になった時に大丈夫かどうか確認します。
※画像を作って保存した後に、ご自身の「カメラロール」を見ていただくと1:1の状態なので、そこで文字が切れていないかどうかの確認ができます。
もちろん表紙も文字なしでもOKです。
リールの撮り方⑥
\こちらをタップすると動画が見れます/
キャプション(投稿に載せる文章)を書いて、カバー(表紙)を設定します。
※動画内で説明している「動画の切り取り」は、アカウントによりできる場合とできない場合があります。
リールを数回投稿しただけで諦めない
数回投稿してみて「私にはリールは向いていない。センスがないんだ。」と諦めていませんか?
リールはもちろん、通常のインスタの投稿もそうですが、大事なのは「継続して続けること」です。
例えばですが、あなたのお子さんが「イチローみたいにヒットが打てる野球選手になりたい」という夢があったとします。
そこで、一緒にバッティングセンターに行きました。
さっそく、バッティングの練習をします。
初めてバッティングをするので、いまいちやり方がわからないですが、周りの人のマネをして始めてみます。
1球目、当たらない。
2球目、当たらない。
子ども「当たらないから、ぼく野球向いていないみたい。もう練習するのやめる。」
…と言い出したらどう思いますか?
「え??練習したらきっとうまくなるから、続けて練習するのが大事だよ!そんな簡単に諦めないで!」と言いたくなりませんか?
私は、インスタの投稿も一緒ではないかなと思います。
1回2回投稿しただけで、成果が出ないのは当たり前です。
私は、4年間ほぼ毎日のようにインスタを更新し続けてきました。
ここ数ヶ月間はリールも積極的に更新してきました。
その結果が、今のフォロワー数に繋がっています。
バッティングと同じように、インスタグラムも「正しいやり方を知って、練習を繰り返すこと」が大事だと思います。
そうすることで、ある日ヒットやホームランが打てるようになります。
練習を繰り返すことで「こうすれば当たりやすくなるんだな」とか「これはホームランいけそうだな」という感じがつかめるようになってきます。
なので、数回リールを投稿しただけで「私はリール向いていない」とか「もうリールを投稿するのやめた」とならないでいただきたいなと思います。
【継続】することで、自分がどういった投稿が伸びやすくて、どういった投稿は伸びないのかがわかってきます。
私はリールを30投稿くらいしたくらいに「私のインスタの場合、こういうリールだと再生回数上がるな」というのがわかってきました。
リールで、フォロワーさんやファンを積極的に増やしたいと思っている方は、まずは30回ほどリールを投稿することを目標にしていただきたいなと思います。
ただ、やみくもに投稿しても意味がありません。
野球も、間違ったやり方でずっと練習しても上手にはなりませんよね。
野球なら、「どういったバッティング方法なら球に当たるのかを知る」ことが大事です。
つまりインスタなら、「どういったリールが伸びるのかを知る」ことが大事です。
ここで気をつけてほしいのが「私が伸びやすいリールの内容」と、「あなたが伸びやすいリールの内容」は違うということです。
なぜなら、私のフォロワーさんと、あなたのフォロワーさんが全く異なるからです。
フォロワーさんが全く異なるということは、その方たちが「興味を持っているものが違う」ということになります。
もちろん【こういった内容は伸びやすい】といったものもあると思います。
(ハンドメイド系なら、「実際に作品を作っているリールは伸びやすい」など。)
しかし、これはご自身のインスタでリールを投稿していって検証してみるしか答えはないと思います。
リールを30投稿程度していただくと、ご自身の伸びやすいリールの方向性がわかってくるはずです。
やみくもにリールを投稿していっても「どういった方向性のリールが伸びやすいか」がわからないと思うので、ざっくりとしたテーマを考えてリールを作っていくのがおすすめです。
今回、私がハンドメイド系でインスタをしている方に向けて、こうしたテーマ(方向性)で検証してみてはどうかなというテーマ例を作りました。
「自分でテーマを考えるのは難しい」という方は参考にしてみてください。
ハンドメイド系のアカウントの方におすすめのテーマについて
ハンドメイド系の方のインスタなら「こうした内容のリールが伸びやすいのではないか」というテーマをご提案させていただきます。
▶どういったテーマの内容のものが伸びやすいかは、ご自身のインスタのフォロワーさんによります。
自分のフォロワーさんが「いいね」を押したくなるようなリールを作るのがポイントとなります。
そのため、私のインスタでは伸びやすいけど、ほかの方のリールでは違う内容のリールの方が伸びる!ということもあります。
