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今さら聞けない!俳優・山田裕貴を推せる3つの理由

みなさん!アクティブな推しのために経済回してますか?今回は俳優界での私の最推し・山田裕貴(やまだゆうき)氏を、私が推せる理由についてご紹介します。
※以下敬称略でお送りします

山田裕貴って誰?

「海賊戦隊ゴーカイジャー」ジョー・ギブケン/ゴーカイブルー役でデビュー、数々のドラマや映画に出演を重ねて、「HiGH&LOW」シリーズの村山良樹役でバキッと知名度を高めた俳優です。
2019年度前期(2019年4月~)の連続テレビ小説「なつぞら」への出演も決まり、ますます活躍が期待されています(私に)。
詳しくはWikipediaとかをどうぞ!

では私が勝手に思っている、山田裕貴を推せる理由についてご紹介していきます。

理由その1:目が口ほどに物を言う

大きくてシャープさがあるキリッとした目元が印象的。そんな目元の演技がすばらしい。
セリフがなくても、ご機嫌、悲しい、疑い、いらだち、虚無、仕方なく笑う、狂気、何考えてるかわからない、いいこと思いついた、秘めた熱さ……。そんなものが目からバシバシと伝わってきます。

山田裕貴本人がメインで映っているようなシーンはもちろん、メインの人物の後ろや横にいるときでも、その目がきちんと何かを言っているので、こちらも目が離せないんです。

セリフのあるシーンやアクション、動きはもちろんですが、声を出していないシーンこそ、よくよく見てみてほしい俳優さんのひとりです。

なんて、ちんたら書いていたらいよいよサンテFXのCM出演が決まってましたね……!目ヂカラの目薬……うれしい……。

理由その2:作品世界で生きてる

俳優さんなので役を演じるのは当たり前。だけど山田裕貴の場合、演じているという以上に「生きている」ことを感じさせられます。

理由その1の、メインじゃないところでの動きがしっかりしているということもあり、演技を見ていると「コイツ(その役)普段からこういうことしてるんだろうな」とか「ああ、そういうことするのわかる……」とか、映像では見えていないところの生きざま、生活なんかが見えてくるし感じられるんです。

「きっとこういうやつに違いない」と思えたら、そのときすでにあなたには山田裕貴が演じる人物の生活が見えているはず。

私が「山田裕貴、作品世界でしっかり生きてるな」と感じたのはデビュー作のゴーカイジャーから。その後、ゴーカイジャー終了後間もないテレビドラマ「黒い報告書」で、ヒーローとは真逆の後ろ暗さを持った生活感を出す山田裕貴に目を剥いて驚いたものです。

理由その3:もうなんかすごい頑張ってる

頑張ってない俳優さんなんてそうそういないと思いますが、山田裕貴もむちゃくちゃ頑張っている俳優さんのひとりです。

山田裕貴がインタビューなどでよく話している言葉があります。

「死んだときニュースになる俳優になる」
「俳優という仕事はお客さんに見てもらわないと意味がない」

正しいニュアンスはちょっと違うかもしれないけど、こんなことをよく言っているんですね。こう思いながら演技のお仕事をしている俳優さんはたくさんいるかもしれないけど、口に出している人ってそれほど多くないんじゃないでしょうか。

特に2つめなんてまさにその通りで、いくらいい演技をしても、作品として世に出てお客となる誰かの目に触れないと、そのときの俳優の仕事って完結しないと思うんです。

そんなことを意識しながら、1人でも多くの人に見てもらうために、もっと売れたい!名前も顔も知られたい!「山田裕貴が出るから見る」を増やしたい!というハングリーさを隠さないところ。
それはスマートじゃないかもしれないけど、山田裕貴という男のまっすぐな思いを、ただのいちファンである私のようなモンにも届けてくれている気がして、孫を見守るような気持ちで応援したくなるのです。

出演作多いよ!とりあえず3つの「これだけは見て」

主演から脇まで、実に数多くの映画・ドラマに出演している山田裕貴。これから作品を見てみたい、見ていない作品を見ていきたいという人でも、どっから手を着けていいんだ!と悩んでしまうことがあるかと思います。

そこで、私個人がオススメしたい3作品をピックアップしてみました。もちろん、これ以外にもたくさんいい演技をしている作品がありますよ。手当たり次第に見るのもアリです。

1.「海賊戦隊ゴーカイジャー」(2011-2012)/ジョー・ギブケン(ゴーカイブルー)
本格的なデビュー作となったゴーカイジャーでは、勢いとたっぷりの自信で最前線を突っ切って行くレッドと海賊戦隊たちのしんがりをガッチリ守ってくれるような、熱くてクールな剣士を演じました。(あんなロン毛ポニーテールが似合う男性、なかなかいない……!)
正直、全部見てほしい!けど全51話もあるものをホイホイおすすめするわけにはいかない……ので、全51話のうち、ジョーメイン・多めの回とついでにこれも見て!な回をピックアップします。

第1話「宇宙海賊現る」…1話なので
第4話「何のための仲間」
第8話「スパイ小作戦」…ナイスバッティング
第10話「トランプ勝負」
第11話「真剣大騒動」
第12話「極付派手侍」
第17話「すごい銀色の男」…キャラ崩壊
第22話「星降る約束」
第23話「人の命は地球の未来」…かわいくなったよ
第30話「友の魂だけでも」
第38話「夢を掴む力」
第39話「どうして? 俺たち高校生」…学ランメガネ
第45話「慌てん坊忍者」…和菓子職人
太字…ジョーメイン&多め回

これでも多いよ!という方は、劇場版をどうぞ。
「ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」
「海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船」
「海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」
「仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦」…ほかのライダー・戦隊を見てないとちんぷんかんぷんかもしれないけど、ジョーがちょう頑張るのでおすすめ
「特命戦隊ゴーバスターズVS海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE」

2.「ガチバン ULTRA MAX」(2014)/安藤忠臣
スピンオフとしてシリーズにもなった「闇金ドッグス」の原点です。金髪で、ちょっと頭も悪くて、いかにも下っ端のチンピラという感じだけど……。
主人公・黒永勇人を演じる窪田正孝とのタイマンシーンは必見。途中「誰!?」ていう表情も出てて、ああこれは山田裕貴じゃなくて安藤忠臣なんだな……と思えます。

3.「ストロボ・エッジ」(2015)/安堂拓海
ラブを含んだ青春ストーリーものに出演すると、ヒロインのことが大好きなのにまったく結ばれない、報われない役が多いことでおなじみの山田裕貴の中でも、当て馬オブ当て馬と呼ぶにふさわしいのが本作。
教室や学校の風景に溶け込みつつ、グイッと出てくるところでは出てくる、役を生きるところをじっくり見られます。ラブも青春も苦手な私でも、これはスクリーンで見られてよかったなと思いました。

Q.「とはいえ結局顔なんでしょ?」

A.正直に言えば顔も大好きです

ゴーカイジャーのジョーに一目惚れしたのがスタートですしね。でも顔だけが好きならここまで作品追いかけてないです。

ルックスって個性という才能のひとつだと思うのです。ルックスがめちゃくちゃ好みで、そのうえ仕事である演技まで大好きになれる俳優なんて、そうそうカンタンに見つかるものじゃないですから。

そんなことを考えるとき、私は軽率に、こんな出会いに恵まれたこの世に祝福あれと願っています。

好きなことを好きなようにほめています