大事なポイントは「自分のインスタでは、どういった内容のものが再生回数が伸びやすいかを実際に投稿してみて、検証して把握する」ということです。
「どういった内容のものが自分のインスタでは伸びやすいのか」を知るには、実際にいろんな内容のリールを投稿して再生回数を検証してみるしかありません。
「どういったテーマのリールが伸びやすいか」を知る
今回私から、ハンドメイド系の方に向けた6個のテーマを提案させていただきました。
できそうな内容のリールを作って投稿してみて、どういったテーマのものが自分のインスタで伸びるかを見ていきます。
その間に通常の投稿もしていくことになるので、投稿とリールをバランスよく載せていくのがいいかと思います。
※例
月曜日:通常投稿
火曜日:リール
水曜日:通常投稿
木曜日:通常投稿
金曜日:(投稿なし)
土曜日:リール
日曜日:通常投稿
私はこのようなバランスで投稿しています。
しかし、ほぼ毎日投稿するのが難しいという方も多いと思います。
※例
月曜日:通常投稿
火曜日:(投稿なし)
水曜日:リール
木曜日:通常投稿
金曜日:(投稿なし)
土曜日:(投稿なし)
日曜日:通常投稿
月曜日:リール
火曜日:(投稿なし)
というようなバランスでもいいかと思います。
自分で継続しやすい投稿頻度やバランスを決めて、インスタグラムの投稿やリールを作ることも仕事の一部と思って取り組んでもらうといいのではないかと思います。
こうして、合計で30個ほどいろんなテーマでリールを投稿していくと、「再生回数が伸びやすいテーマ」と「伸びにくいテーマ」で、再生回数に差がついてきます。
(比較がわかりやすいようにリールを投稿する時間帯は同じにしていくとわかりやすいです)
検証するには、数個リールを投稿しただけではわからないので、1つのテーマを複数回投稿して検証してみていただきたいなと思います。
だんだんと「伸びやすいテーマ」がわかってきたら、同じテーマでどんどんリールを作っていきます。
ハンドメイドをしている方なら、いろんな作品が作れると思いますので、同じテーマでも作品や生地を変えれば、新しいリールが作れます。
「自分が伸びやすいテーマ」が3種類くらいにしぼれたら、それらのテーマを順番に作ってもいいかと思います。
※時間がなくて、しっかりと内容が考えられない場合もあります。
そういったときにはパッと思いついた、適当な内容のリールを投稿することも私はあります。
「何も投稿しない」よりも、「下手でもなんでもいいから、投稿できる日は投稿する」ようにしています。
リールを30個以上も作らなきゃいけないの…?とちょっと嫌気がさしてしまったかもしれないですが、「今回のリールは当たるかな~??」とワクワクしながらリールを作っていただきたいと思います。
リールの再生回数は、数日後からじわじわ~~と伸びていくことが多いです。
最初は再生回数が伸びなくても、数日後や数週間後に気が付いたらめちゃくちゃ伸びてる!ということもあります。
なので、再生回数は2週間~1ヶ月程度じっくり観察していくと、あとからグーンと伸びるリールも多いです。
【ハンドメイド系の方におすすめのリールのテーマ6選】
①「before→afterリール」
\実際のリールはこちら/
このテーマは、私のリールではとても伸びるテーマです。
(40リール投稿した中で、この内容の動画はほぼすべて再生回数が伸びています)
beforeでは作品に使う布や資材を映しておいて、afterでは完成品を映しています。
作り方はほぼわからない状態になるように、動画を撮っています。
\実際のリールはこちら/
リボンを作る方なら「作る前のリボンの動画(カットする前や、カットする部分の動画)」→「リボンの作品の完成形の動画」になる、という感じです。
リバティ作品なら「リバティの布だけの状態の動画」→「完成品の動画・実際にどうやって使うのか」という内容がおすすめです。
\実際のリールはこちら/
※他講師様のオリジナルリボンでこうしたリールを作る場合には注意が必要です。
基本的に、【製作途中の映像や画像をSNSに出すことを禁止している】ことが多いです。
そのため、制作途中の写真や動画はリールだけではなく、投稿に載せるのもやめましょう。
(例えば、リボンのワイヤー部分が見えてしまっていたり、何㎝でリボンをカットすればいいのかがわかってしまうような動画もやめておいたほうがいいです。)
オリジナルリボンの規約に「製作途中のものはSNSなどでアップしないようにしてください」と記載がある場合もあります。
オリジナル作品は、法的に著作権などが発生するものではありませんが、こうした細かい部分には気をつけるようにしましょう。
②「作品の使い方紹介リール」
写真だけでは、「その作品の使い方がわからない」ってこと多いですよね。
その作品を作っている自分は当然わかっていますが、実物を見たことがない人にとっては、「何のためのどういったときに便利な作品なのか」を写真で伝えるのが難しい場合が多いです。
(例えば、仮置きマスクケースや除菌ジェルホルダーなどは、初めて見る方は使い方がわからないと思います。)
私の場合、そういった作品をリールの動画で紹介すると、再生回数が伸びやすいです。
(そして、その通信レッスンも売れやすくなり、一石二鳥です。)
商品販売やレッスンをしている人は、すべての作品を1点ずつ紹介するという感じでリールを作っていただいてもいいかと思います。
(「この作品のおすすめポイントは○○で、この色が1番人気です!」「大人気商品なので限定販売5点のみです」「レッスンではこちらのリボンが1番人気!実際につけるとこんな感じです♩」など、リールから多くの方にアピールすることが可能です。)
※リールには、写真のスライドショーではなく、動画で可愛く見せられるようにしていきましょう♩
\実際のリールはこちら/
リボンの作品なら、バナナクリップやバンスクリップの「使い方がわからない」という方も多いです。
「髪を実際にどう束ねるのか」がわかりやすいリールを作るのもおすすめです。
ポーセラーツなら、実際のティータイムの様子を撮るのもいいと思います。
「買ってきたケーキをお皿に乗せる→紅茶を入れる→ケーキを食べているシーン」など、顔は出さなくても『実際に食器を使っているところ』の動画は撮れると思います。
食器以外でも、作った作品の花瓶にお花をいけるシーンや、ハンドソープなどを「実際に使っている動画」をぜひ撮ってみてください♩
\実際のリールはこちら/
リールで商品を紹介する際には、「実際にこの作品を使っているイメージ」が伝わりやすいようにするのがおすすめです。
実際にマスクケースにマスクをしまってみたり、ジュエリーケースにお気に入りのアクセサリーを入れたり、コロコロクリーナーを使っているところなど、実際に使っている雰囲気がでるような動画を撮ってみましょう!
③「これなーんだ?リール」
パッと見ただけでは、何用に使うのかがわからない作品に使うのがおすすめ。
「意外性にビックリ!」という動画も展開があり、面白い動画になります。
例えば、「四角の可愛い花柄のケースの動画『これなーんだ?』」→「実は…コロコロクリーナーなんです!(ビックリ)」という内容です。
\実際のリールはこちら/
「コロコロに見えない!」「可愛くてほしくなる♡」ということを見た人が思ってくれたら「しめしめ…(にやり)」という感じです。笑
「何かわからないような作品がない」という方は、作品をめっちゃアップに撮って「これなーんだ?」→「今1番人気の花柄のリボンでした~♩ほら、バナナクリップで髪にこうやってつけるとめっちゃかわいいでしょ~♡」みたいな感じでも撮れるかと思います。
▶「これなーんだ?」と言われると、普段なら対して気にならない作品であっても「え、なんだろう??」と自然に考えてしまい答えが知りたくなります。
そのため、そのリールをつい最後まで見てしまう、ということがあると思います。
④「よく聞かれる質問に答えるリール」
【生徒様やインスタでよく質問されること】は、【多くの方が知りたいと思っている情報】です。
その質問をリールの動画に合わせてシェアすると、再生回数が伸びやすいです。
こうしたリールも、写真のスライドショーではなく、動画で撮った方がおすすめです。
文字入れで「質問」→文字入れで「質問の答え」を入れていきます。
\実際のリールはこちら/
よく聞かれる質問でなくても、勝手に質問にしてしまうこともできます。
例えば、「おすすめのハサミってありますか?」→「私はこのハサミが1番使いやすくてお気に入り!○○っていうハサミだよ!」という風に作ることができます。
こちらも、先ほどの「これなーんだ?」と同じように「おすすめのハサミは?」と書かれていたら、答えが知りたくなってしまってリールを最後までみてしまう、という心理にうったえています。
⑤「リボンなど作品の着用動画系リール」
これは私は全く伸びなかったリールです。笑
「実際にこのリボンをつけてみたらこんな感じだよ♩」という動画を撮ります。顔を出さなくても大丈夫ですし、お子さまにモデルになってもらってもいいかと思います。
リボンレッスンをされている方は、実際にリボンをつけている動画があると大きさなどがわかりやすいのでこうしたリールはおすすめです。
\実際のリールはこちら/
⑥「便利グッズ紹介リール」
ハンドメイドをしていると、誰かにおすすめしたい便利なグッズがあると思います。
そちらを紹介するリールも、再生回数が伸びます。
\実際のリールはこちら/
おすすめの資材はぜひ多くの方に教えてあげましょう♩
⑦オリジナルテーマを考えてみる
ご提案させていただいたのは以上の6種類ですが、自分で「こういうリールはどうかな」とオリジナルテーマをご自身で作っていただくのもおすすめです!
他の人とは違うリールが伸びれば、一気に伸びることもあります。
「どんな展開でどんな内容の動画だったら伸びるかな~」と考えるのも面白いと思います。
「自分で考えるのは難しい!」という方は、私が提案させていただいた6つのテーマから、ご自身の作品でできそうなものからどんどん挑戦していっていただきたいと思います。
「失敗したらどうしよう」といってなかなか挑戦できない方がいますが、人はあなたの失敗は特に気にしていません!笑
私も通信レッスンで、全然売れていない作品はたくさんありますが、「あの通信レッスン、全然売れてないよね~~」と思っている方はそんなにいないはず…。(ひそかに思っている方もいるかもしれませんが笑)
「失敗はただの情報」です!
「あ、そういうのはあんまり受けないんだな~ふむふむ。なるほどね~。」って思うだけでOKです!
私も再生回数が伸びていないリールはあります。
再生回数が伸びなくても、全然気にしなくて大丈夫です!
どんどんチャレンジしてみないと、ヒットは打てません。
練習しないとホームランなんて打てませんよね!
補足:2つのシーンがつながった動画の撮り方
▶①「before→afterリール」の作り方について
「before→afterリール」は、【作る前の状態】から【作った後の状態」の2つの動画を1つにつなげる必要があります。
\実際のリールはこちら/
なんだか難しそうに思われますが、作り方は思いのほか簡単なんです!
再生回数が伸びやすいので(私の場合は)、ぜひチャレンジしてみてほしいなと思います。
「before→afterリール」の作り方①
\動画はこちらをタップ/
beforeの動画を撮ります。
「before→afterリール」の作り方②
\動画はこちらをタップ/
afterの動画を撮ります。
「before→afterリール」の作り方③
\動画はこちらをタップ/
2つの動画をCupCutでつなげて、早回しにして、保存。
インスタグラムのリールでその動画を追加し、音源を選び、文字入れをする。
キャプション(文章)を入力し、カバー(表紙)を設定して、公開します。
補足:リールのキャプション(文章)の編集について
リールのキャプション(文章)ですが、最近まで編集できないと思っていました。
気が付いたらリールのキャプションも編集できるようになっていました!
(前からできたのか、仕様変更になったのかわからないのですが…)
文章に誤字脱字があっても、編集で直すことができるの安心してください♩
リールのキャプションを編集する場合には、リール一覧から編集したいリールを選び「・・・」の部分をタップします。
「・・・」をタップして「編集」をタップします。
そうすると文章を編集することができます。
リールを作る際のポイントまとめ
【基本の3ポイント】
①写真のスライドショーではなく、テンポ感のある動画を載せる。
②多くの人が知っていて、テンポのいい人気の曲を選ぶ。
③動画は正方形ではなく、きちんと9:16のリールの形にあった動画を撮る。
【テーマのご提案】
①「before→afterリール」
②「作品の使い方紹介リール」
③「これなーんだ?リール」
④「よく聞かれる質問に答えるリール」
⑤「リボンなど作品の着用動画系リール」
⑥「便利グッズ紹介リール」
⑦自分で考えたオリジナルテーマ
▶いくつかのテーマを数回投稿してみて、その中でも再生回数が伸びやすいテーマを投稿していく。
1つのテーマに絞ってしまうよりは、複数の伸びやすいテーマを見つけられるとネタもなくならなくて投稿しやすいと思います。
同じテーマでも作品を変えて、同じ作品でもテーマを変えれば、また新しいリールが作れます。
※例
・仮置きマスクケースのbefore→afterリール
・仮置きマスクケースの使い方紹介リール
・クマちゃんコースターのbefore→afterリール
・クマちゃんコースターの使い方紹介リール
生徒さんによく聞かれることや、ビックリされたこと、「それマネしたいです」と言われたことなどをリールにすると伸びやすいので、ぜひ普段からアンテナを張ってリールのネタを考えてみてくださいね!
私が実際に載せているリールを参考にしていただいても大丈夫です!
その際にタグ付けなどはいりません。
自由に参考にしてもらって大丈夫です。
(ネタが思いつかないときは、ぜひマネできそうなものから参考にして投稿してみてください♩)
今回の講座をヒントにして、ぜひこれから上手にリールを使って情報を発信していただけたら嬉しいです。
「インスタでの集客は大変」と思われている方は多いです。
しかし、インスタは無料で使えるめちゃくちゃ有益なSNSツールです。
インスタで上手に発信ができればできるほど、ご自身のファンやお客様や生徒さんたちが集まってきます。
毎日のように発信するのはなかなか大変ですが、ご自身のペースで楽しみながらやるのが1番の近道です。
これからも、皆様のご活躍を応援しています。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
今回も内容がモリモリになってしまいました。
私が今お伝えできる情報はすべて出し切りました!
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
質問やわかりにくいことがあれば、インスタのDMやLINEよりお気軽にお声掛けください♩
わかることでしたらお答えさせていただきます。
(わからないことは答えられないこともあります。)
NavyRibbon(ネイビーリボン)
成田祥子
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